“Passage Choiseul(パッサージ・ショワズール)“はパリ中心地、オペラ通りから数分の所にあるとてもアクセスの良いパッサージュです。
有名な観光スポットを一通り見たら、ぜひ訪れて欲しい場所です。
メイン通りのパリも素晴らしいですが、昔ながらのパリを味わうなら、パッサージュ散策は外せません。
パリが初めての方でも気軽に立ち寄れますので、ぜひ時間を作って訪れて見てください。
Passage パッサージュ とは
パッサージュとは、簡単に言うと、屋根付きの抜け道、商店街と言ったものになります。
パリで最初に出来たパッサージュは、1784年にパレロワイヤルの再開発時に出来たものと言われています。
詳しくはこちらをご覧ください。
パレロワイヤルのパッサージュが大好評を得たために、その後パリ市内、特に右岸に沢山のパッサージュが作られることになります。
1791年に出来た、”Passage Feydeau“がパレロワイヤル以外では最初のパッサージュと言われています。
19世紀には賑わいを見せたパッサージュも、百貨店等の影響により、そのほとんどが消滅し、現在では十数か所を残すのみと言われています。
Passage Choiseul パッサージ・ショワズール
基本情報
Passage Choiseul パッサージ・ショワズール
住所:6-8 Passage Choiseul, 75002 Paris, フランス
営業時間:月曜日~土曜日 08:00~20:00
最寄り駅:Quatre-Septembre メトロ3号線
現地の様子
1827年に建設された”Passage Choiseul“。
長さ190メートルのパッサージュはパリで最も長いパッサージュの一つです。
1970年代にケンゾーのお店が出店した頃は、大勢のお客様で賑わっていたとのことです。
Rue Saint-Augustin側の出入口です。
印象としては質素な感じでした。
少し遅い時間だったので、通路は閑散としていました。
ガラスの屋根が延々と続きます。
日中であれば日が差し込み、とても明るい雰囲気になります。
おしゃれな美容室、”Salon du Passage“。
評判の良いお店です。
サロン内もシンプルながらおしゃれにまとまっています。
営業しているお店はまばらでしたが、美容室や服飾系、雑貨系のお店など、日常利用出来そうなお店が多く出店している印象です。
美術関連、文房具関連を取り扱うお店、”Lavrut“。
1922年からこの地にある100年営業のお店です。
プロの方はもちろん、一般の方でも楽しめるお店です。
おしゃれなショップもあります。
プティ・シャン通りの出入口は道路工事中でした。
賑やかな通りですので、人の往来は結構あります。
少し歩くとオペラ通りに出ます。
オペラ座を遠くに見ることが出来ます。
まとめ
ご紹介させて頂いた、”Passage Choiseul(パッサージ・ショワズール)“はオペラ通りから簡単にアクセス出来ますので、ぜひお勧めしたい観光スポットです。
今回は少し遅い時間に訪れたために、かなりのお店が閉まっていましたが、日中であれば色んなお店が営業していますので、散策も十分に楽しめると思います。
また、雨の日などで、どこに出かけるか迷われた場合は、パッサージュ巡りがお勧めです。
傘をささずに散策が出来るのもパッサージュの魅力の一つです。
お時間のある方は、前回ご紹介させて頂いた、こちらのパッサージュも合わせて散策されると、さらに楽しみが広がると思います。
それぞれのパッサージュに個性があるので、それぞれの違いを感じて見るのも良いかもしれません。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
コメント