ベルギー・ブリュッセルに来たら、絶対に立ち寄るべき観光スポットの一つが、サン・ミッシェル大聖堂です。
他の都市の大聖堂に比べてそれほど大きいわけではないのですが、佇まいや内装、ステンドグラスなど、独特の落ち着いた雰囲気は一見の価値があると思います。
また、ブリュッセル中央駅からとても近いので、観光ルートに組み込みやすいのも魅力の一つです。
それでは早速、サン・ミッシェル大聖堂についてご紹介させて頂きます。
Cathédrale des Sts Michel et Gudule, Bruxelles サン・ミッシェル大聖堂
基本情報
Cathédrale des Sts Michel et Gudule, Bruxelles サン・ミッシェル大聖堂
場所:Place Sainte-Gudule, 1000 Bruxelles, ベルギー
営業時間:08:00~18:00
歴史と特徴
9世紀前半に、St Michaelの礼拝堂として建てられていました。
11世紀に、ロマネスク様式の教会となり、そして、St Gudulaの遺物が運ばれてきて、St MichaelとSt Gudulaの教会となります。
13世紀前半に、ブラバント公のヘンリー1世の依頼で、大聖堂の建築が始まります。
大聖堂が完成するのにおよそ300年の時間がかかっています。
1962年2月に大聖堂の地位が与えられます。
現在の大聖堂、ゴシック、ブラバンソン様式の建物は、1226年に聖歌隊によって始まりました。
芸術作品である大聖堂の装飾物は以下の年代に作られています。
- ステンドグラスの窓(16世紀)
- 告白(16世紀)
- 説教壇(17世紀)
- カリヨン(1975)
また、大聖堂の本格的な修復は、1983年から1999年11月の間に行われました。
出典: サンミッシェル大聖堂 歴史 より
外観
外観は、高さ64メートルあり、しっかりとした佇まいです。
あまり近づくと、写真に収まり切りません。
裏側から撮影。
一つ一つが丁寧に作られています。
奥行きは114メートルになります。
内観
天井のアーチもシンプルですが、とても美しいです。
各柱には、12人の使徒の彫像があります。
椅子に座り周囲を眺めていると、その荘厳さに神聖な気持ちになります。
パイプオルガンの音色の美しさは様々な教会と比べても最上位に入る美しさと言われています。
16世紀に作られたと言われているステンドグラスは陽の光が指すと、一段と美しさを増します。
ステンドグラスを見に来るだけでも十分に価値があると思います。
まとめ
いかがでしたか?
ヨーロッパには非常に大きな教会や、ステンドグラスの美しい教会、たくさんの人が訪れる大聖堂など、様々な教会があります。
そんな中でも、ブリュッセルのサン・ミッシェル大聖堂は、すべてにおいてとてもクオリティの高い教会だと思います。
フランスや、ドイツの有名な教会に比べれば、比較的空いていますので、静かにゆっくりと鑑賞させて頂くことが可能です。
また、ブリュッセル観光の締めくくりとしても、思い出に残る観光スポットになると思います。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
パリから日帰り、ブリュッセルの旅は、こちらで詳しくご紹介させて頂いております。
ブリュッセル観光の参考になると思います。
合わせてご覧になってください。
コメント