ハーツレンタカー 事故 トラブルにあったらどうする 良くある3つのトラブルの対処法

ハーツ 事故 トラブル ロサンゼルス
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海外でレンタカーを利用する際に避けて通れないのが、車のトラブル

大きな事故に遭うことは滅多にあることではないですが、ちょっとしたトラブルはどうしても避けて通れないと思います。

それでも、英語が得意な方は、問題がないかもしれませんが、私のようにほとんど英語が出来ないものにとっては、ちょっとしたトラブルでもかなり焦ります。

今回は、そんな英語が苦手な方でも安心して対処出来る方法をご紹介させて頂きます。

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ハーツレンタカー 事故にあったら

ハーツレンタカー トヨタ カムリの写真です。

アメリカでレンタカーを利用していて、不幸にも事故に遭遇してしまったら、以下の電話番号に連絡してください。

特に、人身事故や他車との接触、自走不可のような自損事故の際は必ず連絡を取り、その後の対応を必ず確認して行動するようにしてください。

(大きな事故の場合は、絶対に自己解決をしないでください。後々大きなトラブルに発展する可能性があります)

ハーツレンタカーは、日本語で利用出来る専用ダイアルを用意していますので、英語に自信がない方でも安心して利用することが出来ます。

ハーツレンタカー 日本語アシスタントダイヤル

TEL: 808-924-1789 (24時間・日本語対応)

なお、この番号は事故だけでなく、返却日時の変更や、車の操作など様々な問題に対応してくれます。

もし、上記のダイヤルがつながらなかったり、忘れてしまった場合は、以下の番号でも対応してくれます。

予約センター: 800-654-3131

返却日時の変更: 800-654-4174

緊急ロードサービス: 800-654-5060

電話先は、英語になりますので、「Japanese Desk Please」と伝えれば、日本語が話せる方と代わってくれます。

出典:ハーツレンタカー 日本語アシスタントダイヤルページより

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軽度のトラブル対応

レンタカーを運転していると、ちょっとしたトラブルや事故に遭遇することが多々あります。

車の運転操作やタイヤの空気圧等の問題は、特にご説明がいらないと思いますので、割愛させて頂いて、皆様がレンタル中によく遭遇しそうな3つのトラブルについてご紹介させて頂きます。

(すべて実際に経験したトラブルです)

軽度の事故でもその後の対応の仕方を理解しておくと、気持ちの部分でかなりの違いがありますので、ぜひ私の教訓をいかしてください。

車をこすった場合の事故対応

車のバンパーを擦ったときの写真です。

レンタカーを借りている間に最も起こしてしまいがちなトラブルがこちら。

車をこすってしまうことです。(状況によっては多少凹んでしまうような場合も含みます)

日本では、通常右ハンドル、右車線を走行しているのが、急に渡米後に、左ハンドル、左車線になるので、車両の感覚も少し狂ってしまいます。

そんな時に起こしやすいのがこの類の事故です。

写真の時は、ホテルの駐車場に、日本流のバックで駐車しようした時に、こすってしまいました。

日本で、自分の車であれば、対処の方法は簡単に思いつきますが、アメリカでレンタカーであれば、結構焦ります。(私も一瞬、焦りました)

そんな時の対処法は、2つあります。

  1. そのままレンタル最終日まで走行する
  2. ハーツレンタカーの営業所まで運転して車を交換する

この2つのどちらかを選択してください。

なお、どちらの場合であっても自走可能であることが大前提です。

バンパーやドアなどが変形してタイヤにぶつかっている場合など、無理をすれば走れるような状態の時は、絶対に運転しないでください。

ハーツレンタカーに電話で連絡を取り、ロードサービスを利用して対処してください。

実際の手続きの仕方については、後ほどご紹介させて頂きます。

窓ガラスが飛び石等でひび、または割れた場合の事故対応

フロントガラスにヒビが入った写真です。

フリーウェイを走る機会が多いアメリカ、特にカリフォルニアでは、飛び石の事故も良く起こります。

アメリカのフリーウェイは、日本のように走行している車線と、反対車線とを仕切るフェンスのようなものはほとんどありません。

そのため、反対車線の車が石をはねたり、何かを落下した場合などは走行車線に物が飛んでくることが良く起こります。

また、全体的に平均速度が日本の高速道路より速いために、前方を走る車からの落下物でも窓ガラスなどにヒビが入ることがあります。

写真の時は、フリーウェイを走行中に、まさに反対車線から少し大きめの石が飛んできた時の状況です。

最初は小さなヒビだったのが、ショッピングモールに数時間駐車していたら、全体的に広がってしまった状況です。

このような窓ガラスに損傷があった場合の対処法は、

  1. 安全に停車出来る場所から、ハーツレンタカーに電話をして指示を仰ぐ
  2. ハーツレンタカーの営業所まで運転して車を交換する

1番の場合は、窓ガラスなどの損傷が激しく、自走が不可能である場合は迷わず連絡して、指示に従って対処してください。

前方が見えない状態での運転は非常に危険ですので、絶対に運転しないでください。

2番の場合は、私のようにヒビが入っているが、自走するのに問題がない場合です。

但し、ロサンゼルスなどは、朝と夜との気温の寒暖差が大きいので、一晩でヒビが広がってしまう可能性もあります。

出来るだけ速やかにハーツレンタカーに向かってください。

現地での手続きは後ほどご紹介させて頂きます。

自走可能であっても激しいヒビがあったりした場合は、警察に停められる可能性もあります。

その際は、必ず警察の指示に従ってください。

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タイヤがパンクした時の事故対応

タイヤがパンクしたときの写真です。

アメリカでレンタカーを借りる時に起こりやすいトラブルの一つがタイヤのパンク。

フリーウェイや一般の道路も日本のように手入れや、清掃が行き届いていないので、様々なゴミが落ちています。

かなりの速度でそういったゴミなどを踏んでしまうとパンクに繋がる場合があります。

また、ショッピングモール等の駐車場には、スピードを落とすための段差があちらこちらにありますので、つい見落として勢いよく乗り越えてしまうとパンクに繋がる場合もあります。

さらに、左ハンドルによる見切りの誤りや、ショッピングモール、ホテル、モーテル等の駐車場でのいたずらなどもパンクの原因になりやすいです。

私の場合は、右折の際に勢いよく段差を乗り越えてしまったことが原因です。

このようにタイヤのパンクに遭遇してしまった場合の対処法は以下になります。

  1. 安全な場所に停車して、ハーツレンタカーに電話をし、ロードサービスを呼んでもらう
  2. 自分でスペアタイヤに交換して、ハーツレンタカーの営業所まで運転して車を交換する

1番の場合は、ご自身ではタイヤ交換が出来ない場合、タイヤが2本以上パンクしている場合、またはスペアタイヤが積まれていない場合の手段です。

ハーツレンタカーの指示に従って行動を起こしますが、車を渡して、タクシー等で帰るようになると思います。

2番の場合は、安全な場所でスペアタイヤに交換して、なるべく一般道を走ってハーツレンタカーの営業所に向かってください。

私はハイウェイを利用しなくては帰れない場所でパンクしたので、一番右側の車線をハザードランプを点滅しながら30分ほど走行してハーツレンタカーの営業所へ向かいました。

なお、タイヤの交換ですが、スマートフォンをお持ちで現地でLTE回線等に接続出来る状態であれば、ネットを見ながら交換することはそれほど難しいことではないと思います。

日本で練習出来る方は、事前に一度タイヤ交換を試しておくのも良いかと思います。

私は、スマートフォンで確認することの出来ない時代だったので、教習所以来、2回目のタイヤ交換でした。

曖昧な記憶を頼りに、何とか交換することが出来ました。

ハーツレンタカーに着いてからの手続きは、次の章でご紹介させて頂きます。

ハーツレンタカー 営業所での手続きの仕方

レンタルした日産のアルティマの写真です。

(窓ガラスが割れた時のレンタカー)

今までご紹介させて頂いた3つのトラブルで、ハーツレンタカーの営業所まで自走可能な方の営業所での手続きの方法です。

今回はロサンゼルス国際空港のハーツレンタカー営業所を例にとってご紹介させて頂きます。

(ロサンゼルス以外の州や地域でも基本的に手続きの進め方は同じです)

運悪く、ロサンゼルスで初めてレンタカーを借りて、事故に遭ってしまった方は、少し分かりにくいかも知れませんが、焦らずに行動すれば問題はありません。

一度でも、ロサンゼルスでハーツレンタカーをご利用になられたことのある方はイメージが浮かぶと思います。

まずは車を営業所内に持ち込まなくてはなりませんので、上の地図を参考にして、ナビ等を使って、営業所に向かいます。

エアポートブルーバードが返却時の入り口になりますので、RETURN の看板に従って、営業所内に入ります。

しばらく矢印に従って、RETURNの場所に向かいますが、カーブを過ぎた後に直進せず、右折して営業所の方へ向かいます。(直進するとスタッフが立っていてRETURNに案内されてしまいますので、注意してください。)

営業所周辺の安全な所に車を停めて、営業所内に入ります。

赤い線の先端の場所が車を停めやすいと思います。

周りにはバスや歩行者がいますので、運転には十二分に注意してください。

ハーツレンタカーの営業所の写真です。

写真は地図上の赤いラインの先端側にある入り口です。

人によってはレンタル時にここで手続きをされた方もいらっしゃるかと思いますが、カウンターはそちらではありませんので、注意してください。

ハーツレンタカー 営業所内の写真です。

奥に入るとこの場合は右側に、トラブル等の専用のカウンターがあります。

すぐにわかると思いますが、男性トイレと、女性トイレに挟まれた場所にあります。

こちらの列に並んで手続きを進めて行きます。

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Vehicle Incident Report ヴィークル・インシデント・リポート

vehicle incident reportの写真です。

専用のカウンターに並ぶ際は、写真にある、Vehicle Incident Report が必要になります。

この専用の用紙は、レンタルした車のダッシュボードに入っていますので、事前に確認しておいてください。

万が一、入っていない場合は、カウンターでもらえます。

リポートは、カウンターでその場で記入することも出来ますが、英語に自信のない私は事前に記入して持って行きました。

余裕のない場合は別ですが、事前に記入して行った方が、時間の短縮にもなりますので、その後の対応がスムーズに進みます。

リポートは一見、難しそうですが、記入する場所はとても限られていますので、安心してください。

Vehicle Incident Reportの写真です。

一番上の背景に色が付いている部分は、車両ダメージについて記入する部分です。

ここは、ハーツレンタカーのスタッフが記入する部分ですので、空欄で大丈夫です。

続いてその下の欄に、

RENTER/DRIVER STATEMENT : EXPLAIN THE CASE OF DAMAGE

という欄があります。

ここに事故の状況を記入します。

ここで少しハードルが上がる気がしますが、正直、かなり適当に書いて問題ありません。

この辺りは、状況が伝わればOKですので、google翻訳で訳したような英語を記入しておけば大丈夫です。

ex:I rubbed the car on the wall.(壁に車をこすった)scrubbedでもOKです。

Vehicle Incident Reportの写真です。

その次の部分は、今回レンタルした人の情報です。

名前、住所等、基本的な内容を記入します。

分かる所だけで大丈夫です。

Vehicle Incident Reportの写真です。

一番下の部分は、今回は特に記入の必要がない部分です。

Driver of Rental の部分は、事故を起こした際の運転者が、契約者と違う場合記入が必要になります。

Driver or Owner of Other Vehicle or Property

これは、他の車や、他の所有する何か(家とか?)にぶつかった場合に記入が必要です。

Persons Injured 

これは、けが人が出た場合に記入が必要になります。

この用紙を持って、カウンターのスタッフに見せれば、状況をすぐに理解してくれますので、次の行動を指示してもらえます。

お気づきだと思いますが、このVehicle Incident Reportは、今回のような軽度の事故だけでなく、大きな事故の場合も記入が必要となります。
万が一、大きな事故に遭遇した場合も忘れずに記入するようにしてください。
警察を呼ぶような事故の場合は必ずこの書類を見せておいた方が良いでしょう。

車両交換の手続き

無事、カウンターで事故の状況を伝えることが出来たら、スタッフからの指示がありますので、それに従って行動してください。

今回の3つのケースでは基本的に車は交換となります。

軽度の擦り傷の場合は、そのまま乗るか、交換するかと聞かれると思いますので、交換したいと伝えましょう。

窓ガラスの破損、タイヤのパンクは必ず交換になりますので、スタッフの指示に従ってください。

それでは、車の交換の手続きですが、余程の車両状況でない限り、乗ってきた車を移動しなくてはなりません。

手続きの流れは、以下になります。

  1. RETURNの場所へ車を移動する
  2. レンタル時に出口で受け取った書類をRETURNのスタッフに提示し、黄色いシールを貼ってもらう
  3. 再び事故カウンターに戻り指示を受け、新しい車両を受け取る

まずは、RETURNの場所まで車を移動します。

この時は、必ずスタッフのいる場所へ車を移動してください。

そして、その場で必ず先ほど記入したVehicle Incident Reportと、レンタル出口で受け取った契約書を提示してください。

その際必ず、「EXCHANGE」(エクスチェンジ)と告げてください。

これを告げないと、スタッフはそのまま返却と思ってしまう場合があります。

ここはかなり重要なポイントですので、忘れずに伝えましょう。

契約書に黄色いシールを貼った画像です。

スタッフが「EXCHANGE」を理解してくれたら、必ず最初の契約書に黄色いシールを貼ってもらうようにしてください。

このシールがないと交換の手続きに進めませんので、注意してください。

その後、再び先ほどのカウンターに戻って、この書類を提出します。

Vehicle Incident Reportは RETURN の場所で提出されますので、控えだけをもらっておいてください。

なお、カウンターに戻る際は、最初に受付をした方の方に持って行くようにしてください。

カウンターに一人しかいない場合は良いのですが、2人以上いる場合に、違う方に書類を出すとかなりややこしくなりますので、後ろの人に順番を譲ってでも最後まで同じ人に担当してもらいましょう。

カウンターでは、新たな書類をもらえますので、それを持って指示に従ってください。

ここからは、ハーツレンタカーのメンバーの種類によって対応が変わってきます。

GOLDメンバーであれば、最初のレンタルと同じように、GOLDのエリアから好みの車を選んで、出口で書類を提示して、終了です。

メンバー以外の方、または車両指定等をされている方は、新しい車の駐車している番号を指定されますので、そこに停まっている車をレンタルして出口へ向かえば終了です。

注意点

少し、感の良い方や、英語が出来る方の中には、最初に事故カウンターに寄らずに、Vehicle Incident Reportを自分で書いて、RETURN に持って行った方が手間が省けるのではないか?

と思うかも知れません。

実は、上記の方法でも問題なく手続きを終えることは可能です。

しかし、事故の状況によっては交換すべきか、どうなのか判断に迷う場合もありますし、一度Vehicle Incident Reportを確認してくれますので内容に不備があった場合、その場で指摘、修正してもらえます。

また、最初にカウンターの方に相談しておくと親身になって対応してくれますので、その後の手続きがスムーズに進むと思います。

この辺りは、レンタカーに慣れている方や、英語に問題ない方の好みになると思いますので、ご自身の責任の下に選択してください。

事故カウンターにいきなり黄色いシールの貼ってある契約書を持って行くと「交換して」みたいな感じになります。
事前に相談して、「どうしたらいいですか」という感じで行くと、あまり英語が出来ずに困っているんだなぁと言うスタンスで親切に接してくれるような気がします。

世界中どこでも同じだと思いますが、困っている人がいたら助けてあげようと思うのが人情。
特にカリフォルニアの人は親切だと思います。
少し手間がかかりますが、気持ちの良い対応は嬉しいですし、安心もすると思います。
個人的にはご紹介させて頂いたルーティンがやはりお勧めです。

レンタカー予約の際の注意点

レンタルしたシボレーの車の写真です。

少し話が前後しますが、今回の手続きを行う上で欠かせないのが、どの種類の保険に加入しているかです。

昔からよく言われるのが、「アメリカでは、基本料金は安いけど保険を足していったらレンタル料はかなり高額になる」という話です。

実際には、必要な保険を一つずつ足していくと確かに高額になってしまうのですが、日本からハーツレンタカーの公式サイトで予約をすると、パッケージプランを選択することが出来ます。

これは基本的なすべての保険と、ガソリン満タン分が含まれている、とてもお得なパッケージです。

万が一の事故を考えて、アメリカでレンタカーを利用する際は、このパッケージプランを選択することを強くお勧めします。

厳密に言えば、今回のケースについて通常のレンタルでも保険でカバーしてもらえます。
但し、自走可能で自分で営業所まで車を戻した場合に限ります。

事故の状況によっては、対人、対物があったりする場合や、ロードサービスを必要とする場合もありますので、運転に自信のある方もお守り代わりと思ってパッケージプランを選択しておいた方が間違いはないと思います。

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まとめ

事故後に交換してもらった車です。

(交換してもらった車両です)

いかがでしたか?

もしもの時の事故対応。

私が事故した時は、このような情報がなかったので、その都度かなり焦りましたし、どうしたらよいか不安にもなりました。

今回のような軽度の事故であっても、トラブルにあってしまうと、かなり不安になりますが、対応の方法が分かっているだけで、かなり安心度に違いがあると思います。

事故の状況によっては、少し手続きが違う場合もありますが、大まかな流れは一緒だと思いますので、ぜひ参考にして見てください。

今回の記事が、皆様のお役に少しでも立てば幸いです。

今回も最後までお読み頂きありがとうございました。

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