今まで、ロサンゼルスでハーツレンタカーの予約方法、アメリカでの運転の仕方についてご紹介させて頂きました。
今回は、ロサンゼルスで実際にハーツレンタカーを借りる流れをご紹介させて頂きます。
一通り見て頂くと、レンタカーを借りるまでの手順が分かるおもいますので、ぜひ参考にしてみてください。
空港からハーツレンタカーまで
それでは、ロサンゼルス国際空港に到着して、ハーツレンタカーに行くまでの流れを確認しましょう。
空港を出ると、すぐに車社会のロサンゼルスを感じることが出来ます。
道路は車で大混雑していますからアメリカに来たことを実感出来ると思います。
空港を出てすぐの道路に中央分離帯があります。
この中央分離帯の所がバス乗り場になっています。
少し分かり難いですが主に以下の乗り場があります。
- FlyAway, Buses Long Distance Vans グリーン
- Rental Car Shuttles パープル
- Hotel & Courtesy Shuttles レッド
- Lax Shuttle Airline Connections ブルー
文字の色はそれぞれの看板の色になっています。
グリーンのFlyAway,Buses Long Distance Vans はバスで主要都市へ向かう方向けです。
主な行先は、ハリウッド、ロングビーチ、ユニオンステーションなどです。
予約なしで利用することが出来ますので、ご利用になる場合は行く先を間違わないようにしてください。
レッドはホテルのバス、ブルーは空港のシャトルバスになります。
色んなバスの乗り場があって間違い安いのですが、その中でRental Car Shuttles乗り場に向かいます。
この乗り場で待っていると様々なレンタカー会社のバスが来ますので、間違わないように、ハーツレンタカーのシャトルバスに乗ります。
白と黄色をベースにして、大きく Hertz と書かれていますので、すぐにわかると思います。
無事、バスに乗ったら、乗る場所にもよりますが、数か所他の停留所を経て、ハーツのLAX営業所に向かいます。
なお、バスに乗ったらすぐにスーツケースを専用の棚に入れてください。
場所はどこでも良いので、素早く置いてください。
この時、気を付けて欲しいのが、スーツケースを横にしておくことです。
車輪を下に向けたまま置くとカーブでスーツケースが動いて思わぬ事故の元となります。
LAX営業所までに、何か所かカーブのポイントがありますので、十分に注意してください。
走り出すと、すぐに一般道に入ります。
バスからの眺めはすでにロサンゼルスの景色。
時差ボケの中、テンションが上がります。
バスの車内はエアコンが効いています。
日本人には効きすぎているくらいですので、寒さが苦手な方はバスに乗る前に、上着を用意しておきましょう。
Hertz Lax International airport ハーツLAX営業所
空港でハーツレンタカーを利用する場合は、バスに乗ってこの営業所に向かいます。
とても広く、様々な車のタイプが準備されています。
以前ご紹介したハーツレンタカー予約編にて、GOLDメンバーに登録された方は、会員専用の掲示板にご自身の名前が記載されていますので、その番号、もしくは指示に従ってください。
- 5 STAR :ファイブスター 1年で7回以上、または1500ドル以上の利用がある方。ワンランク上の車種にアップグレードしてもらえます。
- GOLD :ゴールド 標準のセダンクラスを予約しているとこの表示があると思います。GOLDゾーンから好きな車種を選んでレンタルすることが可能です。
- ZONE :ゾーン 通常ZONEの後に書かれた数字のエリアに予約車が用意されています。
- PRES CIR :プレジデント サークル 1年で20回以上、または4000ドル以上の利用がある方。ワンランク上の車種にアップグレードしてもらえます。(ファイブスターよりもさらにサービスが良いようです)
- SEE DESK :シーデスク ゴールド専用のカウンターがありますので、そちらへ行ってください。
- 22 : 番号が表示されている方はその番号の所に車が用意されていますので、そちらへ向かってください。
ハーツULTIMATE CHOICE
ゴールドメンバーの掲示板で GOLD と表示された方は GOLD エリアの中から好きな車を選んで、レンタルすることが可能です。
一応ハーツのサイトでは、「ハーツULTIMATE CHOICE®」と呼んでいるようですが、利用している感じだと、「GOLD」という呼び名の方がピッタリな感じです。
この看板の先のエリアがゴールドエリアです。
日産、フォード、シボレーなど、様々な車種が並んでいます。
同じような車が並んでいるときもあります。
また、SUVなど様々なタイプの車が並んでいることもあります。
車種が多いと嬉しい気がしますが、この中から選ぼうとすると、かえって迷ってしまいます。
ハーツのホームページにはスマートにレンタル出来ますよと記載されていますがぜんぜんスマートでなかったりします。
なお、車種を選ぶ際は、皆様の用途に合わせて選んでくださいね。
当然、大きな車は燃費が悪いので、遠出する予定のある方は、十分に注意してくださいね。
でも、せっかくだから大きい車、運転してみたくなりますよね。
また、幾つか迷う車があれば、実際に乗ってみてください。
乗り心地や、トランクの大きさ、ハンドルやメニューの使い勝手など。
敷地を出るまでは変更することも可能ですので、焦らずじっくり決めてください。
営業所より出発
お気に入りの車種を見つけたら、早速レンタルを開始しましょう。
今回はトヨタのカムリをレンタルしてみました。
(トヨタのカムリはポピュラーです)
道路に書かれた矢印に従っていくと、自然と出口に向かえます。
なお、途中横断歩道の車線がある箇所が何か所かあります。
また営業所内ですので、かまわず横断してくる利用者もいます。
そんな時は、必ず一旦停止しましょう。
ロサンゼルスに到着して時間的には間もないですが、すでに交通ルールはアメリカです。
どの場所、どんな時も歩行者絶対優先ですので、気を抜かずに運転してください。
出口は画像のようにゲートになっていますので、ブルーのランプがついているレーンを選んで並んでください。
この時必要なものは
- 国際免許
- ハーツレンタカーで翻訳してもらった書類
のどちらかがあればOKです。
稀に、国際免許を出した時に、日本の免許も要求されることがありますが、基本的にはないと思って頂いて大丈夫です。
英語が苦手な方でも、特にこの場面で会話が必要になることはありません。
担当の人によっては、「名前は?」「今何キロ走っているか?」とか「水はいるか?」みたいなことを聞いてくる人もいますが、何となくニュアンスで分かると思います。
とにかく、免許証さえあれば特に問題になることはありませんので安心して進みましょう。
そして、係りの人が免許のチェックと、車体番号をバーコードで読み取れば無事終了です。
問題がなければ、レンタルの内容が書かれた紙を渡されますので、レンタル終了まで大切に保管しておいてください。
出口は出て、右折出庫になりますので、気を引き締めて、ロサンゼルスドライブを楽しみましょう。
まとめ
いかがでしたか?
当ブログを読んで頂ければ大体の流れがわかるので特に問題は起こらないと思います。
また、一度経験してしまうとレンタルまでの流れ自体は簡単なので、空港に着いたら、あっという間に運転してた、みたいな感覚になると思います。
繰り返しになりますが、ハーツの営業所を出たら、そこはアメリカの道路ですので、日本とは違う感覚で運転をするように注意してください。
そして絶対に忘れてはならないのが、「歩行者絶対優先」です。
なお、左ハンドルに慣れていない方は、ワイパーや方向指示器等の使い方を十分に営業所内で確認して、車幅等のイメージをつかんでから出発するようにしてくださいね。
今回も最後までお読み頂きありがとうございました。
ハーツレンタカーを利用する際の参考になれば幸いです。
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万が一事故やトラブルに遭遇した場合はこちらをご覧ください。
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