今回ご紹介させて頂くのは、2022年バゲットコンクール優勝店「Frédéric Comyn」になります。
優勝店ですので、バゲットの美味しさに期待してしまうのは当然ですが、それ以外のパンやケーキも非常にクオリティが高いので、パン好きの方には、ぜひ一度訪れて欲しいお店です。
それでは早速ご紹介させて頂きます。
Frédéric Comyn フレデリック・コマン
Frédéric Comyn フレデリック・コマン
住所:88 Rue Cambronne, 75015 Paris
営業時間:7:00 ~ 20:00
定休日:なし
最寄り駅:Volontaires 12号線
外観
カンブロンヌ通りにあるお店は、シックなテントで人目を引いています。
テントには「2022年バゲットコンクール優勝」の文字が刻まれています。
パン好きの方の中には、お気づきの方もいらっしゃると思いますが、実はこのお店は元々、「La Maison Pichard ラメゾンピシャール」が営業していた店舗になります。
諸般の事情があって閉店したピシャールを引き継いだのが「Frédéric Comyn」になります。
外観だけでなく、店内のレイアウトも基本的にはピシャールの時とほぼ同じなので、店名を気にしない方であれば、お店が変わったとは気が付かないかもしれません。
2022年バゲットコンクール優勝のステッカーと2021年PAIN BIOコンクール準優勝のステッカーが貼ってあります。
店内
店内右側には、バゲットサンドなどのパンが陳列されています。
ショーケースの奥にはパン・ド・カンパーニュなどが並びます。
また、クッキーなども販売されています。
店内左側にはケーキ類が並びます。
こちらは外のウィンドウから見えるホールケーキです。
店内のショーケースには、エクレアなどが並んでいます。
ケーキの種類としてはそれほど多くはないので、選びやすいと思います。
マカロンにはかなり力を入れている感じがします。
クロワッサンなどのヴィエノワズリーはレジ脇に並んでいます。
少し分かりにくいですが、店内の一番奥に見えるのが「釜」になっています。
ピシャールは「釜」でパンを焼いていたのですが、「Frédéric Comyn」では使用されていませんでした。
実食
もちろんバゲットを購入しました。
小麦を感じる美味しいバゲットです。
クロワッサンも購入しました。
バターの風味を感じることが出来るきちんとしたクロワッサンです。
まとめ
全体的な評価は5段階で以下の通りです。
Frédéric Comyn フレデリック・コマン
味:☆☆☆☆★
外観:☆☆☆★★
内観:☆☆☆★★
価格:☆☆☆☆★
スタッフ:☆☆☆★★
購入しやすさ:☆☆☆★★
場所:☆☆☆★★
という感じです。
味は☆4つです。
バゲット、クロワッサン共に美味しかったですが、スペシャルな感じはしませんでした。
外観、内観も特に特徴的なところはありません。
ピシャールのお店をそのまま受け継いでいますので、新鮮味を感じなかったかもしれませんが。
また商品のレイアウトもピシャールの時とほとんど変わっていません。
価格は手頃です。
値上げはなるべく控えている印象です。
スタッフの対応は普通です。
特に印象に残っていません。
購入のしやすさも問題はないと思います。
列が出来る時間帯もありますが、お店が広いので商品が見えにくいということはあまりないかもしれません。
但し、お店が広い分、右側と左側のショーケースが離れていますので、パンとケーキの両方を注文する時は少し面倒かもしれません。
場所はあまり良くありません。
周囲に観光スポットがないので、このお店を目指して来なくてはなりません。
但し、12号線を利用することが出来ますので、中心地からのアクセスは悪くないと思います。
全体的にはお勧めできるパン屋さんです。
パンは美味しく、価格も手頃なので、毎日でも通いたくなるパン屋さんだと思います。
今回も最後までお読み頂きありがとうございました。
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