重要なお知らせ
2019年4月20日よりパリのバスはほとんどの路線でルート変更が行われています。
このページでご紹介させて頂いている50番台の路線は、すべての最新のルートになっております。
53番線が廃止になっておりますので、ご利用の際はご注意ください。
今回は52番線から59番線までのルートをご紹介します。
50番台の路線は、全般的に限られた方が利用する路線が集まっています。
路線上に宿泊施設がある方は日々活躍する路線があると思いますが、それ以外の方には少し微妙な路線かも知れません。
パリの市バスは、20番線から96番線まで、それぞれの番号が割り振られています。
すべての数字のバスがあるわけではないのですが、全部で60の路線があります。
そのすべてを把握するのは難しいのですが、一つ一つ実際のルートと照らし合わせて、利用しやすい路線をチェックしてくださいね。
パリ バス 完全ガイド 52番線から59番線まで
52番線
2019年4月 改正版
Parc de Saint-Cloud と Opera を結ぶ路線です。
2019年の改正で、変更のないルートになっております。
オペラを出発し、マドレーヌ寺院を経由します。
コンコルド広場を通り、シャンゼリゼ通りの1本裏の道を走ります。
少し大回りをしながら、凱旋門に向かいます。
凱旋門を過ぎたら、今度はVictor Hugo駅に向かいます。
その後は、16区を通り、環状道路を超え、Parc de Saint-Cloudが終点になります。
52番線は悪くはないルートですが、実用的な場所は、オペラから凱旋門までの道のりになります。
ただし、シャンゼリゼ通りを通らないので、華やかなシャンゼリゼ通りを通りたい人には向かないかもしれません。
なお、シャンゼリゼ通りは渋滞するので、凱旋門まで早く行きたい場合は、この路線を利用する方が早く到着する場合もあります。
53番線 ~運行停止~
2019年4月 運行停止
53番線は、2019年4月の改正で、運行停止となりました。
以下の記事は2019年4月以前の参考記事になります。
Pont de Levallois と Opera を結ぶ路線です。
オペラを出発し、サンラザール駅に向かい、サンラザール駅に向かう線路沿いに上に向かいます。
その後は、環状道路を超え、Pont de Levalloisに到着します。
53番線は、特に観光名所を通らないので、一般の旅行者には不要な路線だと思います。
路線上に、宿泊施設がなければ、利用することはないでしょう。
54番線
2019年4月 改正版
Porte d’Aubervilliers と Gabriel Peri を結ぶ路線です。
2019年の改正で僅かながら変更になっています。
但し、一般の旅行者が利用する路線ではないために特に問題はないと思います。
パリの上の方、東駅の上辺りの環状道路にあるPorte d’Aubervilliers から出発します。
東駅、北駅を通り、サクレクール寺院の下辺り、クリシー通りを通り、Place de Clichy に向かいます。
その後もクリシー通りを通り、Porte de Clichy に向かい、環状道路を渡り、終点のGabriel Peri に到着します。
56番線
2019年4月 改正版
Porte de Clignancourt と Château de Vincennes を結ぶ路線です。
2019年の改正で若干の変更がありました。
サクレクール寺院の上、環状道路辺りに、Porte de Clignancourtがあります。
ここを出発して、サクレクール寺院の脇を通り、北駅、東駅を通ります。
その後は、レピュブリック広場を抜けて、11区を横断します。
後は、ナシオン広場を経由して、ヴァンセンヌの森入り口付近が終点になります。
56番線も、あまり観光地は走りません。
北駅周辺から、サクレクール寺院に行かれる方か、ヴァンセンヌの森に行かれる方以外はあまり利用することのない路線だと思います。
57番線
2019年4月 改正版
Arcueil–Laplace RER と Porte de Bagnolet–Louis Ganne を結ぶ路線です。
2019年の改正で変更のない路線です。
20区 環状道路沿いにある Porte de Bagnolet–Louis Ganne から出発します。
ナシオン広場を通り、リヨン駅を経由し、セーヌ川を渡ります。
その後、イタリー広場を経由し、13区を縦断します。
環状道路も越えて、終点、Arcueil–Laplace RER に到着します。
57番線も、ルート上に宿泊施設がない限り、一般の旅行者が利用することはまずないと思います。
58番線
2019年4月 改正版
Vanves–Lycée Michelet と Châtelet を結ぶ路線です。
2019年の改正で若干の変更がありました。
シテ島のルート変更のみですので、大きな変更ではありません。
シャトレを出発後、ポンヌフ橋を渡ります。
セーヌ川を渡ったら、オデオンを経由し、リュクサンブール公園を通ります。
その後は、モンパルナスタワー、モンパルナス駅を通り、14区を縦断し環状道路に出ます。
すぐに、終点、Vanves–Lycée Michelet に到着します。
58番線は、シャトレを出発しますので、ルーブル美術館やBHV辺りに用事があった場合など乗りやすい場所にあります。
その後、リュクサンブール公園を通りますので、サンジェルマンデプレ界隈を散策したい場合など有効に活用出来ると思います。
また、モンパルナス駅も経由しますので、地方都市に行かれる方などにも活躍する路線ではないでしょうか。
バスからの車窓自体は、セーヌ川を渡る時位しか見どころはありませんが、実用性は十分にある路線だと思います。
59番線 ~新設~
2019年の改正で新たに追加された59番線。
残念ながら、観光で利用することはまずないと思います。
ルート上に宿泊施設等がある方のみの利用になります。
まとめ
いかがでしたか?
50番台の路線は、2019年の改正で、53番線が廃線になり、代わりに59番線が新し追加されました。
50番台の路線で使い勝手が良いのは、52番線と58番線くらいになると思います。
それ以外の路線は、ルート上に宿泊施設がない限り、利用することはないと思います。
52ばん、58番線も他の路線で代用がきく場合がありますので、初めてパリでバスを利用される方は、今回の50番代の路線はすべて無視しても問題はないと思います。
今回も最後までお読み頂き、ありがとうございました。
バスの乗り方や、チケットの購入方法などは以下でご紹介しています。
パリのバス利用が初めての方は、こちらをお読みになる前にチェックして頂くとスムーズに理解出来ると思います。
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