星付きシェフが満を持して出店した、パン屋さんが、Saint-Augustinにある、Thierry Marx La Boulangerie。
大通りから少し入った場所にあるお店は、Thierry Marx氏の大きな看板ですぐにそれとわかります。
洗練されたデザインが目を引くお店は、内装にもこだわりをもって作られています。
観光地ではないですが、パン好きの方にはぜひ一度訪れて欲しいお店です。
Thierry Marx La Boulangerie
基本情報
Thierry Marx La Boulangerie ティエリー・マルクス・ラ・ブーランジェリー
住所:51 Rue de Laborde, 75008 Paris, フランス
営業時間: 月曜日~土曜日 07:30~20:00
定休日:日曜日
最寄り駅:Saint-Augustin 9号線
歴史
2016年にティエリー・マルクス氏がオープンしたブーランジェリー。
ティエリー・マルクス氏は、ロブションやタイユバンなどで修業し、1988年にミシュランの1つ星を獲得しました。
1991年には、2つ星を獲得し、2001年にパリ、マンダリンオリエンタルホテルにて、自身の名を冠したレストランをオープンしました。
現在ではフランスでもトップクラスに入る有名シェフになっています。
日本でも2017年9月24日に、東京銀座の、GINZA PLACEにビストロとレストランの2店をオープンしています。
特徴
外観は周囲の建物に溶け込んでいるのですが、黒い大きな看板が遠くからでも目立ちます。
ティエリー・マルクス氏の横顔を描いた店舗ロゴが目を引きます。
近代的でおしゃれな雰囲気です。
店内はスペースも広く、商品も見やすいです。
パン類もオープンケースに陳列されているので、普通のパン屋さんとはまた違う印象です。
ケーキ類も豊富に取り揃えてあります。
通常のパンやデザートだけでなく、テイクアウト可能な商品も多数販売されています。
バイクのシートをあしらった、おしゃれな椅子が並べられたイートインスペース。
十分な広さがあり、さきほどの商品をこちらで食べることも可能です。
マドレーヌも流石のクオリティ。
でもお値段はちょっとします。
他のお店ではあまり見かけないブリオッシュ。
お値段はしますが、美味しそうです。
今回購入したのは、クロワッサン。
どこのお店でも必ず購入する一品です。
サクッと、バターの味もしっかりしていて美味しかったです。
続いて高級マドレーヌ。
色合いと雰囲気が素敵です。
食べた感想は意外と普通でした。
そして先ほどのブリオッシュ。
こちらも食欲をそそります。
かなりハードな味を想像していましたが、食べて見るととてもシンプルで普通。
どちらかと言うと少し物足りない感じでした。
手提げ袋や、パンを入れる袋にもこだわりがありますね。
パッケージにここまでこだわっているパン屋さんはパリでも少ないと思います。
まとめ
全体的な評価は5段階で以下の通りです。
Thierry Marx La Boulangerie ティエリー・マルクス・ラ・ブーランジェリー
味:☆☆☆★★
外観:☆☆☆★★
内観:☆☆☆☆☆
価格:☆☆☆★★
スタッフ:☆☆☆★★
購入しやすさ:☆☆☆☆☆
場所:☆★★★★
という感じです。
味はとても普通です。
期待値が高かった分、そう感じてしまったのかも知れませんが、少し物足りない感じがしました。
もう少しメリハリが欲しいですね。
外観は現代的でシンプル。
ただ、店舗のロゴが少々しつこく感じてしまいます。
ガラスに貼られたロゴはなくても良かった気がします。
店内はとても広く、イートインスペースもしっかりしているので良かったです。
商品もとても見やすいので、何を購入するか選びやすいと思います。
価格は全体的に高めです。
ショッパーなどにこだわりがあるので致し方ないかもしれませんが、もう少し安いと良いと思います。
スタッフはごく普通。
可もなく不可もない感じです。
購入のしやすさは店内も広く、開放感があり、あまり混雑もしていないので購入しやすいと思います。
言葉が通じなくても指で指し示せば問題ないと思います。
場所は残念ながらアクセスが良くありません。
近隣に宿泊されている方は問題ないと思いますが、それ以外の方は、メトロかバスを利用しなくてはなりません。
また観光名所等もありませんので、こちらのお店に立ち寄る目的以外で来ることはない場所です。
日本にもお店がありますし、ミシュラン星付きシェフのブーランジェリーという話題性で立ち寄るには良いのかも知れません。
旅行中にお時間が出来た方はぜひ立ち寄って見てくださいね。
今回も最後までお読み頂きありがとうございました。
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