パリ5区にある人気のケーキ屋さん、Carl Marletti カール マルレッティ。
それほど大きなお店ではないですが、いつ訪れても色とりどりのケーキに心惹かれます。
最近流行りのスイーツショップではなく、古き良き雰囲気のある正統派のケーキ屋さんです。
メインの観光地から少し離れますが、美味しいパン屋さんなどが集まるエリアですので、スイーツ好きにはぜひ一度訪れて欲しいお店です。
Carl Marletti カール マルレッティ
基本情報
Carl Marletti カール マルレッティ
住所:51 Rue Censier, 75005 Paris, フランス
営業時間:
火曜日~土曜日 10:00~19:00
日曜日 10:00~13:30
休業日:月曜日
最寄り駅:Censier-Daubenton 7号線
歴史
1992年 le Grand Hôtel Intercontinental de Paris と Café de la Paix にてパティスリーシェフとして活躍していました。
2007年12月1日 パリ5区の中心地にCarl Marletti をオープン。
外観
様々な賞を受賞したり、メディアでも常に取り上げられているCarl Marlettiですが、お店はとてもこじんまりとしています。
良く見て探しながら歩かないと、つい通り過ぎてしまうかもしれません。
こちらは2023年度に撮影した様子。
昔から知っているお店が営業し続けているのは嬉しい限りです。
店外からも美味しそうなケーキが一望出来ます。
ショーウィンドウには、ホールのケーキが並んでいます。
店内
お店に入るとカラフルなケーキが沢山並んでいます。
どれを購入したら良いか、かなり迷います。
出来れば全部食べてみたくなります。
Carl Marletti のケーキは、伝統を引き継ぎつつも、個性をしっかりと打ち出しています。
実食
何度か訪れたことがある方や、パリに住んでいる方は別として、初めて訪れる方にお勧めしたいのが「ミルフィーユ」。
雑誌 Figaro でパリナンバー1のミルフィーユと評されたケーキです。
Les meilleurs millefeuilles de Paris
サクッとした食感がたまらないミルフィーユです。
パリのケーキ屋さんでは必ずと言ってほど置いてある定番のケーキですが、定番のケーキが美味しくないとその他のケーキが食べられないですからね。
こちらは「Le Lily Valley」。
スミレを使ったケーキです。
甘すぎず、独特の風味を楽しむ事ができます。
断面はこのような感じになります。
カヌレもとっても美味しく焼き上がっています。
そして Carl Marletti で一番お勧めしたいのが、こちら。
マドレーヌやクッキーといった焼き菓子がとてもレベルが高いのです。
こちらですと日本に持って帰って食べられますから、パリ気分を少し長く味わうことが出来ます。
デパートで買うくらいなら、絶対にCarl Marlettiがお勧めです。
まとめ
いかがでしたか?
全体的な評価は5段階で以下の通りです。
Carl Marletti カール マルレッティ
味:☆☆☆☆★
外観:☆☆☆★★
内観:☆☆☆☆★
価格:☆☆☆★★
スタッフ:☆☆☆★★
購入しやすさ:☆☆☆★★
場所:☆☆★★★
という感じです。
焼き菓子は間違いなく☆5つですが、ミルフィーユ、エクレアは想像していたほどではなかった気がします。
事前にFigaroでミルフィーユナンバー1という先入観が邪魔した感もありますが、、、、。
総合的には☆5つに近い☆4つです。
外観は普通です。
特に特徴的なものはありません。
内観は、良いと思います。
今風ではありませんが、ケーキ屋さんらしい店内です。
価格は高めです。
ケーキの専門店としては妥当な気がします。
スタッフはごく普通だったような気がします。
購入のしやすさも、特に問題ありませんでした。
場所は、あまり良くありません。
近所で観光出来るような場所は、自然史博物館くらいなので、自然史博物館に興味がある人以外は、なかなか訪れない場所です。
初めてパリを訪れる方には少し難易度が高い場所かも知れません。
パリでミルフィーユを食べる際の一つの基準になるのが、ここCarl Marletti カール マルレッティのミルフィーユだと思っています。
中心地から少し距離がありますが、お時間が作れる方は、ぜひ訪れてみてください。
曜日によってはマーケットが開催されていますので、とても賑やかで楽しめると思います。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
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