レンヌ市民の憩いの場所として知られているのが、今回ご紹介させて頂くParc du Thabor (タボール公園)。
レンヌ駅から徒歩15分ほどで到着しますので、簡単にアクセス出来るのも魅力です。
公園内はとても綺麗に整備されており、旅行者でも安心して立ち寄ることが出来ると思います。
また、訪れる季節によっては、バラを中心とした沢山のお花が咲いていますので、とても楽しめると思います。
それでは早速ご紹介させて頂きます。
Parc du Thabor タボール公園
Parc du Thabor タボール公園
住所:Place Saint-Mélaine, 35000 Rennes, フランス
営業時間:07:30~18:30 (季節によって変動します。案内図をご参照ください。)
特徴
イスラエルにある、タボール山から名付けられたと言われています。
元々は、修道院の果樹園として利用されていました。
1862年に、建築家Jean-Baptiste Martenotにより温室が作られる。
1866~88年にかけて、庭園家Denis Bühlerにより、フレンチガーデン、イングリッシュガーデン等が設計される。
20世紀初めに、les Catherinettes( レ・キャサリネット)と呼ばれる、人口岩と滝が配置されました。
出典:ウィキペディア Parc du Thaborより
案内図
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入り口では公園の全体図を確認することが出来ます。
公園への入り口は、6~7か所ありますが、通常の観光ではパリ通りから入るのが一番近くて良いと思います。
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一般的な観光で夜訪れることはないと思いますが、夏場は遅くまで開園しています。
レンヌに宿泊される方は、涼しい時間に訪れても良いかもしれません。
見どころ
les Catherinettes
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パリ通りからタボール公園に入ると、とても美しい階段が出迎えてくれます。
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階段の上から望むパリ通り。
とても素敵な眺めです。
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パリ通りから入る入り口辺りの場所は、les Catherinettesと言われているエリアになります。
20世紀初頭に追加で造られた場所になります。
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水を多用しているのが特徴です。
通路には人工的な川があり、涼しげな雰囲気になっています。
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非常に手入れが行き届いていて、美しい公園です。
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通路の上の方には滝もあります。
夏場に来たらとても涼しく感じると思います。
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木のトンネルが出来ていて、とてもロマンチックな雰囲気になっています。
Le jardin paysager de Denis Bühler.
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広い庭園を場所によって区切るのは難しいのですが、パリ通りから入って坂道を登りきるころには、Denis Bühlerの庭園になります。
見通しも良く、大きな木が沢山ある印象です。
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通路もきちんと整備されていて、とても歩きやすくなっています。
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人も少なく、のんびり過ごすには最適な公園です。
La volière
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こちらは鳥小屋になります。
小さいながらかなりの種類の鳥がいます。
Jardin à la française
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公園の中心部は、フランス式庭園になっています。
写真の奥にはKIOSKなどがあります。
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こちらはL’orangerie。
温室となっていて、様々な熱帯地方の植物が育てられています。
左側の建物では、展示会のようなものが開催されていました。
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冬なので、ちょっと寂しい感じがしてしまいます。
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右の像は、La Chasse de Diane。Charles Lenoirによる作品です。
公園内には、様々な像が置かれているので、そちらを見て周るのも良いかもしれません。
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右手は、Denis Bühlerの庭園になります。
Le jardin botanique et collections
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公園の一番奥には、バラを中心に様々なお花が植えられています。
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冬なので、ちょっと寂しい景色になっていますが、暖かい季節には、沢山のバラなどが咲いているようです。
暖かい季節に訪れた方は、ぜひ公園の一番奥まで足を運んでみてくださいね。
まとめ
いかがでしたか。
少しはタボール公園の魅力をお伝え出来たでしょうか。
今回私が訪れたのが冬の時期だったので、少し寂しい雰囲気がありましたが、それでも緑は生い茂っていたので、冬場でも十分に楽しめると思います。
残念なのはとても寒かったのでのんびりと過ごすまでには至らなかったのですが、暖かい季節であれば、時間に余裕があればゆっくりと過ごすことをお勧めします。
また、年間を通して様々なイベントが行われています。
もしイベント開催時に訪れることが出来たら、さらにタボール公園を満喫出来ると思います。
今回も最後までお読み頂きありがとうございました。
なお、パリから日帰りレンヌ観光の旅はこちらで詳しくご紹介させて頂いております。
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