リールフランドル駅から徒歩数分の場所にあるのが、Église Saint-Maurice de Lille(リール聖モーリス教会)。
14世紀から19世紀にかけて造られた教会は、歴史を感じる見どころが沢山あります。
リールには観光スポットととして人気の高い、リール大聖堂もありますが、今回ご紹介させて頂く聖モーリス教会は、大聖堂とは違った、素朴さ、美しさを感じることが出来ると思います。
それでは早速ご紹介させて頂きます。
Église Saint-Maurice de Lille
基本情報
Église Saint-Maurice de Lille リール聖モーリス教会
住所:19 Parvis Saint-Maurice, 59800 Lille, フランス
営業時間:
月曜日~金曜日 11:00~18:00
土曜日 11:00~19:00
日曜日 15:00~20:00
所要時間
聖モーリス教会の大きさはそれほど広くないので、30分ほどあれば見学することが可能です。
特徴
14世紀から建設が始まり、15世紀から16世紀にかけて拡張。
19世紀にさらに拡張工事が行われ、現在の姿になっています。
外観
特徴的なタワーが目を引きます。
少し手入れが必要だと思いますが、立派なファサードです。
内観
身廊から礼拝堂の眺め
右側の側廊からの眺め
右側の側廊から出入口方面
左側の側廊から周歩廊方面
中央の祭壇から礼拝堂
Salle des confessions(告解室)
Chapelle Saint Joseph(聖ジョセフの礼拝堂)
祭壇からの眺め
Crucifixion Louis Joseph Watteau (1731-1798)
(写真右側のイエスが十字架にはりつけられた絵)
写真が暗くて少し見えにくいですが、上部にオルガンがあります。
1877年に設置されました。
出入口部分は、ネオゴシック様式になっています。
Scène de la Passion (1767-1768)、Louis Joseph Watteau (1731-1798)
ステンドグラス
ステンドグラスは、リールのガラス工芸家、Charles Gaudelet(シャルル・ゴドゥレ, 1817-1870)とリールの画家、ビクター・モテス(Victor_Mottez, 1809-1897)を中心に制作されました。
中央、賢者の崇拝 左 伝道者ルカ
中央、キリストのはりつけ
la Vie de la Vierge(聖母の生涯)
まとめ
いかがでしたか。
写真がメインの記事となってしまいましたが、フランスのサイトでも詳しい解説を見つけることが出来ませんでした。
聖モーリス教会はリールフランドル駅から徒歩数分の所にありますので、いつでも気軽に立ち寄ることが出来ます。
見学自体も時間がかからずに見て周ることが出来ますので、観光の隙間に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
想像以上に美しいステンドグラスに感動されることと思います。
今回も最後までお読み頂きありがとうございました。
なお、パリから日帰りリールの旅は、こちらで詳しくご紹介させて頂いております。
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