パリで「本当に美味しいパンとケーキ」を求めて旅をするなら、13区の静かな住宅街に佇む「LAURENT DUCHÊNE Paris 13ème(ローラン・デュシェーヌ 13区本店)」を避けて通ることはできません。
オーナーのローラン・デュシェーヌ氏は、30歳の若さでフランス職人の最高位「MOF(国家最優秀職人章)」を受章した、まさにパティスリー界の生ける伝説。ピエール・エルメらと並び、パリで指折りの実力者と称される彼のお店は、日本のテレビ番組でも度々紹介され、今や世界中のファンがこの場所を目指してやってきます。
数々のコンクールを制した「パリNo.1」の呼び声高いクロワッサンから、お店の実力がはっきりと現れる絶品ミルフィーユ、そして日本人ショコラティエールである京子夫人が手掛ける芸術的なチョコレートまで。中心地から少し足を延ばしてでも訪れる価値がある、名店の魅力を徹底レポートします!
LAURENT DUCHÊNE PARIS 13ÈME
店舗名
LAURENT DUCHÊNE PARIS 13ÈME ローラン・デュシェーヌ 13区
住所
2 Rue Wurtz, 75013 Paris, フランス
営業時間
月曜日~土曜日:07:30~20:00
定休日
日曜日
最寄り駅
Glacière:6号線
特徴
創設者の圧倒的なプロフィール
- ローラン・デュシェーヌ(Laurent Duchêne)氏:
- 1993年、当時最年少クラスの30歳で**MOF(フランス国家最優秀職人章)**を受章。
- 世界最高峰のパティシエ組織「ルレ・デセール」の副会長も務める、名実ともにフランス菓子界のトップ。
- 「ル・コルドン・ブルー」での指導経験から、若手の育成にも尽力しています。
- 京子・デュシェーヌ(Kyoko Duchêne)氏:
- ローラン氏の右腕であり、世界的なショコラティエール。
- フランスの権威あるチョコ愛好会「C.C.C.」で、最高位の金賞や**「欠かすことのできないショコラティエ(殿堂入り)」**を何度も受賞しています。2018年からはブランド名に彼女の名が加わり「Laurent & Kyoko Duchêne」として世界へ発信されています。
コンクール実績の輝き
- パリ・ベスト・クロワッサン: 地元紙「フィガロ」や各種コンクールで第1位を獲得。特に彼のクロワッサンは、バターの質と折り込み技術が「教科書的」と称されるほど完璧です。
- ショコラの栄冠: サロン・デュ・ショコラ パリにおいても、彼女たちのショコラは「和の素材(柚子や抹茶)とフランス伝統技術の融合」として毎年大きな注目を浴びています。
外観

ダヴィエル通りとWurtz通りにあるお店は、歩道も広く立ち寄り易いです。外観も決して現代的過ぎず、昔ながらの美味しいケーキ屋さん、パン屋さんの雰囲気を残しています。

人通りの多くない場所であり、観光客もほとんどいない場所ですので、地域にしっかりと根差したお店です。この辺りに来る観光客は、LAURENT DUCHÊNE PARISを目指して来る方だけだと思います。

13区、RUE WURTZの看板が目を引きます。

ナンバー1クロワッサンのステッカーが目を引きます。入り口の感じも入り易くて、よい感じです。

いつも沢山のお客様で賑わっています。
店内

店内はとても明るく、どの商品もとても見やすいです。

ショーケースには沢山のチョコレートが並んでいます。実は、LAURENT DUCHÊNE 氏の奥様である京子氏が主に手掛けています。サロン・デュ・ショコラにも毎年参加しているほどの実力です。

外側にあるショーケースにもチョコレートがいっぱいあります。

お土産としても最適な様々な商品も用意されています。

メインのショーケースには、美味しいケーキが並びます。

並んでいるときから、何を購入すべきか、かなり迷います。

エクレア、パリブレストは外せないと思います。

ショーケースにさりげなく置かれたケーキに、気持ちを余計に迷わされます。

最後にパン類が並んでいます。クロワッサンは売り切れることが多いので、あったら必ず購入することをお勧めします。
実食

ケーキは、かわいらしく、スッキリとしたボックスに入れてもらえます。

購入したのは、ミルフィーユ。パリのケーキ屋さんに必ずと言ってよいほどあるミルフィーユですが、これが美味しいか美味しくないかで、そのお店の実力が分かります。

もちろん、クロワッサンも購入。

流石の美味しさでした。

後日訪れた時は、レモンタルトを購入しました。

ケーキは相変わらずの美味しさです。

クロワッサンも購入しました。

2023年に訪れた時は、クロワッサンの味が少し変わったように感じました。
評価
全体的な評価は5段階で以下の通りです。
LAURENT DUCHÊNE PARIS 13ÈME ローラン・デュシェーヌ 13区
味:☆☆☆☆☆
外観:☆☆☆☆☆
内観:☆☆☆☆☆
価格:☆☆☆☆★
スタッフ:☆☆☆☆☆
購入しやすさ:☆☆☆☆★
場所:☆☆★★★
という感じです。
味に関しては☆5つです。クロワッサンもとても美味しく、ケーキ類も満足の行くレベルです。次回、他の商品も食べてみたくなりました。
外観、内観ともに、好印象のお店です。歩道も広く、人通りも多くないので、外からゆっくり店内を覗くことも出来ます。現代的過ぎず、かと言って古めかしさもありません。店内も明るく、商品一つ一つがとても見やすい造りになっています。
価格は一般的な価格です。スタッフも混雑時に手際よく、対応してくれました。特に不満はありません。
購入のしやすさは、基本的に問題なしです。但し混雑時はかなり並ぶので、あまり迷っている時間はないかもしれません。また、注意が必要なのが、チョコレートを購入する場合です。空いている時はゆっくり選べますが、混雑時は、チョコレートのショーケースがレジから一番遠い場所にあるので、店員さんにリクエストをするのが、少し難しいかもしれません。
場所は残念ながらあまり良くありません。もちろん、地域的な問題ではなく、観光客にとってアクセスが良くないという意味です。メトロの駅から遠いので、歩きたくない方は、バス利用をお勧めします。また、近くに観光地はありません。但し、美味しいパン屋さんが競合している地域でもありますので、パン好きには絶対に訪れて欲しいエリアとなっています。
まとめ
「LAURENT DUCHÊNE 13区本店」は、華やかな観光地の喧騒とは無縁の場所で、ただひたむきに「最高の味」を追求し続ける職人の魂を感じるお店でした。
アクセスは決して良くありませんが、だからこそ「この店のために来る」価値があります。お目当てのクロワッサンを確実に手に入れるなら、午前中の訪問が必須。
「パリで一番好きなパン屋」として挙げる人が後を絶たないこのお店。一度訪れれば、あなたにとってもパリ旅行のハイライトになること間違いなしです。巨匠が守り続ける伝統と革新の味を、ぜひその舌で確かめてみてください!
ローラン・デュシェーヌ は15区にもお店があります。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。パリの最新パン屋ランキングを公開しています。ぜひ合わせてチェックしてくださいね。





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