カリフォルニアのオーガニックスーパーといえば、ホールフーズと並び人気を誇るトレーダージョーズ。
こぢんまりとした店舗、親しみやすいスタッフ、手書きのポップが魅力で、毎日でも立ち寄りたくなるスーパーマーケットです。
この記事では、トレーダージョーズの歴史、店舗の特徴、魅力的な商品ラインナップについて詳しくご紹介します。
TRADER JOE’S トレーダージョーズ
トレーダージョーズのルーツは1950年代のコンビニエンスストアチェーン「Pronto Markets」に遡ります。 1967年、創業者ジョー・クーロンが現在の名前に変更し、カリフォルニア州パサデナに1号店をオープン。この店舗は現在も営業中です。
主な歴史的な出来事
- 1960年代後半: カリフォルニアワインを全種類取り扱い開始。
- 1972年: 初のオリジナル商品であるグラノーラを販売。
- 1977年: キャンバス生地のエコバッグ発売、オーガニックアップルジュースも販売開始。
- 1993年以降: カリフォルニア以外の州にも店舗を拡大。
- 2007年: プライベートレーベル商品の人工トランス脂肪酸使用を完全廃止。
現在では全米に店舗を展開し、地元客だけでなく観光客にも愛される存在です。
店舗の外観と雰囲気
トレーダージョーズの外観はシンプルで、赤いロゴが目を引きます。
店舗によって異なりますが、赤いひさしや看板が特徴的です。
営業時間は朝8時から夜9時までと長く、旅行者にも利用しやすいのが魅力です。
店内の特徴と人気商品
店内入口付近: フルーツや野菜
店内はアットホームで温かみのある雰囲気。
入り口を入るとすぐに、新鮮なオーガニック野菜やフルーツが並んでいます。
量が適度に抑えられているため、選びやすく買いやすいのが特徴です。
特に目を引くのが、手書きのカラフルな商品ポップ。
商品価格や特徴がユーモラスなコメントとともに描かれており、温かみを感じます。
思わず手に取りたくなりますね。
ホールフーズなどはすべてプリントかデジタル表示で商品が紹介されています。
(日本のスーパーマーケットのような感じです)
分かりやすさはあるのですが、ちょっと機械的で寂しく冷たい感じがします。
それに対して手書きのポップだと何となく温かみとして親しみを感じますね。
野菜&フルーツコーナーはちょうど良いスペースで、見通しも良く、商品もとても見つけやすいです。
壁際には冷蔵のショーケースが並んでいます。
パックに入ったフルーツやカット野菜などが陳列されています。
中央よりの壁には様々な食品が並んでいます。
入り口の方から、ナッツ類が大量に陳列されています。
手書きポップとともに、ナッツやドライフルーツも豊富に陳列されています。
特にアメリカらしいアレンジが加えられたナッツ製品や、種類豊富なドライフルーツは必見です。
続いてはシリアルバーが陳列されています。
グラノーラバーやピーナッツバターバーなど日本ではあまり馴染みのない商品も沢山並んでいます。
こちらはお茶のコーナーです。
緑茶は抹茶やオーガニック緑茶があります。
ハーブティーにジンジャーティー、ペパーミントティーなどポピュラーなものから、日本人には馴染みのないブラックティーなるものまであります。
コーヒーコーナーは豆のコーヒーから、挽いてあるコーヒーまで用意されています。
スマトラやエチオピアなど様々な地域からフェアトレードで仕入れられた商品が並んでいます。
インスタントコーヒーも販売されています。
個人的には最も大好きなインスタントコーヒーです。
値段も手ごろで味もしっかり、もちろん、日本にも持って帰って飲んでいます。
その他にもパンプキンコーヒーやココナッツコーヒー、アイスコーヒーなどが並んでいます。
中央部分: 冷凍食品とスイーツ
中央には冷凍食品コーナーがあり、その什器の上にはトレーダージョーズオリジナルのお菓子が並んでいます。
どれを購入したら良いか、かなり迷います。
反対サイドにもクッキーなども並んでいます。
チョコレートやクッキーはどれも高品質で、手ごろな価格が魅力です。
隣の列には、オリーブオイルなどの調味料関連の商品が並んでいます。
その他のおすすめコーナー
反対側には、生活雑貨が並んでいます。
石鹸や歯磨き粉、美容関連グッズなど様々な日用関連商品が並んでいます。
特に、手ごろな価格で保湿力の高いハンドクリームやフェイシャルクリームが人気です。
店内奥: スナックとワイン
さらに奥に行くと、大人気のポテトチップスコーナーがあります。
コショウやビネガーが効いたポテトチップス、ポップコーンなどバラエティ豊富に取り扱っています。
出口側に近づくとアルコールのコーナーが設置されています。
高品質でリーズナブルなオーガニックワインが揃います。
中でも手ごろでお勧めなのが「Charles Shaw」ワインです。
4ドルから5ドル位のオーガニックワインです。
店内出口付近:レジ
出口付近には当然ですがレジが並んでいます。
他のスーパーとは違うレジスタイルですのでちょっと楽しさがあります。
またレジ前には魅力的なチョコレートなどのお菓子が積まれていますので、つい手が伸びてしまいます。
無事会計を終えたらお買い物終了です。
まとめ
トレーダージョーズは、“市場で買い物をしているような”アットホームな体験を提供してくれるスーパーマーケットです。
オリジナル商品が多く、価格も控えめ。旅行者でも気軽に立ち寄れるのが嬉しいポイントです。
ぜひ次回の旅行ではトレーダージョーズとホールフーズの両方を訪れて、それぞれの良さを楽しんでみてください。
トレーダージョーズ vs. ホールフーズ
トレーダージョーズは、ホールフーズと比べると規模が小さく、親しみやすい雰囲気が魅力。
- トレーダージョーズ: 手書きポップやアットホームな店員が温かみを感じさせる。
- ホールフーズ: 商品のバラエティが豊富で、近代的な印象。
どちらも異なる魅力があり、目的や気分に合わせて使い分けるのがおすすめです。
Whole Foods (ホールフーズ)については、こちらで詳しくご紹介させて頂いております。
今回も最後までお読み頂きありがとうございました。
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