残念ながら、La Maison Pichardは閉業しております。
訪問予定の方はご注意ください。
パン好きなら一度は訪れたい人気のお店、ラメゾンピシャール 。
2017年クロワッサンコンクール優勝の実力店で、その他のパンでも、様々なコンクールで上位に顔を出すパリでも最上位にランクされるお店です。
ラメゾンピシャールの魅力は美味しさだけでなく、どのパンもお手頃価格で販売されていることです。
クロワッサンは何と1ユーロで販売されていますので、パン好きには絶対に訪れて欲しいお店です。
La Maison Pichard ラメゾンピシャール
基本情報
La Maison Pichard ラメゾンピシャール
住所:88 Rue Cambronne, 75015 Paris, フランス
営業時間:水曜日~日曜日 07:00~13:30 16:00~20:00
定休日:月曜日、火曜日
最寄り駅:Vaugirard (Adolphe Chérioux)、Volontaires 12号線
特徴
La Maison Pichard は、Frédéric Pichard氏が手掛けるパン屋さんです。
クロワッサンコンクールで1位を獲得しただけでなく、バゲットコンクール、タルトオポム、ガレット・デ・ロワなど様々なコンテストで上位を獲得しています。
また、今ではパリでも少なくなった、薪釜でパンを焼いていることでも有名です。
なお、氏の息子であるがGeoffrey Pichard 氏経営しているのがLa Maison d’Isabelleになります。
La Maison d’Isabelleについてはこちらでご紹介させて頂いております。
外観
カンブロンヌ通りに面した外観は、シンプルでシックな店構えです。
オープンな入り口はとても入りやすい作りになっています。
また、外に出ているショーケースが一際目を引きます。
テントの内側には、数々の受賞歴が書かれています。
もちろん、ここに書かれているのは受賞したほんの一部のモノだけです。
店内
入り口に立っただけで店内が一望できる、とても開放感のある作りになっています。
店内右側のショーケースはスッキリ、整然としています。
昔ながらのパンも様々な種類が販売されています。
クロワッサンに目が行きがちですが、侮れない美味しさです。
ディスプレイも上手です。
この分野はあまり詳しくないのですが、色々と試してみたくなります。
店内奥のヴィエノワズリーコーナーには、お目当てのクロワッサンが並んでいます。
2017年1位のクロワッサンが何と1ユーロで並んでいます。
賞を獲得しても、味も値段も変わらないのは本当に凄いことです。
店内左側には、誘惑が止まらないケーキが多数並んでいます。
タルト系も充実しています。
とにかく商品が見やすいです。
買いそびれたクレープ。
次回は絶対に購入します。
迷った挙句、結局お気に入りのイチゴのタルトを購入。
2011年、ナンバーワンのミルフィーユも合わせて購入。
ラッピングが独特でおしゃれです。
無駄のない包装の仕方も好印象です。
店内奥には、アイスクリームも販売されています。
暑い時に訪れた方はぜひ注文してみてくださいね。
実食
今回購入したミルフィーユとタルト。
メトロに揺られながら、ホテルに戻ってきましたが、型崩れはほとんどなし。
味もしつこくなく、幾つでも食べられそうです。
ミルフィーユは流石です。
フォークやスプーンでそのまま切れる、サクサクのミルフィーユ。
パリでもこのサクサクミルフィーユは数少なくなっています。
そしてクロワッサン。
サクッとしてバター感もある美味しいクロワッサンです。
La Maison d’Isabelleのクロワッサンと比べると、サクッと感が強いというかもっちり感が弱い感じです。
この辺り、どちらが良いかは個人差がかなりありそうな感じです。
もちろんどちらもパリでトップクラスの美味しいクロワッサンです。
まとめ
全体的な評価は5段階で以下の通りです。
La Maison Pichard ラメゾンピシャール
味:☆☆☆☆☆
外観:☆☆☆★★
内観:☆☆☆☆★
価格:☆☆☆☆☆
スタッフ:☆☆☆☆★
購入しやすさ:☆☆☆☆★
場所:☆☆☆★★
という感じです。
味は文句なしの☆5つです。
全体的にお手頃価格であることも高評価のポイントです。
外観はシンプルですが、それほど特徴があるわけではありません。
看板の小麦をあしらったデザインが唯一の特徴だと思います。
店内はシンプルなのですが、とても見やすい作りになっています。
店舗奥に薪釜が見えるのはとても良い雰囲気です。
価格は文句なしの☆5つ。
会計の時に思わず聞き間違いかと思える位お手頃です。
スタッフも特別愛想が良いわけではありませんが、いつも手際よく気持ちよく買い物をさせてもらっています。
購入のしやすさは、商品も見やすいので購入しやすいと思います。
但し、混雑時は少々購入しにくい部分があるかも知れません。
場所はアクセス自体は悪くありません。
マドレーヌ寺院を通る12号線で来ることが出来ますので、あまりパリに慣れていない方にも問題はないと思います。
しかし、近隣に観光スポットはないので、ここだけを目指して来なくてはなりません。
パン屋巡りが好きな方は、近隣に歩いて行けるパン屋が多数ありますので、合わせて巡ると楽しいと思います。
La Maison Pichard はパリでも屈指のお勧めパン屋さんなのですが、実は1つだけ大きな問題があります。
それが営業時間です。
週に2日、月曜、火曜が定休日なのと、さらに営業日でも、午後1時半から午後4時までお店が休憩時間になってしまうのが大きな問題です。
実際、何度もお店に行こうと思っても、ちょうどお店が休憩時間の時になってしまっていて、中々立ち寄ることが出来なかったことが多々あります。
もちろん、観光客向けと言うよりは地元密着のお店ですので、仕方がないのですが、、、、。
La Maison Pichardに行こうと思っていらっしゃる方は、必ず事前に訪れる曜日と時間を計算してお出かけくださいね。
今回も最後までお読み頂きありがとうございました。
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