今回ご紹介させて頂く、”Bercy Village(ベルシー・ヴィラージュ)“は再開発地区で、とても整備された地域になります。
最も魅力的なのは、ワインの貯蔵庫をそのまま生かしたショッピングエリアです。
他の地域では見ることが出来ない独特の雰囲気をぜひ楽しんでください。
また、周囲には様々な観光スポットもありますので、1日のんびりと過ごしたい方には、ぜひ訪れて欲しいエリアです。
Bercy Village ベルシー・ヴィラージュ
基本情報
Bercy Village ベルシー・ヴィラージュ
住所:28 Rue François Truffaut, 75012 Paris, フランス
営業時間:
ブティック:10:00~20:00(店舗により異なる)
レストラン:10:00~02:00(店舗により異なる)
最寄り駅:Cour Saint-Émilion メトロ14号線
アクセス方法
ベルシー・ヴィラージュへのアクセスはメトロ14号線を使うのが最も便利です。
写真はベルシーから乗車しました。
最寄り駅は、”Cour Saint-Émilion“。
メトロ14号線は、地下かなり深い場所を走っているので、地上に出るまで距離がありますが、地上に出たら、目の前がベルシー・ヴィラージュです。
特徴
1986年に歴史的な建造物に指定された倉庫群。
19世紀から、ワイン貯蔵庫として利用されていました。
その跡地をそのまま利用して開発されたのが、ベルシー・ヴィラージュです。
オープンは、2002年、30件のショップやレストランが出店している複合施設です。
館内マップ
ベルシー・ヴィラージュのフロアマップは、敷地内の入り口に飾られています。
赤いマークで自分たちがいる場所も分かりますので、とても便利です。
マップは2種類あり、縦型と丸型の2通りになります。
近隣の施設も描かれているので、散策するときも約に立ちます。
現地レポート
メトロの駅、”Cour Saint-Émilion“から地上に出たら、目の前がベルシー・ヴィラージュになります。
こちらは右手側。
左側が、ベルシー・ヴィラージュで、右側が、ベルシーパークになります。
こちらは左側。
真っすぐ進むと、ツアー等で紹介されやすいホテル、キリアド ホテル パリ ベルシー ヴィラージュがあります。
こちらに宿泊される方は”Cour Saint-Émilion“を利用することになります。
ベルシー・ヴィラージュのメインストリート。
天井に、布を張っていたりしておしゃれな雰囲気です。
こちらは逆側。
両サイドが店舗になっています。
テントが無い時は、開放感が溢れる空間になっています。
夜間から早朝まではこの門は閉鎖されますので、ご注意ください。
ピロギュ・ド・ベルシー通り側の出入口。
入り口によって、雰囲気がかなり違います。
ショップ
Dammann Frères :フランスで最も本格的な紅茶を味わえるお店です。
La Cure Gourmande:南仏のお菓子を味わうことが出来ます。お店も可愛いので、ぜひ覗いて見てください。
Oliviers & Co:フランスはもとより、ヨーロッパ各地のオリーブオイルを扱っています。日本にも出店しています。お店の人はとても親切で試食も可能です。
FIVE GUYS:1986年創業、アメリカ発のハンバーガーチェーン店です。パリでもあちらこちらにお店が出来ていて、いつも沢山のお客様で賑わっています。パリでは行ったことはありませんが、アメリカでは何度が訪れています。
Eric Kayser:みなさんご存知のエリック・カイザー。パンやケーキはもちろん、ランチも可能です。
Sandro:1984年創業のフランスブランド。レディースがメインですが、メンズも展開しています。フランス国内だけでも350店舗を構える人気アパレルショップです。
(Sandroは閉店しているようです。)
Maje:1998年創業。パリジェンヌ御用達の人気アパレルショップです。
Store Cogedim:不動産屋さんになります。(閉店しているようです。)
IKKS:フランスを代表するアパレルブランド。こちらの店舗はレディースになっています。
(閉店しているようです。)
その他にも沢山の物販店舗やレストランが出店しています。
どのお店も魅力的なので、とても楽しめると思います。
Parc de Bercy ベルシー公園
ベルシー・ヴィラージュの隣には、ベルシー地区の再開発に伴い大きな公園が作られました。
1995年に開園した公園はパリ中心地の公園とは違う、のんびりした空間になっています。
公園は3つのゾーンからなっていて、それぞれにテーマがあります。
Le Jardin romantique:ロマンチック・ガーデンは「水」をテーマに作られています。
Les Parterres:花壇と呼ばれるエリアは、様々な花壇や庭園から作られています。
La Grande Prairie:大草原と呼ばれるエリアは、スポーツ施設なども一体となっています。
ベルシー・ヴィラージュに隣接するのは、”Le Jardin romantique“エリア。
写真は冬なので、ちょっと寂しいですが、暖かい季節には景色が一変します。
奥に見えるのが、ベルシー・ヴィラージュ。
ベルシー公園はとても綺麗に管理されています。
トイレなども充実しているので、安心して長い時間を過ごすことが出来ます。
暖かい季節に訪れる方は、ベルシー・ヴィラージュでお昼を買って、公園でのんびり過ごすのもお勧めです。
まとめ
いかがでしたか。
ベルシー・ヴィラージュの魅力が少しでもお伝え出来たでしょうか。
出店しているお店は、ここに来なくては買えないものではありませんが、ワイン倉庫を改装した全体的な雰囲気は、他では見ることが出来ないので、訪れる価値は十二分にあると思います。
また、天気の良い日や、暖かい季節に訪れる予定のある方は、ベルシー公園はもちろん、セーヌ川沿いを散策することも出来ますので、このエリアで1日楽しむことも出来ます。
滞在中日数が長い方は、パリ中心部の喧騒を忘れて、1日のんびりと過ごしてみるのも良いかもしれません。
今回も最後までお読み頂きありがとうございました。
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