ロサンゼルスで運転する際の19の注意事項 と 道路標識

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アメリカで運転するときには注意すべきことが幾つかあります。

それほど多くはないのですが、絶対に守らなくてはならないことは守っておかないと、思わぬ事故やトラブルのもとになりますので、十分に注意してください。

今回は、19の絶対に抑えておきたいルールと道路標識について詳しくご紹介させて頂きます。

特にこれから初めてロサンゼルスで運転する方は、しつこい位頭に叩き込んでおいてくださいね。

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アメリカでの運転 基本ルール

右側通行

日本の走行位置とは正反対になります。

最初は少し戸惑いますが、しばらく運転すると慣れてきます。

ただ日本のように中心線のない道路というのが少ないので、曲がった時に、逆走してしまうようなことはないと思います。

意外と怖いのが、実は帰国後で、日本の道路は中心線のない道路が多いので、ふとした時に逆側を走ってしまうことがありますのでご注意ください。

歩行者は絶対優先

意外とアメリカでの運転について書かれているブログでも触れられていないのですが、アメリカではとにかく歩行者が絶対優先です。

これは本当に絶対ですので、十二分に注意してください。

信号のない横断歩道は日本では、人が待っていても、ほとんどの車が止まらずに走っていってしまいます。

しかしアメリカでは歩行者がいるときは、絶対に止まってください。

(日本でも道路交通法上は停止しなくてはならないのですが、、、)

歩行者は車が止まるものと考えて、確認もせずに渡ってきます。

これは例え道路にあなた1台しか走行していなくても、絶対のルールです。

また、このルールは一般道だけでなく、ショッピングモールの駐車場などでも同様のルールが適用されます。

この場合は、たとえ横断歩道がなくてもです。

駐車位置に車を止めたドライバーが店舗に向かって道路を横断する雰囲気があるだけでも、必ず止まってください。

アメリカではどこであっても歩行者がいたら、必ず止まるという意識を常にもって運転してください。

譲り合い運転

これも他のブログ等で触れられることが少ないのですが、カリフォルニアで運転するときは譲り合いの精神をもって運転するということです。

一般的に知られている以上に、アメリカで運転する人の運転マナーは大変良いです。

日本と比べてしまうと雲泥の差です。

車線変更や合流等では、必ず道を譲ってください。

相手も譲ってくれるものだと思って運転しているので、日本のように、スペースを消して入れないようにするのはマナー違反です。

なお、車線変更などは、日本と違って、ウインカーを点けずに入ってくることが大変多いです。

隣の車線の車が、いつでも車線変更してくるんだという意識を常に持って運転してください。

(もちろん、あまりの強引な割込みの場合はクラクションで注意を促しましょう)

また道を譲ってもらった場合は、日本のような非常灯をつけて「ありがとう」とお知らせしなくても問題はありません。

基本的にお礼はいりませんが、無理に入ったり、無理に譲ってくれた場合は手を挙げてお礼を伝えるのがスムースです。

赤信号でも右折可能

これがかなり戸惑うルールの一つだと思います。

アメリカでは交差点で右折するときに赤信号であっても右折することが可能です。

もちろん、歩行者がいるときは歩行者が優先になりますが、歩行者がいなければ、迷わず右折してください。

なお、この時もウインカーを点けずに右折していく車が大変多いです。

但し、後ほどご説明しますが、「NO TURN ON RED」の表示がある交差点では、青以外の時は右折出来ませんので、十分にご注意ください。

駐車場は前向き駐車

駐車場のイメージ画像です。

実はこのルール、最近かなり変わってきています。

以前は駐車場が広いために、わざわざ日本のように後ろ向きで駐車する必要がなかったのです。

しかし、最近バックモニターが普及したことによって、アメリカでも後ろ向きに駐車する人が増えています。

但しまだ前向き駐車派の人の方が圧倒的に多いので、頭から駐車する感覚にも慣れておきましょう。

特に後ろに車がいるときは、あなたが前向き駐車をするものだと思って距離を近づけてくる場合がありますので、十分に注意してください。

緊急車両には道を譲る

救急車のイメージ画像です。

これは日本とほぼ同じですが、救急車やパトカーがサイレンを鳴らして走行している場合は、速やかに道を譲りましょう。

日本と大きく違うのは緊急車両が通過していくスピードが違います。

かなり飛ばして走行してきますので、サイレンが聞こえたら速やかに道路脇に寄るなどして、先行させてください。

特に日本のパトカーは少し一般の人に軽く見られがちな傾向がありますが、アメリカではその威力、権威は絶対です。

フリーウェイでも、平気で封鎖等しますので、十分に注意してください。

スマートフォンは禁止

車内でスマートフォンを操作しているイメージ画像です。

これも日本と同様のことですが、運転中のスマートフォンの通話、操作は禁止されています。

途中で道に迷ったり、目的地を探したりする場合は、必ず安全な所に車を一度止めてから、操作するようにしましょう。

アメリカでは日本のように検問をしているわけではなく、パトカーや白バイが巡回中に違反者を発見したら止められますので、注意してください。

なお、かなり大げさに、大事故が起きたように追いかけてくる場合もありますので、運転中は絶対にスマートフォンを操作するのは止めましょう。

速度、距離等マイル表示

アメリカでは、車のスピード表示もマイルで表示されています。

日本のキロで慣れていると最初は戸惑います。

「目的地まで3マイル」と言われてもなかなかピンと来なかったりします。

まぁこれだけは慣れなので仕方ないのですが、1マイル=1.6kmと覚えておいてください。

特にスピード違反で捕まったりしないためにもスピードには十分に気を付けてください。

昼間のライト点灯

車のライトが点灯しているイメージ画像です。

アメリカでは日中でもライトを点灯して走る車が多いです。

これも昔に比べれば減ってきた印象がありますが、車種に限らず点けて走る車が多いです。

レンタカーの車種によってはデフォルトで点灯になっている場合があります。

点けても点けなくてもどちらでも良いのですが、個人的には点けた方が良い感じがします。

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アメリカの道路標識

基本的に標識は、パッと見ただけで、意味が通じるように考えられていますが、中には日本では馴染みのない標識に出会うこともあります。

また、標識の意味が分かっても、それに対する対応が違う場合もありますので、実際の運転の際は、十分に注意してください。

以下、代表的な標識を記載しておきます。

ストップ一時停止:ほぼ日本と同じだと思います。道路標識進入禁止:特に下の WRONG WAY と一緒にあります。フリーウェイの出口などに見られます。
イールドゆずれ:合流の時などで、譲りなさいということ。道路標識進入禁止:間違った道ということ。
道路標識駐車禁止:日本と同じです。道路標識駐車禁止:どんな時も駐車禁止。ANY TIMEが曜日だったり、時間だったりします。
道路標識一方通行:矢印の方に向かって一方通行です。道路標識遅い車は右側を:フリーウェイなどでよく見られます。坂道などにあります。
道路標識右側車線は右折のみ:RIGHTがLEFTになっていたら、左側車線は左折のみ。道路標識ターン禁止
道路標識速度制限:書かれている数字の速度が最高速度です。道路標識赤信号停止:赤信号の時、矢印の場所で止まりなさい。
道路標識赤信号右折禁止:以前説明しましたが、この看板がある場所では青信号の時のみ、右折できます。ターンはすべて禁止です。道路標識Uターン禁止:アメリカでは結構Uターン出来る場所が多いので、この標識があります。
道路標識左折禁止:矢印が右なら右折禁止。道路標識右側車線終了:右側車線がまもなくなくなる場合に出てきます。
道路標識踏切あり:車社会のカリフォルニアであまり出会わないのですが、いくつかあります。道路標識スクールゾーン:歩道が描かれていないものもあります。徐行して注意して運転してください。
道路標識スクールバス停止:前方でスクールバスが停止します。そばに学校がありますの徐行して注意して運転して下さい。道路標識路肩工事中:WORKがついているものは何かの作業中です。

なんとなく理解は出来ると思います。

また、「踏み切り有り」の表示がある場所は、車社会のアメリカ、特にカリフォルニアではあまり出会わないです。

しかし、滞在ホテルのあるガーデナーには貨物用の踏み切りがあります。

滅多に踏み切りが閉まることはないのですが、一度だけ、閉まった時に出くわしたことがあります。

タイミングにもよりますが、とにかくゆっくり走っているので、数十分閉まったままの状態でした。

(故障等のトラブルがあったのかもしれませんが、)

もちろん、よく知っている道でしたので、すぐに迂回して行きました。

みなさんも踏み切りが閉まっている時に出くわしたら十分にご注意ください。

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フリーウェイでの注意事項

US101 フリーウェイの画像です。

アメリカで始めてフリーウェイを運転するときは幾つか注意すべき点があります。

平均速度が高い

日本の高速道路と比べると、平均的な速度が違います。

スピードに慣れている人には、むしろ運転しやすく感じるかもしれません。

普段日本で高速道路をあまり運転する機会のない人には、最初は怖く感じる場合があるかもしれません。

日本の平均的な高速道路よりも、10~20km位早い感じです。

追い越し車線は日本と逆の左側

特に特別なレーンがない限り、追い越すときは左側から追い越しましょう。

左ハンドルなので、追い越すときは特に問題はありません。

右側のレーンに戻るときがとても見にくいので、十分に注意してください。

フリーウェイの合流時に信号

一般道からフリーウェイに入るとき、信号のある合流があります。

この場合は、一度停止して、信号が青になったら進んでください。

信号が青で車1台が進む設定ですので、決して前の車に無理に近づいて進まないでください。

出口には2~3マイル先から右車線に

目的地の出口が近づいてきたら、2~3マイル前より右側車線に移動してください。

出口によっては大変混雑していて、あまりに近づきすぎると合流出来ない場合があります。

ウインカーを点けない車が多い

最初にお話ししましたが、アメリカではウインカーを点けずに、車線変更する車が大変多いです。

そして、その傾向はフリーウェイの方が多いと思います。

フリーウェイを運転中は隣を走っている車がいつ車線変更しても良い意識をもってください。

もちろん、あなたが車線変更するときは必ずウィンカーを点けてください。

車線が多い

日本の高速道路で車線の数は多くても3~4車線位ではないでしょうか。

アメリカのフリーウェイだと多いところだと片道7~8車線位ある所もあります。

通常でも5車線位は当たり前です。

目的地で降りるときに、追い越し車線を走っていると、出口までに5車線以上も車線変更をしなくてはならない場合があります。

最悪出れない場合も、、、。

運転の際は余裕をもって運転してください。

CARPOOLS(カープール)

カープールの画像です。

フリーウェイでこのような看板があったら、この車線は、2人以上乗っている車のみ走ることが出来るという意味です。

(また、最近は、テスラをはじめとする電気自動車も通行可能になっています。)

なかなか一人で出かける方は少ないとは思いますが。

一人でこの車線を走ると、罰金が科せられますのでご注意ください。

(400ドル位です)

また、この車線に入るときは、画像にあるように白線の場所から入ってください。

黄色い車線は車線変更禁止ですので注意してください。

万が一、黄色い線の場所から進入、または出てしまうと最悪の場合警察に捕まる可能性があります。

また、隣を走っている車も車線変更しないものと思って運転しているので、思わぬ事故の原因となる場合があります。

黄色い車線が続く場所では他の車線から、車が合流してくることはありません。

そのため、少し安心して走ることが可能です。

TOLL LANE

ca91 tolllaneの画像です。

ロサンゼルス周辺の高速道路はほとんどが無料で走れるフリーウェイです。

いくつかの場所ではTOLL LANEと表示された、有料道路になっています。

またこのTOLL LANEはキャッシュで払える場所はごくわずかの場所だけです。

基本的には走らないようにしましょう。

(日本で言うところのETCのようなものを搭載している車のみが通行可能)

間違ってこのレーンをレンタカーで通行してしまうと、日本に帰国後、アメリカから請求書が届きます。

その際は速やかに支払いの手続きをしましょう。

中心部ではCARPOOLSがTOLL LANEに変更されていたりして、TOLL LANEが増える傾向にあります。

渋滞

フリーウェイは場所や時間によって大渋滞します。

特にI405US101CA91I110I10などです。

それ以外の場所でも事故があれば、道路封鎖は当たり前ですので、思わぬ時間を取られることがあります。

何度か旅行に行くと、う回路が分かってきますが、最初のうちは無理せずそのまま進んで行きましょう。

渋滞中に気を付けて欲しいことがあります。

後方からバイクがスピードを出して走ってきます。

特にCARPOOLSを走っているときは、他の車線との距離があるために、あまり速度を落とさずに走ってきます。

渋滞だからと気を抜かずに、バイクが来たら左側に寄るようにしましょう。

なお、車を寄せるとバイクのライダーがピースサインをしてくれることがあります。

これは「Thank you」の意味になります。

警察に止められたら

警察には絶対に従う

注意して運転していても、うっかり違反を犯してしまうことがあります。

例えば、スピード違反、車線変更違反など、、、、。

万が一、違反をしてパトカーや白バイ等に停止を命じられたら、速やかに安全な場所を選んで、車を停止させましょう。

大きな音楽を聴きながら運転をしていると、サイレンが聞こえない場合があります。

後ろを走っている警察車両がランプを点灯、点滅させていたらあなたに対して止まれと言っていると思ってください。

そして、この時に十分に注意しなくてはならないのが、車を停止させたら、窓を開けて、両手をハンドルの上に置くことです。

日本の感覚で言うとつい車から降りてしまいそうになります。

アメリカでは車から降りて警察官の方へ向かってしまうと、最悪撃たれる可能性があります。

また、免許証等を取り出そうとするのも絶対にNGです。

ダッシュボードや自分のカバンを開けようとする行為は危険です。

警察官からみたら、銃を取り出そうとしていると、判断され、こちらも最悪撃たれる可能性があります。

少し、脅かすような記事になりましたが、カリフォルニアの警察官は基本的にとても優しいです。

それほど怖がるようなことはありません。

決められたルールに基づいて行動すれば特に怖い目に会うことはないでしょう。

実は、私もスピード違反で止められたことがあります。

それもいつも走っているフリーウェイでいつものように走っているときです。

車を停めた瞬間に、つい日本の感じで車から降りようとしてしまったのです。

頭ではわかっていても、突然その場に出くわすと無意識に行動してしまうことがあります。

降りた瞬間に警察官の対応でハッとして思い出しました。

すぐに車内に戻り事なきを得ました。

皆様もアメリカで運転する際は慣れて来ても初心を忘れずに運転してくださいね。

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まとめ

アメリカで運転する際に気を付けるべきことを書いてきましたが、大切なことは一言で言い表せます。

安全運転

とにかくアメリカは自動車社会なので、車が無ければ、何も出来ないと言ってもいいくらいの国です。

特にカリフォルニア、ロサンゼルス周辺は一般道からフリーウェイまで道幅も広く車線も多いです。

日本人が運転するにはとても運転しやすい環境だと思います。

ぜひ皆様も次回、カリフォルニアを訪れる際は、レンタカーを利用して一味違う旅を楽しんでください。

今回も最後までお読み頂きありがとうございました。

万が一事故やトラブルに遭遇した場合はこちらをご参照ください。

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コメント

  1. Shone より:

    とても親切で丁寧な記事をありがとうございます。参考にさせて頂きます。

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