パリの歴史が息づくバスティーユ広場からほど近い場所に、ひときわ目を引く美しいブーランジェリーがあります。青いファサードに2人の天使が描かれた「Aux 2 Anges(オ・ドゥ・ザンジュ)」です。
ここは単におしゃれなだけでなく、2019年のパリ・バゲットコンクールで準優勝(第2位)を果たした超実力派。職人魂が宿るバゲットはもちろん、店内の天井に描かれた優雅な天使画や、宝石のように並ぶパティスリーの数々は、訪れる人すべてを幸せな気持ちにしてくれます。
マレ地区の散策ついでに立ち寄りたい、味・空間・雰囲気すべてがハイレベルな一軒。地元客が絶え間なく訪れるその人気の秘密と、おすすめのバゲットサンドやタルトの魅力を詳しくお届けします!
Aux 2 Anges オ・ドゥ・ザンジュ
住所
23 Rue Daval, 75011 Paris, フランス
営業時間
火曜日~日曜日:07:00~20:30
定休日
月曜日
最寄り駅
Bréguet – Sabin:5号線
Bastille:1,5,8号線
特徴
最新の店舗状況とコンクール背景
- バゲットコンクール2位の重み: パリのバゲットコンクールは、毎年数百軒が参加する非常に厳しい審査です。2019年の2位受賞以来、このお店は「いつ訪れても期待を裏切らない安定感のある名店」として定着しました。2024年、2025年、2026年と、5区や11区の周辺地域で新たな名店(Utopieなど)が台頭する中、依然として11区を代表するパン屋として名前が挙がります。
オーナーのこだわりと「天使」の由来
- 店名の意味: 「Aux 2 Anges(2人の天使)」という店名は、オーナーの職人としての情熱と、お客様に喜びを届けるメッセンジャーとしての思いが込められています。
- パティスリーへのこだわり: 多くのバゲット優勝店がパンに特化しがちな中、ここは「パティスリー(ケーキ)」の完成度も極めて高く、特に入賞歴もある「リンゴのタルト」や季節のフルーツを使ったタルトレットは、専門店を凌ぐ人気を誇ります。
外観

バスティーユ広場からほど近い、ダヴァル通りとサン・サバン通りの角にあります。人通りが多く、とても賑やかな場所にあるお店です。

外壁はブルー系で、テントにもこだわりがあり、建物の角の部分もおしゃれに仕上がっています。モダンでありながら、どこかクラッシックな雰囲気のあるとても素敵なお店です。人気のお店ですので、時間によっては外まで並んでいます。

店内入り口には、お店の名前でもある2人の天使が、Aux 2 Anges のロゴを挟んで出迎えてくれます。

ウィンドウには、2019年バゲットコンクールで2位を受賞した証があります。

入口側には、オシャレな店舗ロゴも一緒に貼られています。
店内

店内に入ってまず目につくのは、天井に描かれた天使の絵です。丸い枠に描かれた天使は、フランスの古いお城や教会を思い起こさせ、ちょっと優雅な雰囲気です。

入り口にはタルト系のケーキが沢山あります。どれも美味しそうです。

沢山の種類があるので、どれを購入すべきかかなり迷います。混雑時は、かなりのプレッシャーです。

メレンゲのパン?もかなりの存在感。どこのパン屋さんにもあるのですが、意外と甘くないので、大きくても食べてしまいます。

キッシュもあります。記事を書いているだけでも食べたくなりますね。

りんごを使ったパンも、パリでは豊富に揃っています。

とにかくメニューが豊富です。

レーズンやアーモンドが入ったロールパン。これも人気の商品です。

小さいパンは量り売りのものもあります。

本当にどれを購入したら良いのかかなり迷います。

やはりお勧めはバゲットサンド。トマトとチーズのが挟んであるのがお気に入りです。

定番のハムとチーズのシンプルなサンドも絶対に食べて欲しい商品です。

そして、今回購入したバゲットサンドはこちら。ドライトマトがいい感じです。

もちろんバゲットも購入しています。

りんごのタルトもとても美味しかったです。甘すぎず、しっかりとリンゴの美味しさを感じることが出来るタルトです。
評価
全体的な評価は5段階で以下の通りです。
Aux 2 Anges オ・ドゥ・ザンジュ
味:☆☆☆☆☆
外観:☆☆☆☆☆
内観:☆☆☆☆☆
価格:☆☆☆★★
スタッフ:☆☆☆☆★
購入しやすさ:☆☆☆☆★
場所:☆☆☆★★
という感じです。
味はとても美味しかったです。バゲットも、ケーキも問題なし。今後、他のパンやケーキを食べるのが楽しみです。
外観もとても素敵でした。事前にこのお店を知らなくても、ちょっと寄って見たくなる感じです。同様に内観も素敵です。天井の感じはもちろん、全体的に商品も見やすくレイアウトされています。
価格は、やや高め。高すぎることはありませんが、他のパン屋さんに比べると全体的に高めの設定になっています。
スタッフも忙しいので、評価の難しいところですが、ちょっと不愛想な感じのマダムが、アイコンタクトで上手くやり取りしてくれたので、もう少し空いている時間はもっと良いのかもしれません。
商品の購入もしやすいと思います。ここに限ったことではありませんが、混雑時は少しプレッシャーを感じると思います。
場所も少し微妙ですが、バスティーユ広場から簡単に歩いて行けます。マレ地区を散策するついでに立ち寄って見ても良いと思います。
まとめ
「Aux 2 Anges」は、パリの「今」を感じさせるモダンさと、伝統的な「職人技」が完璧に融合した素晴らしいお店でした。
来店前はあまり期待していなかったのですが、お店の雰囲気といい、メニューの量、商品の見た目、どれをとってもレベルの高いパン屋さんでした。
価格設定はやや高めですが、その一口を味わえば、クオリティの高さに納得するはず。パリを旅するなら、天使たちが出迎えてくれるこの場所で、本物のバゲット体験をぜひ楽しんでみてください。
2019年の9月には、現在のお店の隣に、Aux 2 Anges les gourmandises というお店がオープンしています。
今回も最後までお読み頂きありがとうございました。パリの最新パン屋ランキングを公開しています。ぜひ合わせてチェックしてくださいね。




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