パリに来たら、絶対に訪れて欲しいのが、「ピエールエルメパリ 本店」。
グルメでない方も、パン屋巡りをするほどパンが好きでない方も、スイーツに興味のない方もきっと満足してもらえるのがピエールエルメパリ 本店です。
ギャラリーラファイエットなどのデパートにも出店していますが、ピエールエルメの本場のクロワッサンを食べられるのは限られた店舗のみとなっております。
パリのクロワッサンやスイーツの基本となる味ですので、ぜひ皆様に本場の味に触れてみてください。
Pierre Hermé ピエールエルメ
基本情報
Pierre Hermé ピエールエルメ 本店 BONAPARTE
住所:72 Rue Bonaparte, 75006 Paris, フランス
営業時間:
月曜日~木曜日 11:00~20:00
金曜日~土曜日 10:00~20:00
日曜日 10:00~19:00
休業日:なし
最寄り駅:Saint-Sulpice 4号線
Saint-Germain-des-Prés 4号線
Pierre Hermé ピエールエルメの歴史と特徴
歴史
1998年 ホテルニューオータニに出店
2001年 パリ、ボナパルトに出店
その後、世界中に店舗を広げてます。
14歳で、Gaston Lenôtre (ガストン・ルノートル)の下で修業を始める。
その後、FAUCHON (フォション) のシェフパティシエとして勤めた後に、LADURÉE (ラデュレ) を立て直すことに尽力しました。
数々の賞を受賞し、パティシエとしてはもちろん、様々な分野で活躍しています。
Gaston Lenôtre (ガストン・ルノートル)
フランスの食文化に多大な影響を与えた人物で、パティシエの名を世界中に広めた人物。
特徴
まず人気なのが、マカロン。
ピエールエルメをご存知の方なら、最初に思い浮かぶと思います。
マカロンが好きではない方も、パリに来たらぜひ一度は食べてもらいたいのが、ピエール・エルメのマカロンです。
実は、私も日本でマカロンを食べた時に、「あんまり美味しくないな」と思っていたのです。
しかし、パリに来たときに、せっかくだからと、マカロンを食べてみたら、全くの別物。
材料なのか、湿度なのか、理由はわかりませんが、食感からして全然違います。
(日本のピエール・エルメのマカロンとも全く違います)
もちろん、どこのお店のマカロンでも良いのですが、可能であれば、やはり最高峰のマカロン、ピエールエルメのマカロンを食べてもらいたいです。
そうすると、マカロンの味の基準が出来ますので、その後、他のお店のマカロンを食べると、ピエールエルメのマカロンより美味しいか、美味しくないかで味の判断がつくと思います。
パティスリーめぐり、パン屋めぐりがより一層楽しくなると思います。
そして、ピエールエルメ、本店で忘れてならいのが、クロワッサン。
フィガロ紙のパリナンバー1クロワッサンにも輝いたことがあるトップクラスのクロワッサンです。
食感はもちろん、バターの風味、味もしっかりしていて、そのまま食べても美味しいクロワッサンです。
実はこのクロワッサン、ピエールエルメのお店はパリ市内には何件もありますが、クロワッサンを購入出来る店舗は、ここ本店と、15区にあるVAUGIRARD店でしか購入することが出来ません。
(現在は他の幾つかの店舗でも購入出来るようです)
また、人気の商品のため、来店する時間によっては完売していることも多々あります。
そんな希少なクロワッサンですので、訪れた際は、ぜひご購入してくださいね。
なお、同じクロワッサンでも、ピエールエルメのクロワッサンで有名なのが、「イスパハン クロワッサン」
基本的にはフランボワーズのクロワッサンという感じなのですが、こちらのクロワッサンの方が有名な分、売り切れていることが多いです。
味に好みがあると思いますが、私は普通のクロワッサンの方が好きでした。
ピエールエルメのクロワッサンは日本でも、ニューオータニ(東京、京都)で購入することが可能です。
但し、マカロン同様、明らかに味は違います。
マカロン、クロワッサンに限らず、焼き菓子等も、フランスのレシピと同じように作っているとのことですが、個人的には全くの別物でした。
また、マカロン、クロワッサンだけでなく、ケーキ類も豊富に揃っています。
選ぶのが大変なくらい、様々なケーキが販売されています。
今回はレモンタルトを購入。
とても美味しかったです。
ピエール・エルメ公式サイトで購入
ピエール・エルメの商品は、公式サイトから購入することが可能です。
ぜひご興味のある方は購入してみてください。
また、アマゾンでピエール・エルメの商品を購入することも出来ます。
公式サイトでは販売されていない商品などが販売されていますので、こちらも合わせてチェックしてみてください。
まとめ
いかがでしたか?
全体的な評価は5段階で以下の通りです。
Pierre Hermé ピエールエルメ 本店 BONAPARTE
味:☆☆☆☆★
外観:☆☆★★★
内観:☆☆★★★
価格:☆☆★★★
スタッフ:☆☆☆★★
購入しやすさ:☆★★★★
場所:☆☆☆☆☆
という感じです。
味に関しては、全体的にレベルは高いですが、値段も高いので☆4つと言うところです。
これは、主にクロワッサンの味が安定して美味しいので、高い評価になっています。
ケーキ類は、☆3つ位だと思います。
外観に関しては、特徴は何もありません。
正直それ以上の感想のないお店構えです。
内観に関しても、細長い店内に、マカロン、ケーキの入ったショーケースと壁際の焼き菓子類が並んでいるごく普通のレイアウトです。
ピエールエルメだからと特筆すべきものはなにもありません。
価格に感しては全体的に高めです。
ケーキ類も美味しいのですが、価格を考えると他に選択肢が沢山出てきます。
スタッフはたくさんいるのですが、接客に追われていますので、ごく普通の対応です。
購入のしやすさは、人気のお店なのでいつも混んでいるのと、お店が狭すぎて、商品もよく見えず正直買いにくいです。
日本人の感覚だと、後ろに沢山人が並んでいると、「なるべく早く購入しなくては」という意識が出てきて、ゆっくり商品を選別出来ないことが多いです。
場所に関しては☆5つです。
サンジェルマンデプレ界隈ですので、パリ散策の途中に立ち寄ることも出来ますし、周りに沢山のパン屋、ケーキ屋さんもありますので、パンめぐりには最適のロケーションです。
リュクサンブール公園で、ランチ、休憩を取ることも可能です。
とにかくパリに来たら、まずはピエールエルメでクロワッサン、マカロン、ケーキ類も食べて見てください。
様々なお店に影響を与えているピエールエルメですので、このお店の味が、すべての基準になると思います。
私もいつも新しいお店に行くたびに、「ピエールエルメより美味しいか?」と考えています。
ぜひ、皆様もパリ、パン屋めぐりのスタートに一度足を運んでみてはいかがでしょうか?
なお、ピエールエルメ本店から少し距離がありますが、歩いて行けるお勧めのパン屋さんはこちら。
ピエールエルメとフォション時代に一緒に働いていた女性パティシエのお店です。
今回も最後までお読み頂きありがとうございました。
パリの最新パン屋ランキングを公開しています。
今回ご紹介させて頂いたお店は何位なのか?
ぜひ合わせてチェックしてくださいね。
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