Château de Vincennes ヴァンセンヌ城 無料で楽しめる観光スポット ゴシック様式のサンシャペル教会は必見

ヴァンセンヌ城 パリ
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今回ご紹介させて頂くのは、”Château de Vincennes(ヴァンセンヌ城)“。

14世紀から17世紀にかけて、王室の要塞として利用されたお城です。

パリ中心部からメトロ1号線で20分ほどの場所にあり、アクセスも良く、観光客も少なく、のんびりと見て周ることが出来ますので、ぜひお時間のある方は訪れて見てください。

それでは早速ご紹介させて頂きます。

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Château de Vincennes

基本情報

Château de Vincennes ヴァンセンヌ城

住所:Avenue de Paris, 94300 Vincennes, フランス

営業時間:9/23~5/20 10:00~17:00 5/21~9/22 10:00~18:00

定休日:なし (1/1、5/1、12/25を除く)

最寄り駅:Château de Vincennes メトロ1号線

料金

大人:9.5ユーロ

18歳以下:無料

※ヴァンセンヌ城の見学は無料です。

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所要時間

今回ご紹介させて頂く、ヴァンセンヌ城内部観光だけであれば、1時間もあれば十分に見て周れると思います。

ダンジョン内部の見学を含めても、1時間~1時間半ほどあれば大丈夫だと思います。

皆様のご都合に合わせて計画を立ててくださいね。

特徴

歴史

1150年頃、ルイ7世の狩猟小屋が建てられる。

13世紀、フィリップ2世とルイ9世が大規模な邸宅を建設。

1337年、フィリップ5世により、ダンジョンが建設された。52メートルの高さは、当時欧州で最も高い砦の構造物であった。

1410年頃、外壁が完成。

17世紀、建築家、Louis Le Vauにより、パビリオンが作られる。

18世紀、ヴェルサイユ宮殿に役割を受け継いで放棄される。

18世紀、磁器工場や刑務所として利用される。

19世紀、軍事工場として、軍の所有物になる。

出典:ウィキペディア、ヴァンセンヌ城 より引用

現地レポート

アクセス

ヴァンセンヌ城に最も近いメトロの出口です。

ヴァンセンヌ城に行くには、メトロ1号線を利用するのが最も簡単なアクセス方法です。

メトロ1号線の終着駅が、”Château de Vincennes“になるので、終点まで乗車していれば到着します。

メトロの構内です。

地下にあるメトロの通路には、ヴァンセンヌ城にまつわる写真や絵画などが展示されています。

メトロの構内です。

ヴァンセンヌ城にある教会についても紹介されています。

メトロの構内です。

帰りも始発なので、間違うことはありません。

メトロ1号線は、シャトレ駅やルーブル美術館、凱旋門など主要スポットを通りますので、大半の方が利用しやすい路線です。

メトロの出入り口です。

よくあるメトロの出入口ですが、パリらしい雰囲気です。

ヴァンセンヌ城の前の道路です。

地上に出たら、パリ通りを真っすぐ進みます。

入り口

ヴァンセンヌ城入り口です。

少し歩くと左手に、ヴァンセンヌ城の入り口が見えてきます。

こちらは北側になります。

Tour du Village(村の塔)“を呼ばれる入り口は、昔から正面玄関として使用されていて、当時のままの様相を残しています。

ヴァンセンヌ城全体図です。

ヴァンセンヌ城全体のマップが設置されています。

手前から入場する感じになります。

ヴァンセンヌ城の入り口です。

ヴァンセンヌ城に入るには、堀にかかった橋を渡ります。

なかなか風情がありますね。

ヴァンセンヌ城の堀です。

左側の堀。

全体的に少し手入れが必要な感じがします。

ヴァンセンヌ城の堀です。

こちらは右側。

改修工事が行われていました。

これだけの建物を維持管理していくのは大変そうです。

ヴァンセンヌ城の入り口です。

橋を真っすぐ進むのかと思ったのですが、入り口は、橋を渡る手前を左側に進みます。

ヴァンセンヌ城の入り口です。

短い桟橋を進みます。

高所恐怖症の私にとっては、この距離でも下を見ると怖いですね。

ヴァンセンヌ城の入り口です。

渡って左側が入り口になります。

こちらで荷物検査を受けて城内に入ります。

城内

城内の様子です。

城内に入ると遠くに教会が見えます。

左側の芝生の見える所には、昔、”カペー朝の館“と呼ばれる建物があったそうです。

ヴァンセンヌ城城内の様子です。

こちらは振り返った出入口方面。

Sainte-Chapelle de Vincennes サン・シャペル教会

Sainte-Chapelle de Vincennes サン・シャペル教会

1379年、シャルル5世により、”キリストの受難の遺物“を収容するために建設されました。

数々の石造りによる城を手掛けた建築家、”Raymond du Temple“による設計です。

Sainte-Chapelle de Vincennes サン・シャペル教会の正面の様子です。

高さはおよそ20メートル。

ゴシック様式になります。

Sainte-Chapelle de Vincennes サン・シャペル教会

シテ島の、サン・シャペル教会をモデルに作られました。

Sainte-Chapelle de Vincennes サン・シャペル教会

こちらは南側方面からみた教会。

Sainte-Chapelle de Vincennes サン・シャペル教会のファサードになります。

ファサードの完成は1480年、ルイ11世の時代になります。

井戸になります。

教会の手前には井戸もあります。

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教会内部

サン・シャペル教会の内部です。

1793年の革命時に、内部は破壊されてしまいました。

サン・シャペル教会の内部です。

現在は祭壇が残るだけとなっています。

サン・シャペル教会のステンドグラスです。

アンリ2世により製作された、ステンドグラス。

サン・シャペル教会のステンドグラスです。

聖ヨハネによる黙示録“を表しています。

サン・シャペル教会の出入り口です。

こちらは出入口方面の様子です。

サン・シャペル教会の薔薇窓です。

扉と、美しい内部の様子です。

サン・シャペル教会の薔薇窓です。

バラ窓も美しいですね。

サン・シャペル教会の天井です。

天井の様子です。

サン・シャペル教会の天井です。

アンリ2世の頭文字、(Henri II de France)”H“が描かれています。

ヴァンセンヌ城全体の模型です。

教会内には、ヴァンセンヌ城全体の模型が置いてありました。

Donjon de Vincennes ダンジョン・ドゥ・ヴァンセンヌ

Donjon de Vincennes ダンジョン・ドゥ・ヴァンセンヌ

教会の向かい側にそびえるのが、”ダンジョン・ドゥ・ヴァンセンヌ“になります。

正方形に作られたダンジョンは、4隅に小さい塔が作られています。

Donjon de Vincennes ダンジョン・ドゥ・ヴァンセンヌ

4つの小さい塔はそれぞれ、長い廊下によって繋がっています。

当時はここを歩いて、周囲を監視していました。

Donjon de Vincennes ダンジョン・ドゥ・ヴァンセンヌ

こちらが入り口になります。

人が集まっている所までは無料で入れますが、その先は有料になります。

Donjon de Vincennes ダンジョン・ドゥ・ヴァンセンヌの堀です。

入り口から右側の堀。

昔は水が貼られていたそうです。

ダンジョン・ドゥ・ヴァンセンヌの堀です。

こちらは左側になります。

パビリオン

パビリオンです。

こちらは離れがある南側。

王のパビリオンです。

1654年、ルイ14世が、建築家Louis Le Vauに作らせた2つのパビリオン。

右側が、王のパビリオン。

王妃のパビリオンです。

左側が王妃のパビリオン。

左右対称に作られています。

ギフトショップ

ギフトショップです。

ヴァンセンヌ城内にはギフトショップが併設されています。

入り口と、教会の間にある建物の中に入っています。

ギフトショップ入り口です。

入り口は少し小さいですね。

ギフトショップ内の様子です。

中は意外とスペースがあります。

奥にあるカウンターで、ダンジョンの入場チケットを購入することが出来ます。

ギフトショップ内の様子です。

紋章の付いたクッションなど、ヴァンセンヌ城にまつわるアイテムが豊富に並んでいます。

ギフトショップ内の様子です。

ちょっと高級そうなものも多数ありました。

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まとめ

ヴァンセンヌ城の様子です。

いかがでしたか。

駆け足でのご紹介となりましたが、城内の雰囲気はお伝え出来たと思います。

なお、今回ご紹介させて頂いた部分はすべて無料で見ることが出来ます。

ダンジョン内部まで見てみたい方は、ギフトショップでチケットを購入して訪れて見てください。

パリ中心部からメトロ1号線のみの利用で気軽に訪れることが出来るヴァンセンヌ城。

パリには他にも見どころが沢山あるので、初めての方や2回目の滞在位ではなかなか観光ルートに組み込みにくいですが、数回以上パリを訪れた方で、一通り有名観光スポットを見て周った方にはお勧めです。

ヴェルサイユ宮殿のような華やかさはありませんが、観光客も少ないので、のんびりと過ごすことが出来ると思います。

また暖かい季節であれば、ヴァンセンヌの森も合わせて散策してみてください。

きっと優雅な1日を過ごすことが出来ると思います。

今回も最後までお読み頂きありがとうございました。

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