アレクサンドル3世橋 歴史ある セーヌ川で一番美しい橋 セーヌ左岸 世界遺産地区

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アレクサンドル3世橋 パリパリ

パリ、セーヌ川には沢山の橋が架かっていますが、その中で最も美しいと言われているのが、アレクサンドル3世橋です。

パリ万博に合わせて造られた橋は、様々な映画でも度々登場しているので、知らないうちに、一度は目にしているかもしれません。

また、夜景の美しさにも定評があり、シャンゼリゼ通りからアレクサンドル3世橋に向かうルートは夜景を楽しむのにもお勧めのコースです。

今回はそんな魅力たっぷりのアレクサンドル3世橋についてご紹介させて頂きます。

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アレクサンドル3世橋 Pont Alexandre III

基本情報

アレクサンドル3世橋 Pont Alexandre III

住所:Pont Alexandre III, 75008 Paris, フランス

営業時間:24時間

歴史と特徴

歴史

1900年、パリ万国博覧会に合わせて建設されました。

1896年に、ニコライ2世が橋の基礎石を築く。

1897年~1900年まで工事が行われた。

当時流行していた、ボザール様式とアールヌーボー様式の装飾が施された

この橋は、ロシア最後の皇帝、ニコライ2世から露仏友好の証として寄贈されました。

ニコライ2世の父である、アレクサンドル3世がフランスとの同盟を結んだために、その名を付けたと言われている。

特徴

アレクサンドル3世橋

アンヴァリッドの眺望を妨げないように、低く設計されています。

少し離れて見ると、そこに橋があるとは思わないように設計されています。

各方向に3車線(自動車2車線、歩道)両サイドにある歩道はとても広いので歩きやすいです。

シャンゼリゼ通りとアンヴァリッドを結ぶ全長154メートルの橋であり、セーヌ川にかかる橋の中でも最も美しいと言われています。

アレクサンドル3世橋

アレクサンドル3世橋の最も特徴的な所は、両サイドに4本の大きな柱があることです。

それぞれ約17メートルの高さがあり、柱の上に4つの金色の彫像が置かれています。

アレクサンドル3世橋

この彫像は、翼を持つ馬(ペガサス)と女神であり、芸術、農業、商業、戦争が表現されています。

豪華な装飾だけでなく、橋の安定性を保つための重しとしての役割もあるそうです。

アレクサンドル3世橋

右岸側の橋の金の彫像は、Emmanuel Frémiet (1824-1910) エマニュエル・フレミエの作品です。

エマニュエル・フレミエは動物の彫像を得意として、モンサンミッシェルの聖ミカエル像やオルセー美術館、パリ自然史博物館などにも作品が展示されているとても有名な彫刻家です。

アレクサンドル3世橋

左岸側の橋の金の彫像は、Pierre Granet(1842-1910)ピエール・グラネ、Clement Steiner(1853-1899)クレモン・ステイナーの作品です。

Pierre Granet

アンヴァリッド側から見て、右側の柱の金の彫像がピエール・グラネの作品。

クレモン・ステイナー

アンヴァリッド側から向かって左側の柱の金の彫像が、クレモン・ステイナーの作品です。

同じテーマですが、色々な彫刻家が作成しているところも、見どころの一つです。

the Nymphs of the Neva

橋の中央には、セーヌ川に面するように2つの銅像が飾られています。

上流側にある銅像が、the Nymphs of the Neva (ネヴァのニンフ)になります。

アレクサンドル3世橋

こちらは、ロシア サンクトペテルブルクの川に敬意を表して作られています。

もう一つ、下流側にある彫像は、the Nymphs of Seine (セーヌのニンフ) になります。

こちらは、セーヌ川に敬意を表して作られたと言われています。

アレクサンドル3世橋

橋に設置されている照明も、アレクサンドル3世橋の特徴の一つです。

短い間隔で、無数に配置されています。

アレクサンドル3世橋

照明の作りは、当時流行していたアールヌーボー様式。

植物の葉を取り入れたデザインが特徴的です。

アレクサンドル3世橋

当時は、鉄とガラスの時代と言われていて、橋の照明だけでなく、同時期に建てられたグランパレなどにもその特徴が表れています。

橋の入り口には、子供たちが率いるライオンの像が建てられています。

右岸側にある像は Georges Gardet(1863-1939)ジョルジュ・ガルデによる作品で、右岸の上流側が「シャルルマーニュ(カール大帝)時代」(8-9世紀)で、下流側が「近代」を表していると言われています。

左岸側にある像は Jules Dalou(1838-1902)ジュール・ダローの作品で、左岸の上流側が「ルネサンス時代」(16世紀)、下流側が「ルイ14世時代」(17-18世紀)を表していると言われています。

Jules Dalou

こちらのライオンがルネサンス時代、

Jules Dalou

こちらがルイ14世時代を表しています。

アレクサンドル3世橋 からのエッフェル塔

アレクサンドル3世橋から見るエッフェル塔はとても見ごたえがあります。

アレクサンドル3世橋

右岸の上流側にある柱とエッフェル塔

残念ながら、この日はまだ雲が出ていましたが、天気の良い日はとてもきれいに美しく撮影出来ます。

アレクサンドル3世橋

橋の中ほどから撮影。

視界を遮る高い建物がないのが、パリの魅力。

ぜひ、皆様もアレクサンドル3世橋で、素敵なエッフェル塔を撮影してみてくださいね。

まとめ

いかがでしたか?

アレクサンドル3世橋は、セーヌ川にかかる普通の豪華な橋だと思っていましたが、そこには歴史があり、沢山の芸術家の作品があちらこちらにちりばめられています。

バスなどで通り過ぎてしまえば、ものの数分しかかからない場所ですが、一つ一つ作品を眺めているとその歴史に思わず時間が経つのを忘れてしまうくらい楽しめます。

アレクサンドル3世橋

また、橋の脇からはセーヌ川沿いに降りることも出来ますので、散策にもとても適しています。

ぜひ、皆様もシャンゼリゼ通りから歩いて来れますので、観光ルートに取り入れて、セーヌ川で一番美しい橋をご覧になりに来てくださいね。

なお、ライトアップされたアレクサンドル3世橋もまた一段と素敵ですので、夜に出かけることが出来る方は立ち寄ってみてください。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

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