フランスで最も美しいと言われるスタニスラス広場。
その美しさはフランス国内だけにとどまらず、世界でも屈指の美しさと言われています。
今回はそんな魅力溢れる広場をご紹介させて頂きたいと思います。
- Place Stanislas スタニスラス広場
- 特徴
- Hôtel de ville 市庁舎
- Hôtel de la Reine
- Opéra national de Lorraine ロレーヌ国立歌劇場
- Pavillon Jacquet
- Musée des beaux-arts ナンシー美術館
- Basses faces
- Arc Héré
- Monument à Stanislas Leszczynski スタニスラス像
- Fontaine de Neptune ネプチューンの噴水
- Grilles 鉄格子
- Statue d’Emmanuel Héré エレ像
- Place de la Carrière カリエール広場
- Place d’Alliance アリアンス広場
- まとめ
Place Stanislas スタニスラス広場
Place Stanislas スタニスラス広場
住所:Pl. Stanislas, 54000 Nancy, フランス
特徴
ロレーヌ公スタニスラスにより、1751年から1755年にかけて造られた広場です。
設計は、”Emmanuel Héré“(1705-1763)が手がけました。
大きさは125メートル×106メートル、ここに、美術館、市庁舎、オペラ座などが建っています。
また6か所に金細工の美しいロココ様式の門があります。
1983年、スタニスラス広場と、カリエール広場、アリアンス広場の3つがまとめて、ユネスコの世界遺産に登録されました。
出典:ウィキペディア ナンシーのスタニスラス広場、カリエール広場、アリアンス広場より引用
Hôtel de ville 市庁舎
幅98メートルあり、広場で最も大きな建物です。
建物中央上部には時計があり、様々な装飾も施されています。
正面に向かって一番右側に、観光案内所があります。
ナンシー地方の名産品なども販売されていますので、ぜひ立ち寄ってみてください。
Hôtel de la Reine
市庁舎とオペラ座の間に建っています。
現在も、Nancy Gare Grand Hôtel de la Reineとして営業しています。
非常に評判の良いホテルですので、宿泊の予定がある方はぜひ泊まってみてください。
Opéra national de Lorraine ロレーヌ国立歌劇場
1919年からロレーヌ国立歌劇場として利用されています。
Pavillon Jacquet
現在は様々なお店がテナントとして入っていますが、レストランのCafé du Commerceは手ごろで美味しい料理を出しています。
Musée des beaux-arts ナンシー美術館
フランスで最も古い美術館の一つと言われています。
ナンシー美術館についてはこちらで詳しくご紹介させて頂いております。
Basses faces
こちらの写真では少し分かりにくいですが、2つの建物の間にエレ通りがあり、エレ門へと続いています。
現在は様々なお店が営業しています。
Arc Héré
戦争と平和をテーマに作られています。
エレ門の逆側からスタニスラス広場を望みます。
Monument à Stanislas Leszczynski スタニスラス像
広場の中央に鎮座するのが、スタニラス像。
元々はルイ15世の像が建っていましたが、革命時に破壊されました。
1831年に造られたスタニラス像は、左手に剣を持ち、右手は北の方向を指しています。
Fontaine de Neptune ネプチューンの噴水
スタニスラス広場から、ペピニエール公園方面へ向かう場所にネプチューンの噴水があります。
スタニスラス広場にはこの噴水も含めて6か所に金色の錬鉄製の門があります。
その中でも特にこのネプチューンの噴水は見ごたえのある作品です。
ロココ様式で造られた噴水は、スタニスラス広場の中でも最も最も見ごたえるのあるスポットです。
ギリシャ神話に登場する、ネプチューンとアンフィトリテをテーマに製作されています。
Grilles 鉄格子
Pavillon Jacquetとナンシー美術館の間にある門。
その先はスタニスラス通りになります。
Hôtel de la Reineとオペラ座の間にある門。
その先は、サン=カトリーヌ通りになります。
Hôtel de la Reineと市庁舎の間の門。
この先にナンシー大聖堂があります。
市庁舎とPavillon Jacquetの間にある門。
右手に観光案内所があります。
Statue d’Emmanuel Héré エレ像
スタニスラス広場の設計者、エレの像があります。
少し場所が分かりにくいので、以下の地図を参照してください。
Place de la Carrière カリエール広場
住所:4-6 Place de la Carrière, 54000 Nancy, フランス
スタニスラス広場からナンシー宮殿を結ぶ広場です。
カリエール広場の名前の由来は、元々、この場所で馬術の試合や、騎士の演習場であったことによるそうです。
Place d’Alliance アリアンス広場
住所:54000 Nancy, フランス
世界遺産に登録された際に、スタニスラス広場、カリエール広場、そしてこちらのアリアンス広場の3つ一緒に登録されました。
公園の中央に噴水があります。
暖かい季節にはのんびりと過ごすことの出来る公園です。
まとめ
いかがでしたか。
広場自体はそれほど大きくはないのですが、広場を取り囲む建物など、一つ一つが見どころでいっぱいです。
市庁舎の細かい装飾や、静かに佇むナンシー美術館、金色に彩られたネプチューンの噴水などゆっくり見ているとかなり時間を要してしまいます。
また、暖かい季節に訪れる方には、広場にあるCafé du Commerceでゆっくりとランチやカフェを楽しむのもお勧めです。
さらに、ナンシー宮殿やペピニエール公園など、周囲のスポットとも隣接しているので、様々なルートで散策を楽しむことも出来ます。
パリからTGVで1時間40分ほどで到着しますので、ぜひ皆様も1度訪れて見てはいかがでしょうか。
きっと満足のいく旅行になると思います。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
スタニスラス広場の魅力が少しでもお伝え出来ていれば幸いです。
パリからナンシーまでの日帰り旅行についてはこちらで詳しくご紹介させて頂いております。
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