重要なお知らせ
2019年4月20日よりパリのバスはほとんどの路線でルート変更が行われています。
パリでバスをご利用の際は、ご注意ください。
なお、このページでご紹介させて頂いてる40番台の路線はすべて最新のルートに更新させて頂いております。
今回は40番線から48番線までのルートをご紹介します。
路線によって活躍度に差が出ますが、お勧めの路線もあります。
特に、北駅からオペラの間で宿泊される方には利用価値の大きい路線があります。
パリの市バスは、20番線から96番線まで、それぞれの番号が割り振られています。
すべての数字のバスがあるわけではないのですが、全部で60の路線があります。
そのすべてを把握するのは難しいのですが、一つ一つ実際のルートと照らし合わせて、利用しやすい路線をチェックしてくださいね。
それでは早速チェックして行きましょう。
パリ バス 完全ガイド 40番線から48番線まで
40番線
2019年4月 改正版
Le Peletier とサクレクール寺院の奥、Mairie du 18e – Jules Joffrin を結ぶ路線です。
サクレクール寺院周辺をくねくねと走るルートですので、坂道を登りたくない方にはお勧めの路線です。
北駅周辺に宿泊されている方が、サクレクール寺院観光に向かうのにはお勧めの路線です。
それ以外の場所の方は、バス、メトロ等で移動してから乗り換える必要があります。
但し、サクレクール寺院周辺は混雑していることが多いので、予想以上に時間がかかる場合もあります。
特に帰りは下り坂になりますので、メトロの駅まで徒歩で歩いた方が早いと思います。
旅のスケジュールに合わせて上手に利用したい路線です。
EVバスですので、環境にも優しい路線です。
サイズもコンパクトでかわいいバスです。
42番線
2019年4月 改正版
Boulogne – Ile Seguin と Gare Saint-Lazare を結ぶ路線です。
2019年4月の改正で大きなルート変更がありました。
アンドレ= シトロエン公園とマドレーヌ寺院までの区間は変更がなかったのですが、マドレーヌ寺院から北駅までのルートが変更になり、サンラザール駅行きに変わっています。
アンドレ= シトロエン公園以降も、セーヌ川を渡りさらに走り、Ile Seguinまで行きますのでかなり距離のある路線になっています。
以前より少し魅力が落ちましたが、それでも観光では大変活躍する路線です。
サンラザール駅、マドレーヌ寺院、コンコルド広場、シャンゼリゼ通り、フランクリンDローズヴェルト駅。
そして、アルマ橋を通って、セーヌ川を渡ります。
さらにその後、エッフェル塔の麓にあるシャン・ド・マルス公園を横切ります。
簡単に経路を書いただけでも、かなりの人気観光スポットを巡ります。
ルーブル美術館、凱旋門を除けば、ほぼすべての観光スポットを巡ってしまう優秀な42番線です。
(ルーブル美術館もコンコルド広場で降りれば、チュイルリー公園を通って、すぐに到着します)
(凱旋門もフランクリンDローズヴェルト駅で降りれば目の前です)
時間がない方は、バスに乗って通り過ぎるだけでも、かなり楽しめる路線です。
43番線
2019年4月 改正版
Neuilly–Bagatelle と Gare du Nord を結ぶ路線です。
2019年の改正では、変更のあった路線に分類されていますが、ルートを調べたのですが、特に変更点は見つかりませんでした。
停留所等に変更があった可能性がありますので、ご利用の際は注意してください。
北駅を出発後、9区を横断する形で、サンラザール駅に向かいます。
サンラザール駅からは、凱旋門まで行かずに、テルヌ駅を経由して環状道路に向かいます。
後は、終点Neuilly–Bagatelleを目指すだけです。
路線上に宿泊施設がない限り、あまり利用することのない路線です。
終点のNeuilly–Bagatelleは、ブローニュの森にあるため、こちらに向かう場合は利用する価値は若干あるかもしれません。
また、最近話題の、ルイヴィトン美術館、フォンダシオン ルイ・ヴィトンに行く場合も利用しても良いかもしれません。
ただ、上記、2つの観光地は他の路線でも代用出来ますので、無理して利用する必要はないと思います。
45番線 ~新設~
2019年4月 改正版
2019年の改正で新たに新設されたのが、45番線。
コンコルド広場を出発して、北駅方面に向かうのでかなり使い勝手の良い路線が誕生しました。
コンコルド広場を出発後、マドレーヌ寺院、オペラ、ラファイエット通りを通って北駅に到着します。
観光でも便利ですし、移動用としても最短のルートを走ってくれますので便利です。
北駅より先は、特に観光地がありませんので、行かれることはないと思います。
また、北駅周辺からペルティエ駅辺りに宿泊されている方で、帰国の際ロワシーバスで空港へ向かう予定のある方に大変便利なお勧めの路線です。
北駅からペルティエ駅の間のバス停から乗車すると、オペラ到着はロワシーバスの真後ろに停まります。
スーツケース等重たい荷物があっても移動距離がありませんのでとても楽に乗り継ぐことが出来ます。
46番線
2019年4月 改正版
Château de Vincennes と Gare du Nord を結ぶ路線です。
2019年4月の改正で変更のなかった路線です。
北駅を出発後、東駅を通り、11区、12区を横断し、ヴァンセンヌの森へ向かうルートです。
ヴァンセンヌの森に行かれる方、路線途中に宿泊されない限りは、特に利用することのない路線だと思います。
47番線
2019年4月 改正版
Fort du Kremlin-Bicêtre と Châtelet を結ぶ路線です。
2019年4月の改正で、距離が短縮になった路線です。
以前は東駅を出発していたのが、Châtelet出発に変更になっています。
それ以外のルートは変更がありません。
あまり多くの観光地は走りません。
右岸と左岸の移動用という感じです。
またルート上にあるイタリー広場界隈はホテル等の宿泊施設が多いので、この周辺に宿泊される方には中心部への移動手段として有効かも知れません。
48番線
2019年4月 改正版
Gare du Nord と Porte des Lilas を結ぶ路線です。
2019年4月の改正で、かなり路線が短縮されました。
北駅から、19区を横断する形で環状道路を目指し、終点Porte des Lilasに到着します。
観光地は特にありませんので、一般の旅行者が利用されることはないと思います。
まとめ
2019年の改正により、活躍する路線がかなり限定されました。
40番台の路線で重要なのは、40番線、42番線、45番線。
これらの3つの路線はぜひ、積極的に活用してみてください。
それ以外は、宿泊施設がない限りまず利用することのない路線となっています。
皆様の旅行プランに上手に組み合わせてみてくださいね。
今回も最後までお読み頂きありがとうございました。
なお、バスの乗り方や、チケットの購入方法などは以下でご紹介しています。
パリのバス利用が初めての方は、こちらをお読みになる前にチェックして頂くとスムーズに理解出来ると思います。
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