ストラスブール美術館コレクション、今回はバロックからロマン主義までをご紹介させて頂きます。
西洋美術の基礎が固まるこの時期は、時代的にも様々な出来事が起こり、そう言った要素も作品に反映されています。
時代の移り変わりを意識しながら見ているとより一層楽しめると思います。
それでは早速ご紹介させて頂きます。
- Pierre Paul Rubens (1577-1640)
- Carlo Sellitto (1581-1614)
- Simon Vouet (1590-1649)
- Valentin de Boulogne (1591-1632)
- Giovanni Francesco Barbieri (1591-1666)
- Jacopo Vignali (1592-1664)
- Claude Gellée dit Le Lorrain (1600-1682)
- Michele Desubleo (1602-1676)
- Philippe de Champaigne (1602-1674)
- Claude de Jongh (1605-1663)
- Salvator Rosa (1615-1673)
- Emanuel de Witte (1617-1692)
- Valerio Castello (1624-1659)
- Bernhard Keil (1624-1687)
- Jan Havickszoon Steen (1626-1679)
- Reyer van Blommendael (1628-1675)
- Bartolomeo Biscaino (1629-1657)
- Gabriël Metsu (1629-1667)
- Jacob van Ruisdael (1629-1682)
- Gillis Rombouts (1630-1672)
- Cornelis Norbertus Gysbrechts (1630-1675)
- Johann Carl Loth (1632-1698)
- Frederik De Moucheron (1633-1686)
- Francisque Millet (1642-1679)
- Gaspar Pieter Verbruggen le Jeune (1664-1730)
- Giuseppe Crespi (1665-1747)
- Jan van Huysum (1682-1749)
- Jean-Baptiste Oudry (1686-1755)
- Giandomenico Tiepolo (1727-1804)
- Nicolas Guy Brenet (1728-1792)
- Georges Michel (1763-1843)
- Alexandre-Evariste Fragonard (1780-1850)
- Jean-Baptiste Camille Corot (1796-1875)
- Eugène Delacroix (1798-1863)
- Théodore Rousseau (1812-1867)
- Antoine Chintreuil (1814-1873)
- Théodore Chassériau (1819-1856)
- Gustave Brion (1824-1877)
- Hippolyte Pradelles (1824-1913)
- William Adolphe Bouguereau (1825-1905)
- Jules-Édouard Magy (1827-1878)
- Jean-Jacques Henner (1829-1905)
- Léon-François Comerre (1850-1916)
- まとめ
Pierre Paul Rubens (1577-1640)
Le Christ triomphant de la Mort et du Péché (1615/16)
フランドル、バロックを代表する画家であり、後世に多大な影響を与えた画家です。
La Visitation (1611/12)
Carlo Sellitto (1581-1614)
Saint Bruno en prière devant le crucifix (1610)
イタリア、バロックの画家です。
Simon Vouet (1590-1649)
Loth et ses Filles (1633)
フランス、バロックの画家です。
イタリアで1612年から1627年まで過ごしたのち、フランスに戻り、バロック様式をフランスに伝えた人物としても有名です。
Valentin de Boulogne (1591-1632)
Musiciens et soldats (1626)
フランスの画家、カラヴァッジョの影響を強く受けたと言われています。
Giovanni Francesco Barbieri (1591-1666)
Samson et Dalila (1654)
イタリア、バロックの画家です。
主にローマとボローニャで活動しました。
Jacopo Vignali (1592-1664)
Cyparissus
イタリア、バロックの画家です。
Claude Gellée dit Le Lorrain (1600-1682)
La Fuite en Egypte (1635/40)
ロレーヌ出身の画家でありイタリアで活躍、後世の画家たちに多大な影響を与えた一人です。
フランス、バロック、古典主義になります。
ロダンも彼の像を制作しています。
Michele Desubleo (1602-1676)
Allégorie de la musique
フランスで生まれましたが、活躍の場はイタリアです。
Philippe de Champaigne (1602-1674)
Portrait of Cardinal de Richelieu (1642)
ブリュッセル生まれの画家でパリで活躍しました。
Claude de Jongh (1605-1663)
Saint Laurent couronné par l’Enfant Jésus (1634)
オランダ黄金時代の画家です。
Salvator Rosa (1615-1673)
PAYSAGE AVEC TOBIE ET L’ANGE (1670)
イタリア、バロックの画家です。
Emanuel de Witte (1617-1692)
Intérieur d’église gothique (1679)
オランダの画家で、教会内部を主に描いていました。
Intérieur de la Oude Kerk d’Amsterdam (1655)
Valerio Castello (1624-1659)
L’Adoration des Mages (1650)
イタリア、バロックの画家です。
Bernhard Keil (1624-1687)
Portrait de vieille femme
デンマーク、バロックの画家です。
レンブラントの弟子でもありました。
Jan Havickszoon Steen (1626-1679)
Scène d’auberge
オランダ黄金時代、バロックの画家です。
Reyer van Blommendael (1628-1675)
Socrate, ses deux épouses et Alcibiade (1934)
オランダ黄金時代の画家です。
作品はソクラテスの2面性について描かれていると言われています。
Bartolomeo Biscaino (1629-1657)
L’Adoration des Mages (1650)
イタリア、バロックの画家です。
Gabriël Metsu (1629-1667)
Lazare et le mauvais riche (1652)
オランダの画家です。
Jacob van Ruisdael (1629-1682)
Paysage montagneux avec torrent
オランダ黄金時代の画家であり、風景画を描いていました。
風景画の第一人者です。
Gillis Rombouts (1630-1672)
Le petit pont
オランダ黄金時代の画家です。
Cornelis Norbertus Gysbrechts (1630-1675)
Vanité
フランドルの画家です。
主に、Trompe l’oeil(トリックアート、だまし絵)を中心に描いていました。
Johann Carl Loth (1632-1698)
Le Martyre de Saint Gérard Sagrado (Gérard de Csanad)
ドイツ生まれ、ベネツィアで活躍したバロックの画家です。
Frederik De Moucheron (1633-1686)
PAYSAGE ROMAIN AVEC SAN STEFANO ROTONDO (1655)
オランダ、バロックの画家です。
フランス、イタリア、オランダの風景を描いていました。
Francisque Millet (1642-1679)
Paysage maritime
フランス、バロックの画家です。
二コラプッサンから多大な影響を受けています。
Gaspar Pieter Verbruggen le Jeune (1664-1730)
Vase de fleurs et de fruits
フランドルの画家であり、静物画を中心に描いていました。
Giuseppe Crespi (1665-1747)
L’AMOUR VAINQUEUR OU L’INGEGNO (1695/1670)
イタリア、後期バロックの画家です。
Jan van Huysum (1682-1749)
Bouquet de fleurs
花や果物を中心に描いた、オランダの画家です。
Jean-Baptiste Oudry (1686-1755)
Perroquet
フランス、ロココの画家です。
静物画、主に動物を中心に描いていました。
Giandomenico Tiepolo (1727-1804)
LA VIERGE EN GLOIRE AVEC SAINT LAURENT ET À SAINT FRANÇOIS DE PAULE (1775/80)
イタリアの画家です。
Nicolas Guy Brenet (1728-1792)
La Continence de Scipion (1788)
フランスの画家です。
Georges Michel (1763-1843)
L’Orage (1830)
フランスの風景画家、バルビゾン派の先駆者になります。
Paysage avec moulins à vente (上)
Paysage :Louis CABAT(1812-1893) (下)
Alexandre-Evariste Fragonard (1780-1850)
Don Juan et la statue du commandeur (1830/35)
フランスの画家です。
Jean-Baptiste Camille Corot (1796-1875)
Fraîcheur du matin (1870) (上)
Paysage du Morvan (1855) (下)
フランスを代表する画家であり、主に風景画を中心に描きましたが、肖像画も描いています。
バルビゾン派の創設者の一人でもあり、後の印象派へ大きな影響を与えた。
Eugène Delacroix (1798-1863)
Attila envahissant l’Italie (1851) (上)
Episode de la guerre de 1814 (1870) (下) Théophile Schuler(1821-1878)
フランス、ロマン主義を代表する画家です。
Théodore Rousseau (1812-1867)
Le Marais (1850) (上)
Esquisse de paysage (1830) (下)
フランスの風景画家で、バルビゾン派の先駆者の一人です。
Antoine Chintreuil (1814-1873)
Le soleil boit la rosée (1866)
フランス、リアリズムの画家です。
コローの影響を強く受けています。
Théodore Chassériau (1819-1856)
Intérieur de harem ou Femme mauresque sortant du bain au sérail(1854)
フランス、ロマン主義、オリエンタリズムの画家です。
Une jeune fille cosaque trouve Mazeppa évanoui sur le cheval sauvage (1851)
Gustave Brion (1824-1877)
Femme au rosier (1875)
フランスの画家、イラストレーターです。
ヴィクトルユーゴのレミゼラブルの初版のデザインをしたことでも有名です。
Hippolyte Pradelles (1824-1913)
Paysage des bords de la Garonne
ストラスブール生まれの風景画家です。
William Adolphe Bouguereau (1825-1905)
La Vierge consolatrice (1877)
フランス、アカデミズムの画家です。
神話や、女性を中心に描いていました。
Jules-Édouard Magy (1827-1878)
La Caravane (1863)
フランス、マルセイユの画家です。
Jean-Jacques Henner (1829-1905)
Le Christ en croix (1890)
フランスの画家です。
パリ、17区にMusée national Jean-Jacques-Henner(美術館)があります。
Léon-François Comerre (1850-1916)
Portrait de la femme de l’artiste (1892)
フランス、オリエンタリズムの画家です。
まとめ
いかがでしたか。
ストラスブール美術館で展示されている作品はここまでの年代になります。
印象派以降は、ストラスブール近現代美術館の方に展示されていますので、ぜひこちらの方も一緒に訪れて見ると、時代の流れが分かると思います。
今回の記事が、ストラスブール美術館を訪れる際の参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
ストラスブール美術館、ルネサンス時代はこちらで詳しくご紹介させて頂いております。
ストラスブール美術館の概要については、こちらで詳しくご紹介させて頂いております。
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