Le Centre Pompidou ポンピドゥー・センター 無料でパリ市内を一望出来る観光スポット

ポンピドゥー・センター パリ
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パリの中心部、パリの心臓と言える場所に、「ポンピドゥー・センター」は位置しています。

地上7階、地下3街建ての建物は、延床面積が103,305 m²になり、最も高い場所で45.5m(広場側)になります。

1階から3階までは、公共情報図書館になり、4階から6階までが国立近現代美術館になります。

0階にはチケット売り場などがあります。

「ポンピドゥー・センター」を訪れる主な目的は「国立近代美術館 」になると思いますが、もう一つの魅力が「パリを一望出来る眺望」です。

パリを一望出来るスポットは、パリ市内に幾つか存在しますが、中心地から見渡すことが出来るのは、「ポンピドゥー・センター」だけになります。

更に、眺望を楽しむだけであれば無料で利用することが出来ますので、ご興味のある方は、ぜひ参考にしてみてください。

ポンピドゥー・センターの改修工事が、当初は2023年末からの予定でしたが、パリ・オリンピックとの兼ね合い等もあり、2025年末からに延期されました。

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Le Centre Pompidou ポンピドゥー・センター

基本情報

Le Centre Pompidou ポンピドゥー・センター

住所:Place Georges-Pompidou, 75004 Paris, フランス

営業時間:11:00 ~ 21:00 (木曜日のみ23:00まで)

定休日:火曜日

入館料

常設展

一般:15€

割引:12€

常設展+企画展

一般:16~18€

割引:13~15€

18歳以下:無料

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所要時間

館内は大変広く、複数の展示室から構成されています。

ピカソやカンディンスキー、マティスなど一度は聞いたことがある有名画家の絵も多数展示されています。

足早に見ても、2時間ほど、ゆっくり鑑賞する場合は3~4時間ほどみておくと良いでしょう。

歴史

1969年、ジョルジュ・ポンピドゥー大統領により、近現代芸術の拠点となるような美術館を作る構想が発表される。

1977年、オープン。

1997年、大規模改修工事を行う。

2000年、再オープン。

2025年末から2030年頃まで全面改修工事を行うため、その期間は閉館される予定です。

外観

ポンピドゥー・センター 外観

建築家のレンゾ・ピアノとリチャード・ロジャースによって設計された「ポンピドゥー・センター」は、建設当初、パリの景観を損ねると多くの批判があったようです。

この写真は、サン=メリ通りから撮影したものになります。

ポンピドゥー・センター 入り口

入り口はこちらになります。

チケットを持っている方(パリ・ミュージアム・チケットなど)、持っていない方などで並ぶ場所が分かれています。

ポンピドゥー・センター 入り口

回転扉の先に、セキュリティーチェックがあります。

館内マップ

Le Centre Pompidou interactive-map

Le Centre Pompidou interactive-map

実際に一般の方が利用できるのは、地下1階から地上7階(フランス式)までになります。

Le Centre Pompidou interactive-map

Le Centre Pompidou interactive-map

美術館の入り口は5階になります。

Le Centre Pompidou interactive-map

Le Centre Pompidou interactive-map

5階を見たら、館内の階段を降りて4階の作品を鑑賞します。

エスカレーター

ポンピドゥー・センター エスカレーター

ポンピドゥー・センターを象徴する一つが建物正面にある「エスカレーター」になります。

ガラス張りのエレベーターは、上階に上がるに連れて、パリを一望することが出来ます。

ポンピドゥー・センター エスカレーター

美術館に行くには、5階まで上る必要があります。

ポンピドゥー・センター エスカレーター

6階まで行くと、このようなガラスの通路を歩くことが出来ます。

奥は企画展の会場になっています。

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眺望

ポンピドゥー・センター から見えるエッフェル塔

ポンピドゥー・センターの魅力の一つが、パリを一望出来る眺望です。

あいにくの天気でしたが、エッフェル塔を望むことが出来ました。

ポンピドゥー・センター から見えるサクレクール寺院

こちらはモンマルトルの丘にある、サクレクール寺院になります。

ポンピドゥー・センター から見えるモンパルナスタワー

少し分かりにくいですが、右手に「エッフェル塔」、真ん中左側に、「ノートルダム大聖堂」や「モンパルナスタワー」を望むことが出来ます。

館内

館内0階はフラットな、非常に広いスペースになっています。

写真の右側が入り口になります。

中央には案内カウンターがあります。

ホールの奥に、ギフトショップがあります。

一番奥の角には、チケット販売所とトイレがあります。

こちらのトイレは無料で使用することが出来ます。

エスカレーターを上がって、美術館に向かいます。

入り口と同じ側にある、一番手前の扉が出口になっています。

国立近代美術館

国立近代美術館 館内の様子

4階と5階の美術館の様子です。

通路や各ブースには椅子も用意されています。

国立近代美術館 館内の様子

スペースが十分に取られているので、作品をゆっくり鑑賞することが出来ます。

国立近代美術館のコレクションについては以下の記事で詳しくご紹介させて頂いております。

合わせてご参照ください。

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まとめ

パリの中心地にある「ポンピドゥー・センター」は、誰でも簡単にアクセス出来る場所にあります。

観光の主な目的は「国立近代美術館 」になると思いますが、お時間が取れない方は、エスカレーターを上がり、パリ市内を一望するだけでも十分に訪れる価値があると思います。

エッフェル塔や凱旋門に登るよりも、ほとんど並ばずにパリの一望を楽しむ事ができますので、ぜひ一度訪れてみてください。

今回も最後までお読み頂きありがとうございました。

ポンピドゥー・センーに展示されている作品については以下の記事で詳しくご紹介させて頂いております。

合わせてご参照ください。

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