今回ご紹介させて頂く「Les Champs Libres(レ・シャン・リーブル)」は、ブルターニュ博物館、図書館、プラネタリウムなど様々な施設を複合したコミュニティホールになっています。
アクセスもとても良く、レンヌ駅、地下鉄のシャルルドゴール駅から徒歩数分でアクセスすることが出来ます。
基本的には地元の人向けの施設ですが、観光でも十分に楽しむことが出来ます。
レンヌに滞在される方や、観光で十分にお時間のある方はぜひ立ち寄って見てくださいね。
それでは早速ご紹介させて頂きます。
Les Champs Libres
基本情報
Les Champs Libres レ・シャン・リーブル
住所:10 Cours des Alliés, 35000 Rennes, フランス
営業時間:
火曜日~金曜日 14:00~19:00(授業のある時期)10:00~19:00(授業のない時期)13:00~19:00(7月・8月)
土曜日・日曜日 14:00~19:00
定休日:月曜日
特徴
歴史
1992年、レンヌ市は、中央図書館がないこと、ブルターニュ美術館の拡張が出来ないこと、CCSTI(科学技術産業センター)のスペース不足の3つの問題を抱えていました。
この問題を解決するために、建築家Christian de Portzamparc氏により、新しい施設の建設がスタートする。
2002年、施設の名称「Les Champs Libres」が一般公募の中から選ばれる。
2006年に開館。
出典:ウィキペディア フランス Les Champs libres
館内施設
La Bibliothèque
図書館は1階から6階まで、テーマごとに分かれています。
1733年の弁護士図書館が起源であり、1803年に市立図書館が設立されました。
19世紀、20世紀を通じて発展、現在に至っています。
Le musée de Bretagne
ブルターニュの歴史を学ぶことが出来ます。
1794年のフランス革命が始まりであり、正式には1805年に博物館として誕生しました。
所蔵品が充実していくのは、しばらく経った、1960年以降になります。
L’Espace des sciences
プラネタリウムがあり、年間を通して様々なイベントを行っています。
Espace Magenta
多目的なスペースで、主にデジタル関連の用途に使用されています。
Salle Anita Conti
Les Champs Libres主催の展示会が行われています。
Installations
地下の450席からなるホールです。
様々な用途で使用されています。
現地レポート
メトロのシャルルドゴール駅前にある広場。
この辺りはとても賑やかな雰囲気です。
広場から、レンヌ駅方面にあるのが、Les Champs Libres。
黄色いロゴと特徴的な建物が目を引きます。
館内中央にあるインフォメーション。
目的に合わせてこちらで確認して移動しましょう。
館内はとても綺麗で清潔感もあり、居心地の良いスペースです。
夏の暑い時期などちょっと涼むのにも良いかもしれません。
お勧め情報
トイレ
館内には無料で利用出来るトイレが複数あります。
とても綺麗なので安心して利用出来ると思います。
レンヌ駅からも近いのでお勧めです。
コーヒー 自動販売機
今回、利用した際に見つけたのがコーヒーの自動販売機。
フランスでは自動販売機自体が少ないので、見つけただけでも驚いたのですが、良く見るとさらに驚きの事実が。
何と値段が、40セント。
1ユーロしないどころか半分以下。
流石に驚きました。
カフェで飲んだら1ユーロ~2ユーロ以上。
さらに驚くことに、エスプレッソだけでなく、カプチーノやカフェオレなど、すべてのメニューが40セント。
価格だけでなく、味も十分に満足のいくレベルでした。
皆様もぜひお試しください。
価格は訪問時のものであり、現在は変更されていると思います。
利用する際にちょっとだけ問題がありました。
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、コインの入れ方が日本では見かけないタイプでした。
丸い部分にコインを入れて、上にあげるとコインが投入されます。
これだけでもちょっと面白いので、この場所に限らず、フランスのどこかでこのタイプの自動販売機を見つけたら試してみてくださいね。
まとめ
いかがでしたか。
基本的には、ブルターニュ博物館かプラネタリウム等にご興味のある方にお勧めの観光スポットです。
観光の時間が限られる方には少し難しいかもしれませんが、お時間に余裕がある方や、実際に観光してみたら少し空き時間が出来た方にぜひ訪れて頂きたいスポットです。
館内の雰囲気や、ちょっとした休憩には最適の場所だと思いますので、事前の観光コースに組み込んでいなくても、現地で柔軟に対応できるようにチェックしておいてください。
今回も最後までお読み頂きありがとうございました。
なお、パリから日帰りレンヌ観光の旅はこちらで詳しくご紹介させて頂いております。
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