パリ観光の楽しみの一つが、”お土産探し“。
何でも手に入る日本に暮らしていると、お土産探しにも苦労しますが、未だに日本未入荷の商品が沢山並んでいるのが、”ギャラリーラファイエットグルメ館“。
見ているだけでも楽しい食品館は、誰かのお土産を探しているうちに、自分のお土産探しに変わってしまうことでしょう。
ぜひ、十分に時間を作って、チョコレートからバター、クッキー、オリーブオイルなど美味しいお土産を見つけてみてくださいね。
ギャラリーラファイエット グルメ館
Galeries Lafayette Gourmet
住所:35 Boulevard Haussmann, 75009 Paris, フランス
営業時間:
月曜日~土曜日 09:30~21:30
日曜日 11:00~20:00
パリ観光に来たら、必ずと言ってよいほど立ち寄るのが、”ギャラリーラファイエット“。
その中でも人気の売り場がグルメ館。
お洒落な洋服などが販売されている本館とは、別の場所にあります。
レディースがメインの本館(COUPOLE)と、ショセ=ダンタン通りを挟んで並んで建っているのが、メンズが中心の”Galeries Lafayette Homme”。
そしてグルメ館は、オスマン通りを挟んだ反対側にあります。
グルメ館は、地下1階から3階(日本式4階)になります。
今回ご紹介させて頂くのは、地下1階にある売り場からご紹介させて頂きます。
売り場は改装されてとても綺麗になりました。
ちょっと無機質な感じがしますが、商品はとても見やすいです。
お勧めチョコレート
BONNAT
あまり日本では知られていませんが、創業130年を誇る老舗です。
ビーントゥバーと言う言葉が知られていない時から、”BONNAT“では、カカオ豆からチョコレートになるまでの行程をすべて自社で行ってきています。
カカオ、カカオバター、砂糖以外の物は一切使用しないことでも有名です。
売り場には様々な種類が販売されていますが、基本的にどれを購入しても美味しいです。
CHAPON
2012年より自社の焙煎アトリエを整備し、昔の機械を入念に修復し、Bean to Bar(ビーントゥバー)と呼ばれる、自社一貫製造を確立しています。
とにかくパッケージが可愛いので、お土産には喜ばれると思います。
ポップで楽しいコーナーです。
なお、”CHAPON“についてはこちらで詳しくご紹介させて頂いております。
VALRHONA
ご存知の方も多いと思いますが、お菓子作りをされる方には欠かせない”チョコレートヴァローナ“。
1922年、フランスのロワール地方の小さな村、Tain L’Hermitageで生まれたチョコレートです。
日本でも購入することが出来ますが、パリでしか手に入らない味が多数ありますので、お土産としてとても喜ばれると思います。
板チョコだけでなく、様々なヴァリエーションがあります。
売り場はかなり広めにとってあります。
また、お時間の無い方は、シャルルドゴール空港のDFSで購入することも可能です。
お勧めバター
バターもパリのお土産としてはとても喜ばれる商品です。
但し、夏など暑い時期に訪れる際は注意してください。
また、宿泊するホテル等に”冷蔵庫“があることは必衰です。
もし、冷蔵庫がない場合は、帰国便が夕方以降の便であれば、最終日に購入するようにしましょう。
ISIGNY Sainte-Mère イズニー バター
高級バターとして有名な”イズニーバター“。
その美味しさは一度食べたら病みつきになるほどです。
最近は様々な高級バターが日本でも購入出来るようになってきましたが、個人的にも一番お勧めのバターです。
種類も豊富ですので、ぜひお土産用だけでなく、ご自身でも食べ比べて欲しい商品です。
パッケージに記載されている、”ISIGNY Sainte-Mère“とは、1980年に、現地の2つの組合、”Isigny-sur-Mer“と、”Sainte-Mère-Eglise“が合併して出来上がった協同組合のことです。
特設コーナーで販売されることもあります。
通常はバターコーナーの冷蔵庫に入っています。
どの味もとても美味しいのでぜひ食べ比べてみてくださいね。
LE BEURRE BORDIER ボルディエ バター
(上から、無塩、有塩、燻製、マダガスカルバニラ)
世界中の高級ホテルや、星付きレストランなどで使用されている”ボルディエバター“。
日本では、入手が難しかったり、かなり高額になってしまうので、ボルディエバターを知っている方には、とても喜ばれると思います。
ボルディエバターの美味しさの秘密は、バターを作る際、攪拌作業に時間をかけていることです。
(現在では、フランスのバターの99%は、成形まですべて機械で一気に作っていると言われています)
パッケージに”Beurre de Baratte“と書かれているのがその証です。
また、”Malaxage“という手作業で、練りを行うことで、なめらかでしっとりとした食感を生み出しています。
口当たりもとても良く、滑らかな味わいを楽しむことが出来ますので、自分用にも必ず購入して帰りましょう。
無塩、有塩はもちろん、ゆずや海藻入りのバターなど、様々な味が販売されていますので、食べ比べてみるのもお勧めです。
普通のパンが高級パンに変わりますよ。
ラファイエットでも一番目立つ場所で販売されています。
種類も豊富ですので、ぜひ食べ比べて欲しいバターです。
種類によって若干値段が変わります。
Fontaine des Veuves
“Fontaine des Veuves“も非常に手をかけて作られたバターです。
“BEURRE CRU DOUX“とは、殺菌せずに、エージングさせている生バターのことです。
エージングとは、生クリームのまま通常5度前後で、8時間以上ねかせることです。
さらに、先ほどもご説明させて頂いた、”Baratte“で作られていますので、非常に滑らかでとろけるバターに仕上がっています。
こちらも自分用に購入したい商品です。
スペースは小さいですが、味は間違いありません。
AU BON BEURRE
こちらの、”オーボンブール“は、まだあまり知られていないバターです。
少量生産で、販売数量が限られているのも希少価値が高いです。
写真にある赤いパッケージは、無塩バター、青いパッケージは有塩バターになります。
味は、好みが分かれるかもしれません。
棚の一番下にひっそりと置かれています。
ぜひ忘れずに購入してくださいね。
お勧め ハチミツ
意外と知られていませんが、フランスでは沢山の種類のハチミツが販売されています。
味も豊富に取り揃えてあるので、正直選ぶときは大変です。
どのメーカーのものを購入してもとても美味しいのですが、その中でもお勧めのブランドを2つご紹介させて頂きます。
HÉDÈNE
Cyril MarxとAlexis Ratouisの2人によって設立された”Hédène“。
100%フランス産にこだわったハチミツは、どれもそれぞれに特徴があり、食べ比べる楽しみがあります。
フランス各地のハチミツを販売していますので、フランス各地を旅するようにその味覚を楽しむことが出来ます。
とにかく種類が豊富なので、何を購入するか迷います。
事前に自分の好みの味を決めておくと良いかもしれません。
また、フランスにしかない種類もありますので、食べたことのない種類を選ぶのもお勧めです。
Joyeuse
こちらのハチミツもフランス産。
南仏方面の、”Joyeuse“で採取されたハチミツです。
Hédèneほど種類がないので、選びやすいと思います。
また、Hédèneに比べるとお値段も手ごろなので、お勧めです。
お勧め ソルト
フランスには、とても有名な塩の産地が幾つかあります。
その中でも代表的なのは、”ゲランド産“と”カマルグ産“。
どちらもそれぞれの味があり、サラダや、豆腐、お刺身など塩だけで食べ比べてみるのも楽しいです。
普段何気なく食べている塩が、こんなに美味しいものだとは、フランスの塩を食べるまで全く気づきませんでした。
今回はそんな塩の中でも、絶対に買って帰りたい商品をご紹介させて頂きます。
GRAND CRU DE BATZ
「王の塩」とも呼ばれるこちらの塩は、ゲランドの塩。
昔ながらの製法で作られるこの塩は、新鮮さを保つため、缶詰にされています。
それぞれの製品には番号も振られていて、作り手の品質へのこだわりが伺われます。
コンパクトでお土産に最適ですが、ぜひ自分用のお土産にしたい商品です。
まとめ
いかがでしたか?
“ギャラリーラファイエットのグルメ館“は、何度訪れても、新しい発見があり、いつも何を購入するのか迷ってしまいます。
今回ご紹介させて頂いた、チョコレート、ハチミツ、お塩に関しましては、ほとんどのブランドの商品を実際に食べてみて、その中でも特に美味しかったものを厳選してご紹介させて頂いております。
本当はもっと沢山の商品をお勧めしたいのでが、全部ご紹介するとキリがないので、その他のアイテムはまた別の機会にご案内させて頂きます。
ぜひ、皆様も色々な商品を購入してみて、お気に入りのアイテムを見つけてみてくださいね。
なお、ギャラリーラファイエットグルメ館で購入した食品は”TAX REFUND、DETAX“の対象にはなりませんので、ご注意ください。
以下のアプリを使うと、ギャラリー・ラファイエットを効率よく巡ることが出来ます。
ぜひ一度インストールしてみてください。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
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