海外旅行で一番難しいのは「本当に美味しい店」を見つけること。 ネットの評価も大切ですが、私が最後に信じるのは、「地元の人が列を作っているかどうか」です。
今回ご紹介するのは、ノルマンディー地方の古都ルーアンで見つけた、まさに理想の一軒。その名も『Ma Boulangerie(マ・ブーランジェリー)』。
ここは単なる街のパン屋ではありません。オーナーは、フランスで最も名誉あるM.O.F.(国家最優秀職人章)の称号を持つ伝説的職人、クリストフ・クレサン氏。
ジャンヌ・ダルク教会のすぐ隣、芳醇なバターの香りに誘われて地元客が絶え間なく吸い込まれていくその店には、驚きのコスパと、一生忘れられない味の体験が待っていました。
Ma Boulangerie マ・ブーランジェリー
住所
6 Place du Vieux Marché, 76000 Rouen, フランス
営業時間
火曜日~土曜日 07:00~19:00
日曜日: 07:00~13:30
定休日
月曜日
特徴
オーナーシェフ:Christophe Cressent(クリストフ・クレサン)
彼のルーツである祖父の味を現代に蘇らせた、ルーアン伝統のタルト「Mirliton(ミルリトン)」もこの店の隠れた名物です。
2000年にM.O.F.(Boulangerie部門)を受章。
「美味しいものを食べてほしい」というシンプルな情熱を持ち、地元のレストラン(ミシュラン星付きの『Gill』など)へパンを供給していることでも有名です。
店内

お昼前後はとにかく大行列です。列に並んでいる時に外から見えるのがこちら。ディスプレイもちょっとモダンなケーキやタルト。待っている間にますます食べたくなります。

ケーキのショーケースの上に並んでいるのが大きめのタルト。フランボワーズのタルトもこのサイズでこの値段。

色とりどりのフィナンシェやブラウニーも美味しそうです。

美味しいパンオショコラもこの価格。(撮影当時)パリに比べたら断然安くて美味しい。

クロワッサンは何と1ユーロ。(撮影当時)このレベルでこの価格は信じられません。

ブリオッシュなどのパンも美味しそう。

ライムギ系のパン類も手ごろに豊富に揃っています。

最後の会計も手際よく、何とipadで表示されるハイテクさ。(撮影当時です)

そして今回購入したのは、いつも通りの定番、ハムとチーズのバゲットサンド。なかなかのクオリティ。

もちろん、フィナンシェとクロワッサンも購入。どちらもこのお値段では味わえない美味しさです。

そして締めにはアップルタルト。甘すぎずに美味しく頂きました。とにかく種類が豊富でどれもとても美味しそうなので、色々と購入出来ないのが残念でした。
評価
ルーアンに来たら必ず寄るべきパン屋さんMa Boulangerie マ・ブーランジェリー。
全体的な評価は5段階で以下の通りです。
Ma Boulangerie マ・ブーランジェリー
味:☆☆☆☆☆
外観:☆☆☆☆★
内観:☆☆☆☆★
価格:☆☆☆☆☆
スタッフ:☆☆☆☆☆
購入しやすさ:☆☆☆☆★
場所:☆☆☆☆☆
という感じです。
味は文句なく☆5つ。価格とのバランスもあるのですが、これだけ手ごろでこの味は間違いなく☆5つです。
外観は、残念ながら今どきのパン屋さんなので、☆4つ。もちろん、清潔感もあり問題は特にありません。
内観も☆4つ。店内はとても綺麗ですっきりしていますが、ルーアンのパン屋さんという感じはありません。
価格は間違いなく☆5つ。クロワッサンが1ユーロというのは嬉しい限りです。
スタッフも☆5つ。沢山のお客さんが並んで待っているので、店内はとても慌ただしいですが、テキパキと動いてどんどんお客さんをさばいていました。また、言葉が上手く通じなくてもとても親切に対応して頂けました。
購入のしやすさは☆4つ。スタッフのおかげで色々購入出来ましたが、商品が沢山あって売り場が横に長いので、注文がしずらいです。自分の番が来たときに一番端っこの商品の所は他のお客さんが並んでいるので、指さすだけでも一苦労。お店が空いている時間であれば、問題はないと思います。
場所はルーアンにいることを前提として☆5つ。ジャンヌダルク教会の目の前ですし、遠回りをしないでも観光コースに組み込むことが可能です。
まとめ
『Ma Boulangerie』は、世界最高峰の技術(M.O.F.)を持ちながら、地元の人が毎日通える「日常の贅沢」を大切にしている、フランスの良心が詰まったお店です。
クロワッサンから、素材の旨みが凝縮されたライ麦パン、そして宝石のようなタルトまで。どれを選んでも、きっとあなたの「フランスの思い出」を塗り替える美味しさに出会えるはずです。
ルーアンを訪れる際は、観光ルートの真ん中にぜひこのお店を組み込んでみてください。ただし、お昼時は20分以上の行列も覚悟!少し早起きして、焼きたての香りに包まれる至福の朝時間を楽しむのが、通な楽しみ方ですよ。
ぜひルーアンに訪れた際はお立ち寄りください。今回も最後までお読み頂きありがとうございました。
パリのパン屋さんについては、以下の記事で詳しく解説しています。合わせてご覧ください。



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