パリ市民と観光客の憩いの場である、”チュイルリー公園“。
セーヌ川沿いにある公園はパリ観光の最も人気の高い散策スポットの一つです。
ルーブル美術館とコンコルド広場に挟まれて、遠くには凱旋門を望むその場所は、歩いているだけでパリを満喫出来てしまいます。
今回は、そんな魅力たっぷりの”チュイルリー公園“を早速ご紹介させて頂きます。
チュイルリー庭園 Jardin des Tuileries
基本情報
チュイルリー庭園 Jardin des Tuileries
住所:113 Rue de Rivoli, 75001 Paris, フランス
開館時間:07:30~19:30(9月最終日曜日~3月最終日曜日)
07:00~21:00 (3月最終日曜日~9月最終土曜日)
休館日:なし
最寄り駅: Tuileries 1号線 その他多数の駅から歩くことが可能です。
入場料
無料
オランジュリー美術館 Musée de l’Orangerie
セーヌ川沿い、コンコルド広場方面にあるのが”オランジュリー美術館“。
モネの「睡蓮」が展示されていることで、とても有名な美術館です。
モネの他にも、ルノアール、マティス、ルソー、ピカソ、モディリアーニなど、印象派、ポスト印象派の作品を中心に展示されています。
詳しくは、こちらの記事で紹介させて頂いております。
ジュ・ド・ポーム美術館 Jeu de Paume
基本情報
Jeu de Paume Paris
住所:1 place de la Concorde 75008 Paris
開館時間:
火曜日 11:00 ~ 21:00
水曜日~日曜日 11:00~19:00
休館日:月曜日
最寄り駅: Concorde 1号線 その他多数の駅から歩くことが可能です。
入場料
一般:12ユーロ
割引価格:9ユーロ
火曜日のみ学生と25歳未満の方の入場料が無料になります。
団体割引料金有(10名以上)
特徴
近現代芸術や映像美術などを主に取り扱っています。
チュイルリー公園 所要時間
チュイルリー公園はとても広い庭園になります。
何かを鑑賞するというよりは、のんびり歩きながら、ルーブル美術館を眺めたり、コンコルド広場から凱旋門を望んだりするのことが出来ます。
また、天気の良い日はランチを楽しんだり、読書をしたりとのんびり過ごすのに最適な庭園です。
ルーブル美術館からコンコルド広場まで、真っすぐ歩いてしまえば15分位で歩き終えてしまいます。
のんびり休憩しながら、散歩するのであれば、30分程度で見て回れてしまうと思います。
チュイルリー公園 歴史と特徴
1564年 Catherine de Medici女王が建てたチュイルリー宮殿の庭園として整備される。
名前の由来は、もともとこの場所にあったタイル工場が名前の由来と言われています。
1664年に ルイ14世の命で、アンドレ・ル・ノートル(AndréLeNôtre)により現在の原型となる庭園が整備されます。
このアンドレ・ル・ノートル(AndréLeNôtre)は、ヴェルサイユ宮殿をも手掛けた、王室庭師です。
1871年 パリ、コミューンの鎮圧の最中に宮殿は焼失。その後再建計画が持ち上がるが、未だ実現していません。
出典: PARISINFO Jardin des Tuileries
https://www.parisinfo.com/musee-monument-paris/71304/Jardin-des-Tuileries
アンドレ・ル・ノートルが手掛けた庭園は左右対称に造られています。
見た目の美しさもさることながら、散策のしやすさも魅力の一つです。
一年中楽しめる庭園ですが、春から夏の時期はさらに楽しめるイベントが開催されています。
内容は毎年変更になると思いますが、2019年には以下のイベントが開催されています。
Jardins, Jardin aux Tuileries 5月~6月
様々なコンセプトのもとに、いくつもの庭の作品が展示されます。
毎年多くの人が訪れるイベントになっています。
Fête des Tuileries 6月~8月
夏休み期間中の約2か月間、沢山のアトラクションを楽しむことが出来ます。
こちらも毎年恒例のイベントとなっています。
まとめ
いかがでしたか?
パリに訪れたことがある方なら、誰でも知っているチュイルリー庭園ですが、意外とその歴史は知らないものです
私も改めて調べてみると、結構知らないことが多いのだと気づかされました。
初めて行かれる方は、ぜひ庭園内、そして庭園から臨む景色を楽しんでください。
すでに訪れたことがある方は、チュイルリー庭園の歴史に思いをはせると、また違った楽しみ方が出来るのではないでしょうか。
私もまた、次回の訪問の際、違った角度で楽しんできます。
なお彫刻等にご興味のある方は、庭園内に様々な作品が展示されていますので、こちらも合わせてご覧になられると、より一層楽しむことが出来ると思います。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
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