ピカソ美術館 パリ 見どころと所要時間 混雑を避けるなら平日がお勧めの美術館

ピカソ美術館 パリ
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パリには沢山の美術館がありますが、その中でもお勧めしたいのがピカソ美術館

世界中の美術館の中でも、ピカソの作品が最大級展示されている美術館です。

今回はそんな魅力満載のピカソ美術館への行き方や営業時間、休館日などを詳しくご紹介させて頂きます。

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ピカソ美術館 Musée National Picasso

基本情報

ピカソ美術館 Musée National Picasso

住所:5 Rue de Thorigny, 75003 Paris, フランス

開館時間:火曜~金曜 10:30 am – 6 pm 土日 9:30 am – 6 pm

 シーズンによって開館時間が変更になることもあります。

 入館時間は5:15まで。

休館日:月曜日 12/25、1/1、5/1

最寄り駅:Saint-Paul 1番線、Saint-Sébastien-Froissart Chemin Vert 8番線

入場料

ピカソ美術館入り口

大人:14ユーロ (展示期間・内容によっては11ユーロになる場合があります。)

無料:18歳未満

予約料:1ユーロ

オーディオガイド

通常価格:5ユーロ

割引価格:4ユーロ(パリミュージアムパスを持っている場合など)

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美術館内ショップ THE SALES COUNTER

エントランス右手にブティックがあります。

ポストカードや本など、ピカソにまつわる商品を中心に販売されています。

こじんまりとしているので、アイテムは限られています。

Boutique Musée Picasso 

Boutique Musée Picasso

住所:4 Rue de Thorigny, 75003 Paris, フランス

営業時間:ピカソ美術館に準ずる

美術館内のショップで物足りない方は、ピカソ美術館の入り口と反対の場所に本格的なショップがあります。

こちらは様々なピカソに関連する商品を販売しているので、帰りに寄ってみることをお勧めします。

カフェ Le Café sur le toit

残念ながらこちらのカフェは閉店してしまったようですので、以下参考記事になりますのでご注意ください。
カフェ自体は違う形で営業しているようです。

「屋上カフェ」と名付けられたこのカフェは、ショップ横の階段を上がった場所にあります。

天然木と白い漆など、素材にこだわったセルフ式のカフェになります。

メニューはピカソにちなんで、スペイン式のメニューも豊富に用意されています。

割と良心的な値段設定になっていますので、お昼時や、おやつタイムに来場された時は、立ち寄って見るもの良いと思います。

天気の良い日にはテラス席もありますので、パリの昼下がりをオシャレに楽しんでみてはいかがでしょうか。

所要時間

建物の高さがあるため、それぞれの階はそれほど広くなくても意外と時間が必要になります。

また訪れる曜日、時間帯によっては混雑している場合もあり、1時間半から2時間ほどは欲しい所です。

個人的にはそれほどピカソに詳しくなく、傾倒している訳でもなかったのですが、1時間半位はかかりました。

ピカソのファンの方や、カフェでランチなどをされる方は2時間半位を目安に予定を組むのが良いかもしれません。

駆け足で回れば1時間で回ることも可能です。

ピカソ美術館の歴史と特徴

ピカソ美術館の入り口

歴史

1974年に HôtelSalé をピカソ美術館にすることが決定される。

1979年から1985年に建築家 Roland Simounet によって改装される。

1985年10月に開館。

詳しくはこちらでご覧いただけます。

出典 パリピカソ美術館 歴史

特徴

建物は地下1階から地上3階までの構造になっています。(日本式だと4階まで)

各フロアはこじんまりとした部屋に分かれていて、テーマ、時代ごとに作品が展示されています。

一番上の階には、ピカソの作品だけでなく、ピカソ自身がコレクションしていた、セザンヌやルノワールが展示されています。

ピカソ美術館館内

建物内部もとても見応えのある作りとなっています。

入館してすぐ階段を上っていくのですが、その天井の見事なこと。

やはりこういったデザインや彫刻は日本にはないものなので、つい見とれてしまいます。

上までくまなく歩くと結構な距離を歩く感じになりますので、歩きやすい恰好でお出掛けください。

ピカソ美術館 お勧め作品

基本的に展示されている作品はすべてお勧めですが、その中でも当サイトお勧めの作品をご紹介。

Paul en pierrot  ピエロ姿のポール

Paul en pierrot  ピエロ姿のポール

昔、美術の教科書等で見たことがある方も多いのではないでしょうか。

ポールが4歳の時に描いた作品です。

同時期にピカソはもう1枚ポールの作品を描いていますが、それ以降、ポールの作品は描かれていないようです。

いわゆる、ピカソの抽象的な作品ではありませんが、見事な描写力に感嘆させられます。

一般の方が、この作品の模写を描いていたりして、絵画の勉強をしている場面に出くわしたことが多々あります。

子供の表情や姿など参考になる部分がある作品なのだと思いながら鑑賞しました。

(描いている人は、みんな驚くくらい上手でした)

Woman Reading

Woman Reading

1935年に描かれたこちらの作品はシュールレアリスムを代表する作品です。

シュールレアリスムが得意でない方にも、このころの作品は十分に堪能出来るではないでしょうか。

色使いや構図はピカソならではの世界観を表していますので、鑑賞していると不思議な感覚にとらわれます。

膝をかかえるジャクリーヌ 1954

膝をかかえるジャクリーヌ 1954

ピカソの作品の中でも有名なこの作品は、ピカソの最後の女性、ジャクリーヌを描いた作品です。

端正な顔立ちと長い首が特徴のこちら作品は遠くを見つめるジャクリーヌの力強さを感じることが出来ます。

また背景の壁の色や、寄りかかる部分の直線の強さなど、作品自体がとても力強いものとなっています。

上にご紹介した2つの作品とは全く違う世界観を描いていて、それぞれ全く違う魅力を発しているのが凄いですね。

それでいて、どの作品にもエネルギーがあるので、何とも言えず圧倒される感じがします。

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まとめ

いかがでしたか?

ピカソの作品は紹介しだすと膨大な量となってしまうので、意外と他のサイトで紹介されていない有名な作品を取り上げて見ました。

一つ一つの作品を丹念に鑑賞してしまうと、あっという間に時間が経ってしまうのが美術館の魅力であり欠点でもありますね。

ピカソ美術館はパリの流行の発信地でもある、マレ地区にありますので、マレ地区に行く予定のある方には、ぜひ立ち寄って欲しいスポットです。

美術鑑賞だけではなく、カフェも併設していますので、ランチや休憩場所として利用してみるはいかかでしょうか?

ぜひあなたのお気に入りの作品を見つけてみてくださいね。

お勧めの作品があれば、ぜひお知らせください。

前回ご紹介した、ヴォージュ広場からも徒歩圏ですので、一緒に散策してみるのも良いかも知れません。

また、ピカソの作品を見るなら、オランジュリー美術館も外せないスポットです。

今回も最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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