今回ご紹介させて頂く作品は、キリスト教にまつわる作品だけでなく、風景画や静物画、街の風景、一般の市民など多様なテーマの作品が誕生していく年代です。
有名な画家たちの作品も多数ありますので、ぜひ楽しんでご覧いただければ幸いです。
それでは早速ご紹介させて頂きます。
- Jacob van Ruisdael (1628-1682)
- Gerrit van Hees ( -1670)
- Charles de La Fosse (1636-1716)
- Jean-Baptiste Monnoyer (1636-1699)
- Jacob Jacobsz de Wet II (1640-1697)
- Arnould de Vuez (1644-1720)
- Nicolas Bertin (1667-1736)
- Jean II Restout (1692-1768)
- Charles Antoine Coypel (1694-1752)
- Jean-Baptiste Greuze (1725-1805)
- Hugues Taraval (1729-1785)
- Hubert Robert (1733-1808)
- Francisco de Goya y Lucientes (1746-1828)
- Pierre-Henri de Valenciennes (1750-1819)
- Georges Michel (1763-1843)
- Jean-Victor Bertin (1767-1842)
- Charles de Steuben (1788-1856)
- Eugène Delacroix (1798-1863)
- Paul Huet (1803-1869)
- Constant Dutilleux (1807-1865)
- Philippe-Auguste Jeanron (1808-1877)
- Amaury-Duval (1808-1885)
- Théodore Rousseau (1812-1867)
- Jean Francois Millet (1814-1875)
- Charles-François Daubigny (1817-1878)
- Alphonse Colas (1818-1887)
- Gustave Courbet (1819-1877)
- Johan Barthold Jongkind (1819-1891)
- Eugène Boudin (1824-1898)
- Pierre Puvis de Chavannes (1824-1898)
- Gustave Moreau (1826-1898)
- Jules Breton (1827-1906)
- Paul Baudry (1828-1886)
- まとめ
Jacob van Ruisdael (1628-1682)
Le champ de blé (1660)
オランダの画家、風景画を代表する画家です。
後世の画家に多大な影響を与えています。
作品は、小麦畑にかかる雲が見事に描かれています。
Paysage. Le Torrent (1670)
Gerrit van Hees ( -1670)
Paysage
オランダの画家ですが、詳しいことは分かっていないようです。
作風からルイスダールの影響を受けていると言われています。
Charles de La Fosse (1636-1716)
Jésus donnant les clés à saint Pierre (1700)
フランスの画家、ルイ14世の筆頭宮廷画家を務める。
Jean-Baptiste Monnoyer (1636-1699)
Fleurs et bas relief antique
リール生まれの画家で、花の作品を描いていました。
彼の著書で、「Le Livre de toutes sortes de fleurs d’après nature」は多くの芸術家に愛読されました。
Jacob Jacobsz de Wet II (1640-1697)
Paysage avec la fuite en Égypte
オランダの画家です。
Arnould de Vuez (1644-1720)
Sainte Cécile accompagnée de trois anges musiciens
リールで活躍した画家です。
Nicolas Bertin (1667-1736)
LE TRIOMPHE DE DAVID(1725-35)
フランスの画家、分類としてはロココ様式になるかもしれません。
作品は、ダビデとゴリアテの戦いのシーンです。
Jean II Restout (1692-1768)
LES PÈLERINS D’EMMAÜS (1735)
フランス、ロココ様式の画家です。
Charles Antoine Coypel (1694-1752)
Atalide et Roxane ou L’Evanouissement d’Atalide (1748) 右側
Psyché abandonnée par l’Amour (1730) 左側
画家一家であるシャルル・アントワーヌ・コワペルの作品です。
Jean-Baptiste Greuze (1725-1805)
PSYCHÉ COURONNANT L’AMOUR (1785-90)
フランスの画家で、当時は大変な人気画家でした。
作品はギリシャ神話のプシュケの物語のシーンです。
Hugues Taraval (1729-1785)
Le Sacrifice d’Abraham
Hubert Robert (1733-1808)
TERRASSE D’UN PALAIS À ROME (1776)
ロココ、後期の代表的な画家である、ジャン・オノレ・フラゴナールの友人です。
作品はローマを描いたものですが、現実と想像が一緒になっている作品です。
Francisco de Goya y Lucientes (1746-1828)
Le temps dit les vieilles (1808-12)
スペインを代表する画家、ゴヤ。
ロマン主義の画家ですが、様々な作品を制作していて、現代美術に繋がる重要なアーティストです。
Pierre-Henri de Valenciennes (1750-1819)
Paysage historique
フランス、新古典主義の風景画家です。
Georges Michel (1763-1843)
Paysage, Environs de Paris
フランスの風景画家です。
Paysage en bord de mer
Jean-Victor Bertin (1767-1842)
Paysage (1835)
フランスの風景画家、コローなどの師匠です。
Paysage (1835-37)
Charles de Steuben (1788-1856)
Jeanne la Folle attendant la résurrection de Philippe le Beau son mari (1836)
ピエール・ポール・プリュードン、ジャック・ルイ・ダヴィットなどの弟子であり、ドラクロワの友人でもあります。
新古典主義からロマン主義へ移行していきます。
Eugène Delacroix (1798-1863)
Médée furieuse (1838)
ロマン主義を代表する画家、ドラクロワの作品です。
Paul Huet (1803-1869)
EFFET DU SOIR, PAYSAGE (1830)
ロマン主義のフランスの画家で、ドラクロワの友人でした。
ターナーの影響も受けています。
Constant Dutilleux (1807-1865)
Paysage. Souvenir de Hollande (1865)
ドラクロワの影響を受けています。
コローの友人でもあります。
Philippe-Auguste Jeanron (1808-1877)
Paysans limousins (1834)
画家としてだけではなく、ルーブル美術館、国立博物館の館長としても活躍した。
Amaury-Duval (1808-1885)
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NAISSANCE DE VENUS (1862)
フランスにおけるラファエル前派に分類することが出来る画家です。
Théodore Rousseau (1812-1867)
La Seine à Villeneuve-saint-Georges
バルビゾン派を代表する画家です。
Jean Francois Millet (1814-1875)
LA BECQUÉE (1860)
農村をテーマに描くことが多かったミレー、バルビゾン派の代表的な画家です。
Charles-François Daubigny (1817-1878)
SOLEIL LEVANT, BORDS DE L’OISE (1865)
バルビゾン派を代表する画家です。
Alphonse Colas (1818-1887)
Elévation du Christ en croix (1848)
リール生まれ、主にリールで活動した画家です。
Gustave Courbet (1819-1877)
Marine ou Vue d’Honfleur (1850)
写実主義の中心的な存在でした。
Johan Barthold Jongkind (1819-1891)
Les Patineurs (1865)
オランダの画家で印象派の先駆者的な存在。
モネ、ウジェーヌ・ブーダンの友人です。
Eugène Boudin (1824-1898)
Le port de Camaret par ciel d’orage (1873)
海洋画家として有名です。
Le Rivage de Deauville (1897)
Pierre Puvis de Chavannes (1824-1898)
Le sommeil (1867)
壁画画家として有名なシャヴァンヌ。
この作品は、ウェルギリウスの叙事詩、「アエネーイス」の一節を示しています。
フランス美術史の中で、最初の象徴主義絵画と言われています。
Le sommeil
Gustave Moreau (1826-1898)
Erigone ou L’Automne (1883)
象徴主義の先駆者であるモローの作品です。
Jules Breton (1827-1906)
PLANTATION D’UN CALVAIRE (1858)
日常の風景を描くことの多かったフランスの画家です。
農民を初めて描いた画家でもあります。
Paul Baudry (1828-1886)
Supplice d’une Vestale (1857)
ナポレオン三世から、オペラガルニエ(ロビー)の装飾を依頼されました。
まとめ
いかがでしたか。
前回ご紹介させて頂いたバロック時代までの作品とはかなり様子が変わってきて、画風もかなり多様な作品が多くなってきていると思います。
キリスト教にまつわる作品から抜け出して、様々な対象を模索している時代でもあるので、作品を鑑賞する楽しみもさらに幅が広がると思います。
ぜひ皆様もそんなことを頭の片隅に置きながらこの時代を鑑賞してみてください。
今回も最後までお読み頂きありがとうございました。
リール宮殿美術館についての詳しい情報はこちらでご紹介させて頂いております。
その他のコレクションについてはこちらでご紹介させて頂いております。
合わせてご覧になってみてください。
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