レンヌ美術館 コレクション 抽象主義から近現代美術まで ピカソ サムフランシス ジョアンミッチェル

Musée des Beaux-Arts Rennes パリから日帰り旅行
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今回はレンヌ美術館コレクション第3弾、最終回になります。

前回の抽象主義から近現代美術までをご紹介させて頂きます。

この時期からは写実的な作品は少なく、一見何を書いているのか分からない作品も増えてきます。

そのため、この時期の作品が苦手な方も多いと思います。

(実は私もそうでした)

沢山の作品を見て、色々と調べてみると色んな楽しみ方が出来るようになるのですが、とりあえずはあまり深く考えずに、何となく良いと思うだけでも十分なのではないでしょうか。

それでは早速ご紹介させて頂きます。

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Louis Marcoussis (1878-1941)

La Gare de Kérity

La Gare de Kérity (1927) 上段

Le Port de Kérity (1927) 下段

ポーランドの画家、キュピズムに分類されます。

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Pablo Picasso (1881-1973)

Buste d'homme au chapeau

Buste d’homme au chapeau (1970)

スペインの巨匠、ピカソになります。

作品は晩年の作品です。

Baigneuse à Dinard

Baigneuse à Dinard (1928)

シュルレアリスム時代の作品です。

Nu à mi-corps

Nu à mi-corps (1923)

新古典主義時代の作品です。

Auguste Herbin (1882-1960)

Paysage à Créteil

Paysage à Créteil (1908)

フランスの画家で、キュピズムから抽象化していきます。

展示作品は、キュピズムになる前、ポスト印象派スタイルの作品です。

Mathurin Méheut (1882-1958)

Homme aux casiers à l'île de Sieck

Homme aux casiers à l’île de Sieck (1936)

フランス、ブルターニュで活動した画家です。

風景や海洋関連の作品が多いです。

La mer

La mer 

Charles NITSCH (1882-1972)

Portrait du peintre Max Meldrum

Portrait du peintre Max Meldrum (1905)

レンヌの画家です。

有名な画家ではないようです。

Robert Delaunay (1885-1941)

La Fête au pays

La Fête au pays (1905)

フランスの画家です。

分類するのが難しい画家ですが、ポン=タヴァン派キュピズムの影響を受けたオルフィスムになります。

後年は、カンディンスキーの影響を受け、抽象化していきます。

André Lhote (1885-1962)

Le Village

Le Village

キュピズムの画家です。

Juan Gris (1887-1927)

Le Livre ouvert

Le Livre ouvert (1925)

生涯キュピズムで描いた画家です。

Alberto Magnelli (1888-1971)

Le pot blanc

Le pot blanc (1914)

イタリア未来派の画家です。

ピカソやマティスの影響を受けています。

Yvonne Jean-Haffen (1895-1993)

fontaine de saint Nicodème

Fontaine de Saint Nicodème (1960)

フランスの画家です。

Jenny-Laure Garcin (1896-1978)

Autoportrait

Autoportrait  (1932)

フランスの画家です。

Marcelle Cahn (1895-1981)

Le Pont

Le Pont (1927)

ストラスブール出身の画家です。

Árpád Szenes (1897-1985)

Persépolis

Persépolis (1964)

ハンガリーのアーティスト。

ダダイズム、シュルレアリスムの影響を受けています。

Serge Poliakoff (1900-1969)

composition abstraite bleue et jaune

Composition abstraite bleue et jaune (1963)

モスクワで生まれ、パリで主に活動しました。

カンディンスキーの友人でもあります。

Hans Hartung (1904-1989)

T1961-1965

T1961-1965 (1961)

ドイツ生まれのアーティスト。

画家、建築家、写真家として活動。

1946年にフランスに帰化しました。

Camille Bryen (1907-1977)

Bruits transparents

Bruits transparents (1972)

フランス抽象主義の画家、シュルレアリスム、ダダイズムとも関連しています。

Usher

Usher (1953)

Nicolas de Staël (1914-1955)

Composition

Composition (1949)

Yves Laloy (1920-1999)

Le Grand Casque

Le Grand casque 

レンヌ生まれの画家であり、シュルレアリスムに分類されます。

Georges Mathieu (1921-2012)

Samba

Samba (1959)

フランスのアーティストです。

Enrique Zañartu (1921-2000)

Beach comber

Beachcomber  (1955)

チリの画家で、シュルレアリスムに属しています。

Geneviève Asse (1923-2014)

L'atlier

L’atelier (1948-49)

フランスのアーティストです。

作品は彼女のアトリエを描いています。

Porte blanche

Porte blanche (1968)

Passage de bleu

Passage du bleu (1977)

Shirley Jaffe (1923-2016)

Voyage aux Indes

Voyage aux Indes (1976-78)

アメリカの抽象画家です。

Sam Francis (1923-1994)

Composition bleue sur fond blanc

Composition bleue sur fond blanc (1960)

アメリカのアーティストです。

非常に人気の高いアーティストであり、オークションではかなりの高額で取引されています。

Jean-Paul Riopelle (1923-2002)

Sans titre

Sans titre (1953)

カナダのアーティストです。

作品は、シュルレアリスムから抽象表現主義へ移行していきました。

Vera Molnár (1924-  )

Le Carré dévoyé

Le Carré dévoyé (1999)

ハンガリー出身の芸術家で、デジタルアートとアルゴリズムアートの先駆者の一人と言われています。

Joan Mitchell (1925-1992)

Sans titre

Sans titre (1967)

アメリカ人アーティストです。

主にパリで活動しました。

Sans titre

Sans titre (1969)

人気の高いアーティストで、彼女の作品は世界中の美術館に展示されています。

2018年、9点の作品が、7000万ドルで落札されたそうです。

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James Guitet (1925-2010)

SO M

SO M (1958)

フランスの画家であり、彫刻家でもありました。

composition

Composition (1956)

Gilles Aillaud (1928-2005)

La Fosse

La Fosse (1967)

フランスの画家、作家です。

Malcolm Morley (1931-2018)

Albatros with Sopwith Pup

Albatros with Sopwith Pup (2001)

イギリス生まれのアーティストです。

Yves Elléouët (1932-1975)

Sans titre

Sans titre (1961)

フランスのアーティストです。

シュルレアリスムに分類されます。

Gérard Traquandi (1952- )

Sans titre 2014

Sans titre 2014

マルセイユの画家です。

Thomas Huber (1955-  )

Halle, Massgaben ll

Halle, Massgaben ll

Marielle Paul (1960-  )

Peinture abstracte

Peinture abstracte (2011)

リヨン生まれのアーティストです。

Nina Childress (1961-  )

Greenwich

Greenwich (2015)

Diagonale Greenwich

Diagonale Greenwich (2016)

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まとめ

いかがでしたか。

好きな方にはかなりハマる作品も多いと思いますが、苦手な方にはやっぱり好きになれない方もいらっしゃるかと思います。

実際、何を描いたのか画家自身が分からない作品も多い時代なので、無理に好きになる必要もないと思います。

個人的な考えですが、近現代美術の楽しみ方は、パッと見ていいなと思う作品を探すことを楽しむ方法と少し勉強が必要ですが、時代の流れの中から作品を鑑賞する方法の2つがお勧めの方法です。

(美術専門の方から見ると間違っているかもしれませんが、何卒ご容赦を)

2番目の時代の流れの解説は、きちんと書き出すと膨大な量になってしまうので、今後の記事で取り組んで行きたいと思っています。

(写真の存在と、キュピズムからの表現手法の進化、第2次世界大戦などが大きな影響を与えています)

ぜひ少しでも参考にして頂いて、皆様なりの楽しみ方を見つけてみてくださいね。

今回も最後までお読み頂きありがとうございました。

なお、レンヌ美術館の詳細、他のコレクションについてはこちらで詳しくご紹介させて頂いております。

合わせてご覧になってみてください。

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