パリで「最高のクロワッサン」を一口食べたいなら、今真っ先に向かうべきは5区にある「La Maison d’Isabelle(ラ・メゾン・ディザベル)」です。
このお店は、2018年にパリ最高のクロワッサン賞を受賞して世界中にその名を轟かせましたが、驚くべきことに2025年度の同コンクール(Concours du Meilleur Croissant au Beurre du Grand Paris)において、再び第1位に輝くという歴史的な快挙を成し遂げました!
名門「ピシャール」一族のDNAを受け継ぐジョフレ・ピシャール氏が焼き上げるのは、最高級パンプリ(Pamplie)AOPバターの香りが爆発する至高の1個。クロワッサンだけでなく、アップルタルトやエクレアでもコンクール上位を総なめにする、まさに「受賞常連」の実力派。現在、再びパリの頂点として行列が絶えない聖地の魅力を、余すことなくお届けします。
La Maison d’Isabelle メゾンディザベル
住所
47ter Boulevard Saint-Germain, 75005 Paris, フランス
営業時間
火曜日~土曜日:06:00~20:00
日曜日:06:00~18:00
定休日
月曜日
最寄り駅
Maubert – Mutualité:10号線
特徴
職人の血筋:ジョフレ・ピシャール(Geoffrey Pichard)氏
- 名門の継承者: 彼は、かつてパリ15区で絶大な人気を誇りながら惜しまれつつ閉店した「Maison Pichard(メゾン・ピシャール)」のフレデリック・ピシャール氏の息子です。父から受け継いだ伝統技術と、イザベル・ルデイ(Isabelle Leday)氏の経営センスが見事に融合し、今日の名声を築きました。
徹底した素材へのこだわり
- パンプリ(Pamplie)バター: シャラント=ポワトゥー地方のAOP(原産地名称保護)認定を受けた、最高級の「パンプリ(Pamplie)クリームリー」のバターを使用。このバターが、他店にはない独特の芳醇な香りとコクを生み出しています。
- オーガニックへのこだわり: 小麦粉は厳選された高品質なオーガニック小麦のみを使用しており、体にも優しいパン作りを徹底しています。
主要コンクール入賞履歴(最新含)
- 2025年:パリ最高のクロワッサン・コンクール 第1位(優勝)
- 2018年:パリ最高のクロワッサン・コンクール 第1位(優勝)
- 2022年:フランス版『VOGUE』選出「パリで食べるべきクロワッサン」
- アップルタルト(Tarte aux pommes)コンクール 第1位
- エクレア(Éclair)コンクール 第2位
- パリ・ベスト・ガレット・デ・ロワ 入賞
現在の最新状況
- 価格と行列: 以前は1ユーロという驚異的な価格でしたが、原材料の高騰により現在は1.20ユーロ〜1.40ユーロ前後に改定されています。それでも、パリ中心部の有名店としては圧倒的な安さを維持しています。
- 行列の捌き方: いつも行列ができていますが、スタッフの手際が非常に良いため、待ち時間はそれほど長くありません。「右から入って左へ抜ける」一方通行の導線を意識しておくとスムーズです。
- 混雑対策: 2025年の再優勝以降、メディアへの露出がさらに増え、行列は以前の1.5倍ほどになっています。狙い目は平日の早朝(6:00〜8:00)です。焼きたての熱々クロワッサンに出会える確率も高まります。
- モーベル市場とのハシゴ: 店舗の前にあるモーベル・ミュチュアリテ広場では、週に数回マルシェ(市場)が開催されます。マルシェを覗きながら焼きたてのパンを頬張るのが、最もパリらしい楽しみ方です。
外観

外観はシックで、間口が広く入りやすいお店です。クロワッサンコンクール優勝の看板がちょっと目立ちすぎな気がしますが、、、。

店舗前は、サンジェルマン大通りから、ちょうど広場のようになっているので、車や人の往来を気にせず立ち寄ることが出来ます。小さなマルシェをよくやっています。

クロワッサンだけでなく、Tarte aux pommes(アップルパイ)1位や、エクレア2位など、高い評価を受けています。
店内

店内は広く、解放感があり、商品も選びやすいと思います。店内に入るには、正面に向かって右側から入り、1周回って出てくる感じです。

美味しいパン屋のタルトは、本当に美味しいです。一度、このホールで購入してみたいです。

サンドイッチ類も充実しています。各種トロフィーも掲げられています。

人気のお店だけあって、次々とパンが焼かれています。

こちらが2018、クロワッサンコンクール優勝のクロワッサン。驚くべきはその価格。何かしらの賞を獲得すると値上げするお店が多い中、La Maison d’Isabelleは据え置きの何と1ユーロ。(撮影当時の価格です)
実食

噂にたがわず、本当に美味しいクロワッサンでした。美味しいクロワッサンに共通のサクッと感はもちろん、中がもちっとした感じで、ちょっと他にはない感じがしました。バターの風味はもちろん、しっかりバターを感じることが出来ます。

そして、Tarte aux pommes。こちらも食感も良く、とても美味しかったです。味だけでなく、見た感じもとても美味しそうに仕上がっています。

エクレアもきっちり仕上がっています。流石です。

2023年に購入したクロワッサンです。
評価
全体的な評価は5段階で以下の通りです。
La Maison d’Isabelle ラ・メゾンディザベル
味:☆☆☆☆☆
外観:☆☆☆★★
内観:☆☆☆★★
価格:☆☆☆☆☆
スタッフ:☆☆☆☆★
購入しやすさ:☆☆☆☆★
場所:☆☆☆☆★
という感じです。
味に関しては文句なしの☆5つ。クロワッサンはかなりレベルが高いのと、お値段が1ユーロ(初訪問時)いうのも驚くべきことです。1ユーロで食べられるクロワッサンの最高峰ではないでしょうか。ぜひ次回も、その他の商品も購入して、食べ比べてみたいと思います。(その後いつ訪れても、何度食べても変わらぬ美味しさです。)
外観、内観に関しては特に特徴的なものはありません。味で勝負という感じです。価格に関しては、パリのこの場所でこの価格は驚くべきものです。スタッフに関しては、あまり印象がありませんが手際よく対応して頂きました。
購入のしやすさは、売り場が広いので見やすく選びやすいと思います。但し、人気店の宿命で、混雑する時間帯は早めに購入する商品を決めておきましょう。
場所は比較的観光地からも近く、立ち寄りやすいと思います。メトロ10号線を使えば目の前ですので、アクセスは良いと思います。歩くことに抵抗がない方は、シテ島からも十分な徒歩圏です。
以前からよく知っているお店ですが、意外と訪れる機会がなく、今回初めて立ち寄ったのですが、クロワッサンは噂通りのクオリティでした。パリに来て、1度は美味しいクロワッサンが食べたいと思っている方に、真っ先にお勧めしたいお店です。
まとめ
「La Maison d’Isabelle」は、一度手にした栄光に甘んじることなく、再びパリNo.1に返り咲くという圧倒的な実力を見せつけてくれました。
パリには数多のパン屋がありますが、これほどまでに「数字(実績)」と「味」が一致し、人々に愛され続けるお店は他にありません。サンジェルマン大通りを歩くなら、焼きたての香りに誘われて迷わず行列に並んでください。
一口食べれば、なぜ彼らが再び「パリの王」に選ばれたのか、その答えがすぐにわかるはずです。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。パリの最新パン屋ランキングを公開しています。ぜひ合わせてチェックしてくださいね。




コメント