もともとは修道院として利用されていた場所でしたが革命後は、兵舎や公的機関として利用されてきた歴史ある建物です。
宮殿前には綺麗に整備された庭園もありますので、天気の良い日にはのんびりと過ごすことが出来ると思います。
それでは早速ご紹介させて頂きます。
Palais Saint-Georges
Palais Saint-Georges パレ・サン・ジョルジュ
住所:Rue du Sergent Guihard, 35000 Rennes, フランス
特徴
歴史
1032年、ブルターニュのアラン3世がベネディクト会修道院を設立。
1670年、第38代修道院長である、Magdelaine de la Fayette(マグデレーヌデラファイエット)が建築家Pierre Corbineau(ピエールコルビノー)に依頼し現在の建物が完成。
1792年まで修道院として利用される。
革命中は、兵舎として利用される。
1921年に大規模な火災に見舞われる。
1930年、フランスの歴史的建造物に登録される。
2020年、市の行政機関がなどが入るオフィスとして利用されています。
出典:ウィキペディア Saint George Palace
外観
宮殿の幅はおよそ90メートルあります。
建物中央上部には、革命時に破壊された十字架が、1967年に復元され、今も掲げられています。
正面のアーチは19個あります。
アーチの上の窓もアーチに合わせて19個あります。
少し分かりにくいですが、アーチの上にアルファベットが飾られていて、MAGDELAINE DL FAYETTEと書かれています。
ヴィレーヌ川から望む、サン・ジョルジュ宮殿です。
Jardin Saint Georges サン・ジョルジュ庭園
サン・ジョルジュ宮殿前に広がる庭園は、大きさこそ小さいですが、とても手入れが行き届いており、綺麗に整備されています。
写真は宮殿から望む庭園。
なかなか見ることのない景色です。
写真中央にあるブロンズの像は、Le Magicien。
現代アーティストである、Jean-Michel Sanejouand氏の作品です。
本来はレンヌ駅広場に置かれていたものですが、駅前の工事のため、現在は庭園に置かれています。
駅前改装後に訪れた方は、こちらでご覧になることはないと思います。
紋章のデザインになっています。
これだけの手入れをするのはかなり大変だいと思いますが、、、。
訪れた時期は冬なので、もう少し暖かい季節であれば、さらに美しい景色が広がると思います。
トイレ
サン・ジョルジュ宮殿の脇に公衆トイレがあります。
あまり綺麗とは言えないですが、緊急の場合は利用してみてください。
まとめ
いかがでしたか。
残念ながら宮殿の内部に入ることは出来ませんでしたが、公共の機関がオフィスとして利用されているので、もしかしたら中に入ることが出来るかもしれません。
(無理に入るのはやめましょう)
サン・ジョルジュ宮殿はレンヌ美術館と、タボール公園のちょうど中間あたりに位置しています。
鑑賞するのに時間はかかりませんので、どちらかへ行かれる際は、ぜひ立ち寄って見てくださいね。
(レンヌ駅から徒歩でも15分かからずに到着します。)
また、レンヌに宿泊される予定のある方は、夜間にライトアップされていますので、日中とはまた違ったサンジョルジュ宮殿を見ることが出来ます。
(夜間のお出かけは十分にご注意ください。)
今回も最後までお読み頂きありがとうございました。
なお、パリから日帰りレンヌ観光の旅はこちらで詳しくご紹介させて頂いております。
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